「ルミとシャボン玉の魔法使い達」登場人物と言葉
( ゚д゚)随時書き足していきます。
登場人物
登場人物(女性)
ルミ(楢崎留美:ならさきるみ)
- 本編の主人公。自称変態で、自他共に認めるシャボン玉フェチ。
シャボン玉にまつわるS.F能力を自在に操ることのできる、外見16歳前後の少女の姿をしている。
楢崎留美という名前は適当に付けただけで、ルミという名そのものが真名である。 - 大神、輝鳴紅葉のハイアーセルフの一人であり、実体を得て共に生活している。
植木結奈と知り合って以来、日常生活の様々な面でシャボン玉のS.Fを用いて過ごすようになった。
椅子やクッション代わりに、体調のリフレッシュ等に、果ては中に入って宙に浮かんだまま眠るベッド代わり等々、一般人では予想が付かない程シャボン玉と密接した生活を送っている。 - 自宅の分室に専用のアトリエを構え、バブルアーティストとしての活動を行っており、評判は上々。
同業者からは「元祖シャボン玉の魔法使い」と呼ばれ、慕われている。
ルミナスアーツ・ジャパン創立のきっかけを作り、日本の同業者達に自分の操るS.F能力の一部をシェアしている。 - シャボン玉のようにふわふわした性格の割には、明晰かつ的確な判断と活動能力を持っているところは、まさにハイアーセルフらしい人柄でもある。
- 日々色々な生活や活動の中で、面白そうなシャボン玉の技を見つけたら、よくそれをS.Fで実践してみる癖がある。中には、STARS-JPNでの対ネオカルトミッションで、相手が使って来たシャボン玉らしきS.F攻撃や施術などを、自分なりに工夫して改造し、"シャボン玉の魔法"のレパートリーを増やしているらしい。
- 胡桃の送ってきた奇天烈なシャボン玉のS.Fの実演動画や、コンベンションセンター占拠洗脳事件で竹下直子のS.Fを観て以来、体形を変化させるなどの、所謂Transfur系の"シャボン玉の魔法"にハマり始めた。もちろん、元に戻せるので安心安全設計。
- 身内や友人の前では抑えているが、自分のフェチ度は誰も付いて来れないレベルに達していることを自覚している。自分のS.Fを自分で実験してみたり、生理現象まで"シャボン玉の魔法"を利用するなど、更に生活に直結した分野にまで踏み込んでいる。
これを今の所理解してくれているのは、結奈、紅葉、あとりの三人だという。
牧あとり:まき~
- 本編の中心となる人物。自称シャボン玉フェチで、学校にまで道具を持ち込む高校2年生の少女。
- 2019年の夏にルミと出会い、気が合って一緒に遊んだことから、自分もシャボン玉を操るS.Fを体得すべく、水嶋紗樹の下へ弟子入りする。
- ルミと出会う前は、匿名掲示板のシャボン玉フェチスレの常連であり、色々な情報交換を嗜んでいた。
- 2020年の初夏には既に、S.Fの基礎をマスターしており、あとはシャボン玉のイメージ練習のみにまで達している。
そのため学校の休みを利用して、当時紅葉が軟禁されていた「シャボン玉フェチ強化プログラム」へ途中参加したという。自分も掲示板やルミの前では隠していた、超マッドなシャボン玉フェチを紅葉の目の前で晒してしまったのも、この時が初めてだった。
植木結奈:うえきゆうな
- 2019年の秋頃、旭川からルミの住む札幌へ引っ越し、同居している25歳の女性。
- 旭川で自宅に潜んでいた妖精(コロポックル)達から、シャボン玉を自在に操る術を(半ば強制的に)引き継がれ、今ではシャボン玉の術を日常生活で頻繁に用いるほどにまで慣れ親しんでいる。
- ルミにシャボン玉を使った生活スタイルを教えた張本人で、趣向が結構被っており、お互い気の合う親友として交流し続けていた。
現在はアトリエの2階の部屋を借りて生活しているが、部屋はデスクとパソコン・チェア・マルチシェルフ以外は何も無く、代わりに無数のシャボン玉が転がっている。
