夢をもう一度／夢をもう一度 幸福の風 (乙女)

夢をもう一度

主人公・佐々木瞳は外資系の広告代理店に勤める、28歳のOL。
高校を卒業して入社した当初は営業補助とは名ばかりの雑用係だったが、運良く本人の努力と実力が認められ、今では実績・容貌共にバリバリのキャリアウーマンとなっている。
今まで何人かの男性にプロポーズされたこともあるが、どうしても結婚に踏み切れない理由があった。

「いつか白馬に乗った王子様のような男性が迎えに来てくれる…」

まさか、仕事ができる主人公がそんな夢のようなことを考えているとは誰も思いもよらないだろう。
でも…ただひたすら…素直に…その日を待ちつづけている主人公。
それは、高校卒業と同時に引き離されてしまった彼への想いがいつの間にか美化され、膨れ上がってしまった結果なのか…

きっと…いつか、誰かが迎えに来てくれる。

そんな主人公の思いとは別に彼女を取り囲む男性と繰り広げられていく…「大人の」恋の物語。

夢をもう一度 幸福の風

佐々木瞳は、広告代理店の営業課に勤める、バリバリのキャリアウーマン。
営業課では新しいプロジェクトに向けての準備が進む中、大手広告会社・黒宣堂に次々とクライアントを奪われる事件が発生。
黒宣堂に対抗するための新部署が設立され、部署移動になる瞳たち。
それでも中田の熱烈なアプローチに秋元のイヤミ、金剛兄弟のお気楽ぶりは相変わらず！

ある日、社内でも犬猿の仲で有名な秋元と二人で営業に出ることになった主人公だったが、そこで黒宣堂の営業課長を名乗る男「相原貴一」と出会い、宣戦布告を受けてしまう。
そんな大変な時に中田からもプロポーズされてしまってさらに大変。
果たして、瞳と会社の運命は…！？

夢をもう一度

• 佐々木瞳(ささき ひとみ)　cv：ボイスなし
  主人公。外資系の広告代理店に勤めるOL。高校を卒業して入社した当初は庶務の雑用係だったが、本人の努力と実力が運良く認められ、今では実績・容貌共にバリバリのキャリアウーマンとなっている。
• 都築俊(つづき しゅん)　cv：紫花薫
  主人公の初恋の人で、元彼。人気急上昇中の俳優。瞳とは、高校の時に別れてしまい、現在は音信不通になっている。
  　　「いつだって、君の事、忘れたことはなかった。」
• 泉智明(いずみ ともあき)　cv：山芋タロウ
  主人公の同僚で企画部に所属している、やり手のプランナー。困っている人を見ると助けずにいられないタイプ。仕事をテキパキとこなし社内での評判も上々だが、なぜか一姫には対抗心を燃やしている。
  　　「みんなそれぞれ、自分の夢のために、守るべき家族のために、がんばっているんだ。」
• 久我直樹(くが なおき)　cv：沖野靖夫
  主人公のことを「綺麗なお姉さん」と呼ぶ軽い印象の青年。何事にも興味がないといった素振りで女の子を連れていつも遊び歩いている。街でも評判の不良で、若者の間ではちょっとしたカリスマ。
  　　「ははっ、本気になってんの。かーわいい。」
• 吉野仰(よしの あおぐ)　cv：山賀弘一
  ミュージシャンを目指して故郷を離れ、都会に出てきた純朴な青年。口数が少なく、人と話すのはあまり得意ではない。駅前で路上ライブ中に主人公と出会う。
  　　「思うだけじゃ、伝わらないから。話すのは苦手だけど、歌にすれば、歌える。」
• 雪村繪(ゆきむら かい)　cv：犬神帝
  一流国立大学を卒業後、都心でクリニックを開業している精神科医。普段は経営側の人間のため、あまり医師としての腕はふるわない。いつも落ち着いた紳士的な振る舞いだが、どこか冷たい印象を与える。
  　　「……フフフ。私に口付けたのと同じ口で、モラルを語るのかい？」
• 一姫真矢(いちき しんや)　cv：浜五郎
  現在の会社が外資系になった時に、他社からヘッドハンティングされて来たエリート。現在では営業部の部長になっており、主人公の上司にあたる。合理的な考えの持ち主で、自分にも他人にも厳しい。
  　　「争いに敗れて消えて行く者達は所詮、敗者にしか過ぎん。」
• 中田正義(なかた まさよし)　cv：鳥取砂丘?
  主人公の同僚。裕福な家庭に育ってきたが、妙に腰は低い。入社当初から主人公に想いを寄せており、今では主人公にデートの申し込みをするのが日課になっている…（？）
  　　「何か、悩みでもあるんですか？」
• 秋元健二(あきもと けんじ)　cv：森上ショウ
  主人公の同僚。基本的に女性に優しいが、仕事の面では女性を軽視しており、女性が男性の上に立つことが許せない。そのため、めきめきと頭角を現してきた瞳のことも良く思っていない。
  　　「評価が欲しいからって、うちの会社の人間にまで色目使わないで下さいね？」
• 金剛風太(こんごう ふうた)　cv：須田勝也
  主人公の会社の雑用係でムードメーカー。金剛という、いかつい名前のせいでからかわれることも。社内のいじられキャラとして、今日も元気に駆け回っている。
  　　「みなさーん、すごいですよ。ケーキがたくさん届きましたよ！」
• 衛藤今日子(えとう きょうこ)　cv：本山美奈
  主人公の友人。主人公と同い年だが大学を卒業し、総合職で入社している。「遊ぶ為に仕事をする」というのがモットーの遊び人。しょっちゅう合コンに参加している。
  　　「そりゃ～今日子さんは恋に生きる女ですから！」
• 白鳥餡子(しらとり あんこ)　cv：佐々部愛華?
  主人公の同僚。データを扱う細かい作業を得意とし、統計書類などを作らせると天下一品。謎のネットワークを持っており、あらゆる人の情報を握っている。
  　　「どんな情報も隠し通すことはできない。どこかに流れ出るもの。これが持論です。」
• 上野綾香(うえの あやか)　cv：佐々部愛華?
  都築俊が所属するプロダクションの社長の娘。女優をやっており、俊の恋人と噂されている。
  　　「俊とは一緒になれないってこと、はっきり分からせてやるわ。」

