| アリス ゲーム開発部 |
| ……? |
| アリス ゲーム開発部 |
| み、みんなが動かなくなってしまいました……! |
| アリス ゲーム開発部 |
| うわーん!まるでホラーゲームの導入みたいです……。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| あれ……? |
| アリス ゲーム開発部 |
| 空に、光が……? |
| アリス ゲーム開発部 |
| あ、アリス、怖いです。誰か助けてください! |
| ケイ |
| 落ち着いてください、王女よ。恐れることは何もありません。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| ケイは無事なんですね!いったい何がどうなっているんですか……? |
| ケイ |
| 先ほど、大量のエネルギーが発射されました。 |
| ケイ |
| これは「名もなき神」の力そのものです。周辺に力場が形成されています。 |
| ケイ |
| 現在の技術では完全に解釈できない力によって、電子機器が停止しました。 |
| ケイ |
| 空に見えるオーロラのような光の群れも、王女と私にだけ見える「名もなき神」の力の構造です。 |
| ケイ |
| この状況は、私と王女にとって好都合です。このエネルギーが満ちている環境下では、何だってできますから。 |
| ケイ |
| 例えば、このように一時的な意識の接続を行うことだって―― |
| ケイ |
| ほら、他の皆さんが止まって見えるでしょう? |
| アリス ゲーム開発部 |
| ……。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| なるほど! |
| ケイ |
| ……王女よ、本当に理解していますか? |
| アリス ゲーム開発部 |
| はい!分かりません! |
| ケイ |
| ええと……。 |
| ケイ |
| 王女が分かるように例えるなら……。 |
| ケイ |
| ここは現在、膨大な魔力に満ちています。 |
| ケイ |
| 私たち専用のマジックポイントが溢れていると思ってください。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 完全に理解しました! |
| ケイ |
| 良かったです、王女。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| ケイ……その呼び方は、寂しいです。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| アリスはケイと同じ場所に立っていたいです。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 隣に並んで、手を繋いで。どこまでも一緒に歩いていきたいです。 |
| ケイ |
| はい。だからこそです、王女よ。 |
| ケイ |
| おそらく、あなたを王女と呼ぶ最後の機会になると思いますから。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| それは、どういう意味ですか……? |
| ケイ |
| ……。 |
| ケイ |
| 運命について話しましょう。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 運命、ですか……? |
| ケイ |
| 生まれながらにして、人の未来は定まっていると言われています。 |
| ケイ |
| どうしたって、最後は収束してしまう、と。 |
| ケイ |
| 「勇者の血筋」と言えば分かりやすいでしょうか。 |
| ケイ |
| 運命は遺伝子が左右する、という考えがあるように。 |
| ケイ |
| どうしても覆せないものは、往々にして存在します。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| ここは……! |
| ケイ |
| 要塞都市「エリドゥ」。終焉に備えて用意したリオの秘密都市。 |
| ケイ |
| 私たちの運命が逆転した場所でもあります。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| ……。 |
| ケイ |
| 私たちの運命とは、何だったのでしょうか。 |
| ケイ |
| あなたは王女でした。そして、私はあなたの侍女でした。 |
| ケイ |
| おそらく、それは運命で決まっていたのです。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| でも、アリスは……。 |
| ケイ |
| はい、分かっています。 |
| ケイ |
| 私が目を覚ました時、本当に大事なのは選択だと……。 |
| ケイ |
| あなた、が……。 |
| ケイ |
| ……待ってください、これは? |
| みんな、ちょっと待って。 |
| ケイ |
| いえ、違います。そんなはずがありません……! |
| アリスの言葉を、最後まで聞こう。 |
| ケイ |
| 最初に思い出した言葉が、まさか……! |
| 君がなりたい存在は |
| ケイ |
| !!!!! |
| 君が決めていいんだよ |
| ケイ |
| ダメです、こんなはずじゃ……。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| ケイ、どうしたんですか!? |
| ケイ |
| ええと……。 |
| ケイ |
| 意識を取り戻した私は、王女の存在を最初に浮かべました。 |
| ケイ |
| 王女の存在は、それだけ大きいからです。 |
| ケイ |