シャボン玉の中の環境や状態をコントロールする方法をルミに教えてもらってからは、最近は中の温度を下げて冷蔵庫代わりに使えるようにする実験を進めているのだとか。 - たまにS.F能力がコントロールできない事があり、突然自分の周りに沢山シャボン玉が生み出されたりすることがある。いちいち消すのが面倒なので、自分が住む部屋や家は、いつも大量のシャボン玉が散乱していたらしい。(現在の部屋も同様)
- 雅和から頼まれた仕事をきっかけに、北海道をメインにするフォトグラファーを2020年の始めにスタート。シャボン玉も含めた写真を撮影する練習がてら、Blogでの公開に努めている。
- 外見は所謂"森ガール"。初対面の人には、何故か"イメージ通り"と言われる事が多いという。
- 紅葉(♀)の服のコーディネートを手がけているが、その様はまるで着せ替え人形。だが、イメージに沿うものをしっかり選ぶので、紅葉本人も気に入ることが多い。
胡桃:くるみ
- ルミナスアーツ・ジャパンの代表であり、メンバー全員の願いによって降りた、シャボン玉を司る八百万の神の一人。
巫女装束に似たコスチュームを身にまとう20台後半程度の女性の姿をしている。 - 胡桃という名前は仮称で、真名は誰にも教えていない。
- 札幌市清田区の有明という農業地区の、とある森林の奥地に住んでおり、その道程には所々不思議な花がシャボン玉をふかしていたり、木々の一部がシャボン玉に変化していたりと、実験的に扱った跡が多々見られるらしい。
何故普通の家に住んでいて、神社に祀られていないのかは、ほんの数年前に臨りた神であるため、人間に祀られるほど長く影響を与えてはいないためらしい。
とはいえ、ルミナスアーツのメンバーの中からは人望も厚く、信仰は思ったより得られているのかもしれない。 - 見た目通りのサディスト寄りだが、女性神故の母性も備えた、よく分からない神。
彩:あや
- 胡桃の娘として育てられている元人間。人間の時は男性だったが、空き巣狙いで胡桃の自宅へ忍び込んだ時に見つかってしまい、姿形だけでなく、精神まで改造されてしまった。
- S.F能力は親譲りのシャボン玉を扱うもの。急速に伸びてきているため、ルミと並ぶ可能性もありえるとか。
- 胡桃本人もやりすぎたことを反省しているため、彼女の良き親になれるよう努力しているらしい。
レフィス如月:~きさらぎ
- 研究途中のS.F技術とP.E理論をオープンソース公開し、世界共同で完成をめざしている女性。「如月技術開発研究所」所長であり、輝鳴大神と共に活動するチームのメンバー。役職は名誉博士の30歳。イギリス人の母親を持つ。
- どちらかというと、研究者ではなく技術者と自分で言うのは、父親の如月哲也の後ろ姿を見て育ったからかもしれない。
- 仕事柄か、ヘリや大型重機などを操縦するための免許を結構取得している。他にも、ルミ達の家族の中では、雅和と一緒にI種ガンライセンスを取得し、軍用兵器の殆どを運用する資格を得ている。
ミレーニア
- 輝鳴大神ハイアーセルフの中で、(色々な意味で)最も飛び抜けた観点と活動を繰り広げる、見た目16~17歳程度の外見を持つ。自称ド変態。
背の白い羽根が異様に目立つが、ルミ同様実体があるわけではない。でも何故か触れることはできる。 - 外見がまさに天使そのものなのだが、性格や趣向は人智を超えた自由人と言ったほうが良いのだろうか、とにかく何でもやる。
- 超快楽主義で、人に快楽を与えて蕩けさせるのが好きらしい。どんな快楽を提供するのかは人によるが、幸福だろうが性感だろうが、どんなジャンルでも可能だという。
ちなみに、紅葉は抱きしめるだけで一発ノックダウンなので、"イカせる"のはベリーイージーなのだとか。 - 時折、紅葉も含め人を試そうとすることがある。そもそもがハイアーセルフの特性上、自らがその人の成長に必要な決断や行動をアドバイスする立場なので、自分の力を行使することは、そこまで多いわけではない。