夢をもう一度 幸福の風

• 中田正義(なかた まさよし)　cv：鳥取砂丘?
  主人公の同僚。裕福な家庭に育ってきたが、妙に腰は低い。入社当初から主人公に想いを寄せており、今では主人公にデートの申し込みをするのが日課になっている。
  一途に思い続けてくれる中田に心を開き始めた矢先、見知らぬ男性が主人公の前に現れる。
  「息子と別れて欲しい」
  中田の父親との、突然の出会い。さらに、中田には既に婚約者がいると告げられ…。
  　　「僕は、あなたが、瞳さんがいれば他には何もいらない」
• 秋元健二(あきもと けんじ)　cv：森上ショウ
  主人公の同僚。基本的に女性に優しいが、仕事の面では女性を軽視しており、女性が男性の上に立つことが許せない。そのため、めきめきと頭角を現してきた瞳のことも良く思っていない。
  黒宣堂に対抗するため、新部署へ配属になった二人。部長の陰謀(？)で、共に営業に向かうことになるが、そこで、ライバル会社「黒宣堂」の相原から宣戦布告を受けてしまう。強敵を相手にするには、一致団結が必要！　でも、あの秋元と協力…なんてできるの？
  　　「我が社きってのエリートさんが、俺なんかに用がおありですか？」
• 金剛風太(こんごう ふうた)　cv：須田勝也
  主人公の会社の雑用係でムードメーカー。金剛という、いかつい名前のせいでからかわれることも。社内のいじられキャラとして、今日も元気に駆け回っている。
  ある日、仕事で大きなミスをしてしまい、会社に居づらくなってしまった風太。主人公と最後のデートの約束を取り付けるが、約束の日、待ち合わせの時間になっても風太は現れず…。
  　　「瞳さんはすぐに無理するから、心配なんです」
• 金剛雷太(こんごう らいた)　cv：須田勝也
  風太の双子の兄。弟になりすまして出社することがある。傍若無人にもみえる振舞いで、いつも風太をからかったり職場を引っかき回したりしている。本人の弁によると、それもこれも全て愛！らしい。
  いつまでも告白できない風太を見かねて主人公を自分たちの田舎に誘う雷太。都会の喧騒から離れ、田舎の空気に癒される主人公だったが…。
  　　「ひどいなあ。僕とじゃデートにならないんですかあ？」
• 相原貴一(あいはら きいち)　cv：上田康裕
  瞳の勤めるメディアグローのクライアントを奪っていく、大手広告会社「黒宣堂」の営業課長。人当たりのいい笑みをいつも浮かべているがその真意は…。
  営業先で出会って以来、幾度となく主人公に接触してくる相原。そんなある日、思わぬ提案を持ちかけられる。
  「佐々木さん、一つ提案があります。黒宣堂に来ませんか？」
  ライバル会社からのまさかの誘いに、主人公は？
  　　「よかった。彼が好きだから、なんて言われたら絶望するところでしたよ」