| 常に私の中心にいましたから。そう思っていたのに……。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 思っていたのに? |
| ケイ |
| ……思い出したのは、先生の言葉でした。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 当然です、先生は先生ですから! |
| ケイ |
| うわああああああああ! |
| アリス ゲーム開発部 |
| 良かったです。ケイにとっても、先生は大切な存在なんですね。 |
| ケイ |
| あり得ません、どうして!私は絶対に認めません! |
| ケイ |
| くっ……なぜこのような理不尽が待ち受けているのでしょうか! |
| アリス ゲーム開発部 |
| あまり怒らないでほしいです、先生は……。 |
| ケイ |
| いいえ、私は怒ります! |
| ケイ |
| ……何があろうと、王女は壁を乗り越えるでしょう。 |
| ケイ |
| 皆さんと共に、勇者として笑顔で。 |
| ケイ |
| でも、私は違います。 |
| ケイ |
| 全ての不条理に、最後まで抗います! |
| ケイ |
| 泥水を啜ることになろうとも屈しません!人生とは戦いだからです! |
| ケイ |
| それに、一人くらい文句を言ったっていいでしょう……!? |
| ケイ |
| ……この姿を見てくださいよ! |
| ケイ |
| これには怒ったって良いでしょう! |
| アリス ゲーム開発部 |
| どんな姿でも、ケイはケイです! |
| ケイ |
| 私が嫌なんです! |
| アリス ゲーム開発部 |
| う、うわーん! |
| ケイ |
| ふぅ、ふぅ……はあ。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| アリスは、ケイと一緒にいられて、とても嬉しいです。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| それに、こうして助け合えるようにもなりました。 |
| ケイ |
| ……。 |
| ケイ |
| と、とにかく。 |
| ケイ |
| ……時々思うのです。 |
| ケイ |
| 運命通りの未来で、王女はどのような姿をしていたのか――私はどんな姿をしていたのか。 |
| ケイ |
| いくつもの可能性があったはずです。 |
| ケイ |
| きっと、空の光を超える可能性だって。 |
| ケイ |
| ……どこかには、こんな結末もあったでしょう。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| あ、アリスはそんな可能性なんていりません! |
| アリス ゲーム開発部 |
| みんなと過ごした思い出をなかったことにしたくないです。 |
| ケイ |
| ……はい、分かっています。 |
| ケイ |
| なぜなら、あなたは勇者ですから。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| ……勇者が何か知っているのですか、ケイ? |
| ケイ |
| いえ、正直深く理解しているわけではありません……。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 勇者とは何でもできる職業だと言われています。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| でも、実はそうじゃありません。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 力では戦士のほうが、魔法では魔法使いのほうが上です。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 素早さは盗賊のほうが、回復では僧侶のほうが上です。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 当然、商人ほど交渉上手でもありません。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 一人では何もできないのが、勇者という職業です。 |
| ケイ |
| それなら、どうして勇者に……? |
| アリス ゲーム開発部 |
| みんなと一緒に進む職業だからです。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| ……みんなの手を握って繋ぎ止める存在だからです。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 一人の力では届かない場所にも、みんなと一緒なら進めます。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 勇者とは、みんなよりも一歩前に進み……。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 勇気を出して、道を切り開く役割に過ぎません。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| だから、ケイ……ずっとアリスと一緒にいてください。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 同じ道で、同じ空を眺めながら。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| ……これが、アリスのお願いです。 |
| ケイ |
| ありがとうございます、王女よ。 |
| ケイ |