- 思ったよりも顔が広く、様々な分野で知り合いが多いらしい。スピリチュアル界隈から警察幹部、芸術関係から経済関係など、ジャンルは多岐にわたる。
- 二つ名は色々あるらしいが、「リアルチート」「チートの塊」や「not天使」「淫魔を超えた天人」など、良いのか悪いのか分からないものばかりだとか。
登場人物(男性)
水嶋紗樹:みずしまさき
- ドイツから日本へ戻ってきた、EUの伝統ある魔法を研究・行使する魔導師の弟子。23歳。
彼の師匠がルミと交友関係にあり、紗樹はルミのS.Fの使用形態を学ぶために同居している。 - 元々はチェリストになるためにドイツへ留学したが、偶然現師匠と出会い、素質を見抜かれ魔道に入った。
師匠と同じく、「遊びのための魔法」を研究しており、ルミや結奈のシャボン玉の魔法に興味を抱いている。
輝鳴紅葉:てるなりこうよう
- フルネーム「輝鳴外紅葉大神」。大神ではあるが、適当にそれらしい名前を付けただけらしい。
25歳あたりの男性の姿と、15歳前後の少女の姿の二つを持ち、自在に変化して使い分けることができるTrance Sexual能力を持つ。自称変態。 - 結構ゆるめな性格だが、芸術活動や仕事に抜かりは無く、仕事先である芸術系の高等専門学校で音楽の講師を務めている。
ルミとペアで行うバブルアーティスト活動も芸術活動の一環で、主にアシスタントとして行動している。 - ルミがハイアーセルフであるため、その影響もあってかシャボン玉は結構好きなほう。
何かに包まれるのが大好きな、所謂「包まれフェチ」のため、少女の姿の時にルミのシャボン玉に包まれて浮かんでいるのが大好き。
ルミや他のハイアーセルフに抱きしめられたまま、シャボン玉の中で眠るのは至高の幸福と快楽だとか。
何故少女の時限定なのかは、曰く「大の男が女みたく喘いだり何やらするのは、正直自分で見てもキモイ」とのこと。 - 胡桃に奇想天外なデトックスの施術を受けてから、少女の身体でいるのが楽しくなってしまい、私生活で必要な時以外は少女のままでいることが多いみたいだ。
- 少女の体型の時は、隠している性が出てしまうのか、ルミや結奈によく甘える素振りを見せたりする。結奈曰く、「想像以上に萌える」らしい。
- 大神としての役割は、人類の成長と進化を妨げたり、停止させたりする危険要素を取り除き、実質的な破滅を阻止することにあるらしい。最も危険なネオカルトに対峙するために、雅和や空達と組み、STARS-JPNで危険なネオカルトを撃退・解体させるミッションを、主に引き受けている。
- 上記の通りサムフェリア(睡眠愛好)で、眠ることに快楽と幸福を感じることができる、都合の良い嗜好がよく羨まれるらしい。
- 2020年夏、遂にシャボン玉フェチ&"シャボン玉の魔法"開眼!だが、実際にそれを見せる&扱うのは少女の時だけで、男性の時は封印することを決めている。
- ( ゚д゚)筆者のネームの一部を使用していますが、筆者自身を引用しているわけではありません。
松下圭司:まつしたけいじ
- テレビ出演でも有名な「松下兄妹の兄のほう」と自称するバブルアーティスト。29歳男性。
- 現在は妹のみがテレビで出演しており、本人はS.F能力を用いたバブルアーツを会得すべく、修行の日々を送っている。
先坂 空:さきさかそら
- ルミ達と同居している男性。最近成人になりたての20歳。
- 元は体育系で、高校の時は陸上部に入っていたらしい。
ルミ達と同居するようになったのは高校を卒業してからで、現在はルミ達と一緒に、STARS-JPNという国連立民営の多目的部隊団体での依頼を中心に仕事をしている。 - 紅葉や雅和達のチームに入ってから、本格的にネオカルトと戦い始めたのは最近で、あまりにも現実離れしている現場に晒されている中で仕事をしているためか、少しずつ普通の人間との感覚がズレてきているのを自覚し始めている。
- 家族の中では比較的まともな方だが、ルミ達の珍妙な趣味に慣れたせいか、あまり驚くこともないようだ。
