データ
No. | 種類 | 属性 | レアリティ | ILLUSTRATION |
---|---|---|---|---|
029 | BOOST | 火 | N | 金澤 浩隆 |
メロスの冠 | ||||
---|---|---|---|---|
AT | 0 | 範囲 | EX | |
DF | 10 | II~III | ||
使用条件 | ||||
コンビネーション 発生率が上がる |
解説
- パワーバーストは時に決定的なダメージとなりうる一方、対人戦では発生率が低いため、採用の余地が全く無いとは言えない。
- 使用する場合は、ユグドラシルなどの行動済みにならない効果と併用すると活かしやすい。
- また、テンションドラムはバースト時に半減されないため、テンションUP系との相性が良い。
- ただし、目に見えて発生率が上がるというわけではなく、仕事をしない事も多いため、半ばネタ扱いされている。
コメント
- メロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐なテンションUP系を除かなければならぬと決意した。 -- 2014-04-13 (日) 00:08:56
- メロスには行動順の法則がわからぬ。メロスは、脳筋ストレージ使いである。ネクロマンサーを振るい、ライフスティールとソウルペインで暮らしてきた。 -- 2014-04-13 (日) 00:14:54
- メロスは、単純な男であった。脳筋ストレージを、セットしたままで、のそのそwi-fiにログインして行った。たちまち彼は、常連にフルボッコにされた。晒されたストレージからは「メロスの冠」が出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。メロスは王の前に引き出された。 -- 2014-04-13 (日) 00:35:56
- 「このMYSTICKERで何をするつもりであったか。言え!」暴君ディオニスは静かに、けれど威厳を以て問い詰めた。 -- 2014-04-13 (日) 00:43:06
- 「対戦ルームをメタ環境から救うのだ。」とメロスは悪びれずに答えた。 -- 2014-04-13 (日) 00:46:02
- 「お前がか?」王は、憫笑した。「仕方のないやつじゃ。ソフト10本買って友達に配り歩いてから言うがよい」 -- 2014-04-13 (日) 00:50:12
- 「ああ、王は悧功(りこう)だ。自惚れているがよい。ただ――」と言いかけて、メロスは足もとに視線を落とした。「もうすぐwi-fiコネクションのサービスが終了します。処刑までに一ヶ月の日限を与えて下さい。一ヶ月のうちに私はブレイザードライブを村で布教し、必ず、ここへ帰って来ます。」 -- 2014-04-13 (日) 22:50:02
- 「ばかな。」と暴君は低く笑った。「私は約束を守ります。」メロスは必死で言い張った。 -- 2014-04-13 (日) 22:52:04
- ↑先生怒らないから誰がやったのか目をつぶって手をあげなさいw -- 2014-04-14 (月) 00:56:55
- 「よろしい、この市にセリヌンティウスという石工がいます。私の無二の友人だ。あれを人質としてここに置いておこう。私が帰って来なかったら、あの友人を絞め殺して下さい。」 -- 続けますよ? 2014-04-14 (月) 01:04:23
- 「はは。いのちが大事だったら、おくれて来い。おまえを永遠にゆるしてやろう。おまえの心は、わかっているぞ。」メロスは口惜しく、地団駄踏んだ。 -- 2014-04-14 (月) 01:10:37
- メロスはその夜、一睡もせず急ぎに急いで、村に到着した。新婚の妹夫婦、宴席に集まった村人どもに、ソフトを勧めた。皆、DSとは思えぬグラフィックに溜息を漏らした。メロスは、一生このままここにいたいと思った。 -- 2014-04-14 (月) 03:01:48
- 「フィロストラトスでございます。もう、駄目でございます。むだでございます。布教するのは、やめて下さい。もう、ブレドラで対戦をすることは出来ません。」 -- 別人だけど? 2014-04-18 (金) 23:49:04
- 「いや、まだWi-Fiコネクションは終了せぬ。」 -- 2014-04-18 (金) 23:49:33
- 「やめて下さい。布教するのは、やめて下さい。いまは新作を売ることが大事です。あの方は、あなたを信じて居りました。発売直後にワゴンで投売りされても、平気でいました。王様が、さんざん無駄に力の入ったアニメーションをからかっても、ブレドラは名作です、とだけ答え、強い信念を持ちつづけている様子でございました。」 -- 2014-04-18 (金) 23:51:01
- 「それだから、布教するのだ。信じられているから布教するのだ。次回作が出る、出ないは問題でないのだ。セガの経営も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。ついて来い!フィロストラトス。」 -- 2014-04-18 (金) 23:51:24
- 「ああ、あなたは気が狂ったか。それでは、うんと布教するがいい。ひょっとしたら、アニメ化もありえぬではない。布教するがいい。」 -- 2014-04-18 (金) 23:51:40
- 言うにや及ぶ。まだWi-Fiコネクションは終了せぬ。最後の死力を尽して、メロスは布教した。メロスの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて布教した。 -- 2014-04-18 (金) 23:51:59
- 「セリヌンティウス。」メロスは眼に涙を浮かべて言った。 「僕を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若し私を殴ってくれなかったら、私は君と対戦する資格さえ無いのだ。」セリヌンティウスは、すべてを察した様子で首肯き、音高くメロスの右頬を殴った。殴ってから優しく微笑み、 -- 最初の者です? 2014-04-26 (土) 18:46:40
- 「メロス、私を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れて、はじめてブレドラの底力を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」 -- 2014-04-26 (土) 18:47:00
- メロスは腕に唸りをつけてセリヌンティウスの頬を殴った。「ありがとう、友よ。」二人同時に言い、ひしと抱き合い、それから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。 -- 2014-04-26 (土) 18:47:11
- それはどんなパワーバーストよりも美しい、友情を確かめ合う行為だった。 -- 2014-04-26 (土) 18:47:22
- 暴君ディオニスは、やがて静かに二人に近づいた。「おまえらの望みは叶ったぞ。おまえらは、時代の流れに勝ったのだ。ブレドラの繁栄とは、決して空虚な妄想ではなかった。どうか、わしをもフレンドに入れてくれまいか。どうか、わしの願いを聞き入れて、ブレイザーの一人にしてほしい。」 -- 2014-04-26 (土) 18:47:35
- どっと群衆の間に、歓声が起った。 「そうだ、ワイヤレス対戦だ。ワイヤレス対戦が残っている。」こうしてシラクスの市には、毎日ブレイズアウトの掛け声が絶えない、永久の平和が訪れたのである。 完 -- 2014-04-26 (土) 18:47:43
- 草 -- 2017-04-07 (金) 19:09:05