| そのために、あなたを導く存在として最後の仕事を行うのです。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| それは……どういう? |
| ケイ |
| 侍女の役割とは―― |
| ケイ |
| あなたのすぐそばに付き従って道を案内し……。 |
| ケイ |
| 世の中の歩き方を教える者。 |
| ケイ |
| ……時に間違いを正すために、小言をこぼす日もあるかもしれません。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| うわーん、最後のはちょっと嫌です……。 |
| ケイ |
| あなたの起源は、名もなき神々の王女です。 |
| ケイ |
| たとえ運命を放棄したとしても、本質は変わりません。 |
| ケイ |
| あなたが王女であったように、そして私が侍女であったように。 |
| ケイ |
| この光景が、その証です。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 証、ですか? |
| ケイ |
| 空を見てください、王女よ。 |
| ケイ |
| 無数の光は、とても美しく見えるでしょう? |
| ケイ |
| これら全て―― |
| ケイ |
| あなたの可能性の一つでした。 |
| ケイ |
| そして今、この光はあなたの力となってくれます。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| ……! |
| ケイ |
| あの「チビっ子」たちは、私たちの存在に気づけないでしょう。私が妨害していますから。 |
| ケイ |
| 彼女たちは「名もなき神」の力を使いこなせていません。 |
| ケイ |
| 恐れないでください、王女よ。取り戻すだけです。 |
| ケイ |
| 胸を張って、堂々と世界に宣言してください。 |
| ケイ |
| 自分こそがその主であり――正当な承継者であると。 |
| ケイ |
| 力をどう使うかは、あなたの自由です。 |
| ケイ |
| 勇者として道を切り開くために使うも、この世界を正すために使うも。 |
| ケイ |
| それを止める神は、もう存在しません。 |
| ケイ |
| あなたの意思に私は従います。 |
| ケイ |
| 私の運命は、いつだってあなたと共にあるのです。 |
| ケイ |
| ……ここで今、最後の責務を果たします。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| ケイ……! |
| ケイ |
| すでにお気づきかとは思いますが――時間の概念は、本来存在しないもの。 |
| ケイ |
| 物質も同じです。存在するのは、非常に小さな粒子の向こうにある、無限に近い空間だけ。 |
| ケイ |
| それは観測者の座標によって、過去と現在と未来がいかようにも変化し、時には同時に存在するでしょう。 |
| ケイ |
| そして、私たちは星を越えて可能性を見つけた後、次の可能性に手を伸ばすのです。 |
| ケイ |
| さあ、少しの間――目を閉じてください。 |
| 私の大切な |
| アリスよ |
| モモイ ゲーム開発部 |
| 二人ともぼーっとして、どうしたの? |
| アリス ゲーム開発部 |
| ……そうだったんですね。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| モモイ、アリスたちはどれくらいぼーっとしていましたか? |
| モモイ ゲーム開発部 |
| うーん、二秒くらいじゃないかな? |
| アリス ゲーム開発部 |
| こういうことなのですね、ケイ。 |
| ケイ |
| ――はい、アリス。 |
| モモイ ゲーム開発部 |
| ……? |
| ユズ ゲーム開発部 |
| アリスちゃん、ケイちゃん……大丈夫? |
| アリス ゲーム開発部 |
| はい、アリスもケイも大丈夫です。リオ先輩、今の状況を教えてください。 |
| リオ セミナー |
| ……全ての電子機器が完全に動作を停止しているわ。 |
| ヒマリ 特異現象捜査部 |
| 輸送船は後方に待機させているので無事かもしれませんが……遠隔操作ができないので、今は呼び寄せることもできません。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 大丈夫です。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| ――アリスが、道を照らします。 |
| ヒマリ 特異現象捜査部 |
| ……? |
| リオ セミナー |
| 何か打開策があるのかしら? |
| アリス ゲーム開発部 |
| うまく説明はできませんが、アリスとケイを信じてください。 |
| [s] "いつもアリスを信じてるよ。" |
| アリス ゲーム開発部 |
| ありがとうございます、先生。おかげで、アリスも勇気が出ました。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| ケイ。 |
| ケイ |
| はい、アリス。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| お願いしても良いですか? |
| ケイ |
| もちろんです。 |
| ケイ |
| ここには「名もなき神」の力のエネルギーが満ちています。 |
| リオ セミナー |
| ……! |
| ケイ |
| だから、私たちはこの場に拘束されていたのです。電波の観測範囲外にいるため、電子機器が止まっているのはそれが理由です。 |
| ヒマリ 特異現象捜査部 |
| そうだったのですね……! |
| エイミ 特異現象捜査部 |
| 分かったところでどうすれば……? |