- よくミレーニアに、様々な意味で"試される"ことが多い。STARS-JPNでの仕事中だけでなく、日常生活でも不可思議な体験に遭遇させられることがよくあり、自分のためと言われても気苦労することが多いようだ。
- STARS-JPNに参加した理由は、某潜入アクションゲームで使われたMark23(通称ソーコム・ピストル)の実銃を手にして仕事をしてみたいという理由以外に、自衛隊士官の父親からの勧めだったのもあるという。
父親からは「強い男になれ」と言われ、同僚だった相原雅和のチームへ出向させられ、今の不思議な家族達に囲まれる経緯となった。
相原雅和:あいはらまさかず
- 紅葉やルミ達が所属するチームのリーダー。33歳の男性。チームのメンバーはルームシェアリング形式で、同じ家で一緒に住んでいる。
- 元陸上自衛隊で、当時若いながらも海外派遣にも参加したことがあった。自衛隊を抜けた後はSTARS-JPNに参加し、個人・法人両方の依頼を引き受け、所謂"何でも屋"をこなしている。もちろん、同居人も雅和と同じくSTARS-JPNに参加・登録している。
主に警察からの依頼で機動隊との協力行動が多く、犯人の取り押さえや無力化任務などをこなしていることが多い。 - 紅葉やルミを含む、輝鳴大神と一緒にチームを結成し始めた頃に、紅葉から素性を明かされたときは半信半疑だったが、現在ではその不思議な環境にも慣れ、大神達と一緒に危険性を実感したネオカルトに対抗するミッションをメインに取り組んでいる。
- 体格も良く性格的に人当たりも良い、的確に仕事をこなす頼れるボスだが、こう見えて実はロリコンだったりするらしい。
言葉
物語の舞台と背景
時代と世界
- 西暦2019年から2020年の、北海道札幌市を中心に繰り広げられる。
実在する建物や地域を参考にしており、分かる人には分かるかもしれない。 - ルミ達は、札幌の辺境、定山渓の更に隅の豊平峡に自宅を構え、ルームシェアリング用の大きな邸宅を15人で分譲して生活している。
三階建てに地下室/駐車場が備えられ、それぞれ自分の仕事やSTARS-JPNの任務をこなしたり、全員で協力して任務に当たったりと、枠に囚われない活動をしている。 - 家族の中で、エンターテイメント活動に至っては輝鳴紅葉とミレーニアが主導で展開しており、ローカルアーティストとしての活動に加え、ルミと結奈のバブルアーティスト活動も支援している。
社会情勢(文化・国内)
- およそ10年前から騒がれていた地球温暖化問題は、情報操作の賜物という事実がようやく知れ渡り、従来までのエコ思想は、エネルギー資源の開発目的での事業推進に用いられることとなった。
- 極端な科学の進化は見られず、人類は未だに地球外への進出を躊躇っている。
- ネットワーク・ITは更に進歩を遂げ、現在は一人一台ノートPCを所持できる時代にまで進化している。
ワイヤレスWANも、およそ10年前の光ケーブルに近い速度を出すことができ、有線ではその10倍以上も早い伝送速度が主流となった。
そのため、本作に登場する人物は、それぞれ自分専用のコンピュータを持ち、どんな場所でもネットに繋ぐことのできる環境が確保されている。 - 今まで非科学的現象とされた、魔法や超能力が少しずつ解明されていき、現在では訓練次第でそういった不可思議な能力を開花させることのできるマニュアルが作られた。
この原動力となる「Pure Energy理論」と、用いるためのリファレンスとなる「Spiritual Factor技術」がオープンソースで公開されている。
社会情勢(宗教)
- 極端なカルトが多種多様に生まれ、世界三大宗教はその波に飲まれつつある。
