Data
1999年/香港
- 監督
- ジョニー・トー
- 脚本
- ヤウ・ナイホイ
ロラン・クルティオ
ジュリアン・カーボン - 製作
- ジョニー・トー
- キャスト
- アンディ・ラウ
ラウ・チンワン
リー・チェーハン
ヨーヨー・モン
リー・チーホン
ホイ・シウホン
Story
男には時間が無かった。遣らなければ成らない事があった。どうしても、遣らなければ成らない事が。
そして男は、彼を選んだ―
「これは、ゲームだ。72時間、俺とゲームをしよう―」
仕掛けられた罠に、ホー刑事は、脚を踏み入れる。それが、全ての、始まりだった―
Review
特殊部隊上がりの、今は間抜けで保身ばかりの上司の所為で苛つく毎日を送っているホーにとって、男の誘いは、久しぶりに血の熱くなる思いだったのだろう。
男の目的は何だったのか。
復讐?
単なる復讐なら何故ホーを巻き込んだのか?
男は覚えていて欲しかった、誰かに、自分の生きた事を、生きて、激しく燃えた事を。
最後に燃上がる炎を、誰かの心に、焼き付けておきたかった。
―誰かに、覚えていて欲しかった。
アンディ・ラウ演じる男の、儚気なしかし決意を込めた瞳は、そして、ラウ・チンワン演じるホー刑事を、見付けたのだ。
アンディ・ラウの静かな演技が絶品。
ラウ・チンワンはコメディとシリアスの混在する演技が素晴らしい。
アンディとラウ・チンワンの、喫茶店での“デート”シーン、静かで情感の溢れる、余りにも美しいデートシーンです…
アンディとバスの女性のデートシーンよりも深いと思ったんですが…
こういう関係には、本当に、女の入る隙間が無い、と実感しますね。
全編に渡って流れるジョニー・トーのスタイリッシュさが、重くなりそうなネタを上手くバランス良くエンターテインメントに仕上げていると思います。
しかしコメディセンスはやっぱり香港映画だなあ…(笑)
というか、この主題に、コメディ入れてくる辺りが、ほんとうに、素晴らしいよ、香港映画。
<radwynn>
やられたあッ、ツボに剛速球ど真ん中・・・!!!(号泣)
このアンディとラウちんの関係に似てるものってなんだろうと、ず~っと考えてたんです。
今朝まで「ルパン(アンディ)と銭形のとっつあん(ラウちん)かな?」て思ってたんですが。
違った!むしろ「ルパン(ラウちん)と不二子(アンディ)」だよね!
<ミユ>
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