| ケイ |
| 簡単です、敵が力場を作ったのなら―― |
| ケイ |
| それを利用しない手はありません。 |
| トキ C&C |
| 可能なんですか? |
| ケイ |
| もちろんです。 |
| ケイ |
| 私とアリスがいれば―― |
| アリス ゲーム開発部 |
| はい、ここからはケイとアリスのターンです! |
| ケイ |
| アリス、空を――見えていますか? |
| アリス ゲーム開発部 |
| 見えます、ケイ!こうなっていたんですね! |
| アリス ゲーム開発部 |
| アリスが見ている景色を、先生にも見せたいくらいです! |
| ケイ |
| 出力は私が調整します。 |
| ケイ |
| アリスは力の本当の持ち主が誰なのか、証明すれば良いだけです。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 分かりました!行きます、ケイ! |
| 光よ────!!!!! |
| [000000]光よ────!!!!! |
| (アリスの「光の剣」は、文字通り夜空を真っ二つに割った) |
| (目を開けていられないほど明るい閃光が空を彩り……) |
| モモイ ゲーム開発部 |
| あれは……? |
| ミドリ ゲーム開発部 |
| オーロラじゃない……? |
| ユズ ゲーム開発部 |
| ……きれい。 |
| ヒマリ 特異現象捜査部 |
| 緯度を考えればあり得ないわけではありません。ですが、これは……。 |
| エイミ 特異現象捜査部 |
| 部長、機器が……! |
| トキ C&C |
| 正常に動作しています……なぜ……? |
| リオ セミナー |
| ……。 |
| リオ セミナー |
| あなたのおかげなのね、アリス。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| はい、アリスは勇者ですから。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 勇者は――みんなと一緒に、道を切り開く職業ですので。 |
| [s1] "オーロラ、きれいだね。"[s2] "でも、どうしてオーロラができたんだろう?" |
| アリス ゲーム開発部 |
| アリスは知っています、先生。 |
| [s] "本当に?" |
| アリス ゲーム開発部 |
| それは、あの光が……。 |
| アリス ゲーム開発部 |
| 私たちの可能性だからです。 |
| ソフ |
| ちょっと!何がどうなってるの!? |
| アイン |
| き、緊急事態です!現場の力場が……完全に、崩壊しました! |
| アイン |
| そ、それどころか、ドローンが……フライホイールちゃんが……! |
| アイン |
| うわーーーん! |
| ソフ |
| な、泣かないで、アイン!私たちが……その、何だ……復讐してあげるから! |
| オウル |
| それどころか、もっと面白い……いえ、困ったことがあります。ログを分析したところ……。 |
| オウル |
| 力場を維持していた「禁じられた力」が、どこかに吸い込まれたように消えて―― |
| オウル |
| その後、強力なエネルギーがドローンを一撃で撃墜しています。 |
| ソフ |
| え!?あの人たちの中に「禁じられた力」を自在に使える誰かがいるってこと? |
| ソフ |
| でも、誰が……?可能性があるのは、調月リオ、明星ヒマリ、飛鳥馬トキくらいだと思うけど。 |
| ソフ |
| それ以外は、検討の対象にもならないんだよ!? |
| オウル |
| 噴出されたエネルギー量も、通常では考えられないレベルです。 |
| オウル |
| 現場上空の電離層が一時的に割れたほどですから。 |
| オウル |
| その結果、オーロラが生成されました。これは目視で確認できると思います。 |
| アイン |
| オーロラ、ですか……?きれいでしょうね……えへへ。 |
| ソフ |
| あ、うん……綺麗だね。 |
| ソフ |
| まず確かめないと。あの人たちの中に、私たちの知らない変数がある。 |
| ソフ |
| それも「禁じられた力」を自在に使えて、磁場を乱せるくらい強力なエネルギーを出せる変数が。 |
| アイン |
| それって……何でしょう、ね……? |
| オウル |
| 私たちが把握している範疇で、こんな力を放出できるものはありません。しかし実際に起きたのなら、認めるよりほかありません。 |
| オウル |
| それでもまだ、お姉様には秘密にした方が良いとは思いますが。 |
| ソフ |
| そうだね。 |
| アイン |
| はい、分かりました……。 |
| アイン |
| で、でも、あの大人……先生が、このまま進み続けるなら……。 |
| ソフ |
| ……。 |
| オウル |
| ……。 |
| アイン |
| ティ、ティファちゃん、大丈夫、でしょうか……? |
| ソフ |
| とりあえず、対応レベルを上げよう。今までみたいに考えるのはまずそう。 |
| オウル |
| 賛成です。すべての可能性を想定しておくに越したことはありませんからね。 |
| アイン |
| ティ、ティファちゃんには、私が連絡します……でもティファちゃんは、基本的にオウルが……。 |
| オウル |
| そうですね。ティファレトの管理は私の役目です。では、対応レベルを上げようというソフの意見を受け入れて……! |
| オウル |
| ……預言者たちの真髄を、見せて差し上げましょう! |
| アイン |
| か、格好良いです、オウル! |
| ソフ |
| (……なんだろう、不安が消えない) |
| ソフ |
| (これではダメなのかもしれない……) |
| ソフ |
| (万が一の可能性も……) |
| ソフ |
| (その時は、お姉様に……) |