琥珀色の遺言

Last-modified: 2006-11-13 (月) 12:24:41

琥珀色の遺言


【サイト名】xxおとなの探偵クラブxx
【ジャンル】推理アドベンチャー
【課金体系】従量525円
【容量】560KB
【通信機能】なし


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5点 67 / 4点 45 / 3点 52 / 2点 56 / 1点 55 


2006/11/13
【使用機種】W41SA
【プレイ時間】一週間でクリア
【評価・点数】★★★☆☆

時代は大正。
とある洋館で起きた殺人事件を捜査する推理アドベンチャーゲームです。
作品のセピア調の雰囲気はすごく良いです。
音楽はまあまあかな。
シナリオはすごく良い。人物もストーリーも、細かいところまできっちり練られてます。
プロット自体は、そのへんのミステリ小説には負けていないと思う。
ただ、推理ゲームというよりも、究極の作業ゲームでした。めちゃくちゃ大変でした。
自由度が高くて、最初から最後まで館内にいる人間ほぼ全員に聞きこみが可能です。
なので、行き詰まるたびに会える人全員に聞き込みしたりあちこち調べたり。。
昔のRPGを思いだしました。行き詰まって、世界中の町であらゆる人物に話を聞いたり調べたりする作業をよくしたもんですが、まさにそんな感じ。そればかりをえんえん繰り返してる感じ。
捜査の進捗具合いは細かくパーセンテージで出ます。
1パーセントでも進んでれば、どこかで新たなフラグが立ってる可能性があり、それを励みにまたイチからローラー作戦で全員に聞き込み&捜索、指がつる、みたいな。
総当たりしてゆけば、推理しなくても必ずクリアできますが、作業が好きじゃないなら手を出さないほうがいいかと。
ただ、ローラーで同じ人に同じことを何度も聞いたおかげで、ゴチャゴチャした話をキッチリ整理して覚えることができました。それも製作側の狙いなのかも。
苦労したぶん達成感がありましたが、つくづく趣味の分かれるゲームだろうなと思いました。
万人にはおすすめできませんが、コアなファンのいるシリーズのようです。
ストーリーは良いので、一度試してみるのもいいんじゃないかと思います。


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