更に、S.F技術の発見による弊害で、特殊な能力を扱うカルトが多々出現しており、その脅威性はテロ組織レベル以上にまで発展しているものもある。 - テロリストに近い集団程度ならば、カウンターテロ目的の民間団体(日本ではSTARS-JPNという国連立民営組織)が登場しているものの、人間の思想をコントロールすることで、人類の精神的な進化を阻害させているカルトも多々あり、そういった存在は人間のこれからの成長に、大きな壁となっている。
- 2012年のアセンションの失敗以来、様々なカルト宗教の団体が集まって作られた「アセンション・リコネクティブ・ユニオン(ARU)」という連合が現れ、再び「無条件の愛」と「ワンネス思想」などの発現を促し、アセンションをもう一度起こそうと日々奮闘している。
精神世界系の用語
ハイアーセルフ(ハイヤーセルフ)
- ハイアーセルフは誰にでも存在している、まるで専属の家庭教師のように存在する、"宇宙で最も身近な自分自身"とされる。
その人間とハイアーセルフの間に挟む存在は全く無く、常にその人間の味方として付き添っている存在であるらしい。 - どんな時でもその人間の意識に割り込み、自由にハイアーセルフが自分自身のメッセージを盛り込むことができるという。
時にはその人間の祈りの聞き役として、時には空想上の話し相手として、様々な形でコミュニケーションやメッセ―ジを取ってくる。
どんな人間でも、例え気付いていなかったとしても必ずハイアーセルフと話したことがあるのだという。 - ハイアーセルフには個性があり、性格が存在しているようだ。
更に趣味や嗜好までも持ち合わせており、ハイアーセルフの趣味がその人間に影響を受けることも多々あるという。 - 人間だろうと神だろうと、ハイアーセルフは存在していることになる。もちろん、今この記事を読んでいる貴方にも必ず存在している。
アセンション
- 2012年の12月21日に起きるとされた、スピリチュアリストの間で信じられた超次元の現象の一つ。
S.F能力(理論と技術が発表される前)を利用して、実際に起こすために活動したカルト集団が多数いたが、結果的に善しとしない存在や人間達に阻止された。 - 一説によると、アセンションによって"五次元"と呼ばれる領域へ至った存在は、肉体の性質が大きく変化し、食物を摂取することなく生きることが可能になるらしい。太陽からのエネルギーを吸収することで生命活動を行うことができ、故に労働という概念が奉仕という言葉に置き換わるという。
意識レベルが上昇するという概念により、戦争や競争が無くなり、資本主義を含めた経済理念が崩壊するといわれている。そして、全ての人類は愛と喜びの光に満たされた世界の中で、悠久の平和を維持していくことができるという。 - 何故、この理想郷のようなアセンションを善しとしない存在がいるのかは、人間自身の肉体的・精神的な進化を妨げるどころか、完全に停止してしまうことを意味しているためである。
輝鳴大神の一団によると、人類の心は進化のまっただ中に在り、全ての人類は神に至ることのできる可能性を持っているという。何百もの生の中で成長を続け、その果てに自分自身の手でアセンションへ至ることが重要と説いており、他人に委ねるアセンションは、一つの代表者による支配を無条件で受け入れることと同義で、自ら成長する道程を放棄するということになるらしい。 - 今日次々と出現するカルト集団は、このアセンションを起こすために、それを阻止しようとしている"反アセンション"組と戦い続けている。
既に、"戦う"という行為自体が、彼らのいうアセンションから逸脱しているのは言うまでもない。 - 超簡単に言うと、アセンションすると全人類の頭の中が"お花畑"になるということ。
ワンネス思想
- すべてが一つになるという意味で、多くのスピリチュアリストが現在目指している思想の一つ。
- 世界の貧困問題や経済・環境問題が長続きしているために発生している思想で、考え方自体は悪くはないが、道を踏み外すとカルト宗教のレベルに発展する危険も伴う。
高次的存在
- 現実上には無い存在の総称として呼ばれるもの。
- 一般的には、神や天使、他にも精霊やガイドなども分類されるという。
しかし高次的存在側からすれば、そういった概念は無いもので、人間側が宗教的な慣習で呼んでいるだけらしい。 - 輝鳴紅葉・ルミ・胡桃も高次的存在に分類されるが、実体を持って生活しているのは、人間と密に付き合えるようにするための手段で、大体の高次存在は実体を使って接触することは無い。
つまり彼らは希有な存在で変態という事になる。
無条件の愛
- 究極の愛の形であり、相手のすべてを文字通り無条件で受け入れ、相手の幸福を自己のそれと同じように祝福し、報酬や見返りを求めず自由を与える愛のこと。
- 差別や偏見が無く、調和や相互理解によって成り立つという。スピリチュアルの界隈では、神そのものが無条件の愛であり、全ての人間を愛によって受け入れているという。故に、あらゆる存在・感情・現象は全て愛によって成立しているという。
- 全てを超越する無限のエネルギーであり、これを獲得・発現できるようになった人間は、永遠の無限と愛と光と幸福に満たされ、それを世界中の他人へ共有し、全てを一つにすることができるという。
- その究極のエネルギーをそのままで解釈することをせず、"ただの"万物根源のエネルギーとして考えている、如月技術開発研究所のレフィス如月名誉博士は、スピリチュアル界隈の幻想的な解釈を放棄し、物体・空間・意識などの全てに介在している、普遍的な精神エネルギーとして、これをPure Energy(P.E)と名付けた。
スピリチュアリストとARUは無条件の愛と呼び、レフィス含むルミ達はP.Eと呼んでいるが、意味はどちらもほぼ同じである。
ライトボディ
- "光の身体"という意味で、人間の外側を取り巻く、非物質の五感では感知できない霊体のことを指しているらしい。
- エネルギーのツボともいわれる、七つのチャクラを通して自己のエネルギーを巡らせることにより、ライトボディを覚醒化させ、行使することができるという。ライトボディの覚醒化により、至高感、平静、無条件の愛、洞察に満ちた意識の状態を体験し、高次意識世界へのチャネルを開く事が可能となるらしい。
RV(Remote Viewing)
- 日本では遠隔透視という言葉で浸透しており、十年ぐらい前に流行した超能力の一つで、遠くのものや未来などの事象や対象を検索・予知する能力である。
- この能力を利用して、世界各地の地震を予測する者が過去にいたこともある。
オリジナルの設定用語
Spiritual Factor(略称S.F)
- 非物質的な要素を利用して、物理世界へ様々な現象を引き起こすものの総称。P.Eとセットでレフィス如月が提唱・開発している。
- 要するに、ファンタジーらしく言えば魔法である。
Pure Energy(略称P.E)
- この世のありとあらゆる存在・物質が内包している、非物質的なエネルギーを指す名称。S.Fとセットでレフィス如月が提唱・研究している。
- 人間を含む、全ての生命にはP.Eを内包しており、その現在量が心理的状態によって変化していることが判明されている。
P.Eが少なければ、精神状態が不安定になったりする他、心的影響による疲労感や無気力感などの障害を及ぼす。逆に過剰な状態だと興奮状態が顕著に顕われ、主にセックスなどの行為中では、P.Eが過剰状態にあると考えられている。
P.Eがその人間の限界量に近づけば近づく程、無意識的にそのP.Eを放出しようと、様々なものへ"変換"しようとする。一般的には精神的効果に換えて消費しようとする。大体はオーガズムとなって返ってくるため、限界寸前で推移し続けると、強烈な快楽によって悶え苦しむことになる。酷い場合は気絶することもある。逆に不足している場合も同様に気を失う者もいる。 - P.Eを意識的に内部で増幅させ、全身を巡らせてから昇華させるコントロール訓練法として、クンダリニー・ヨーガなるものも存在しているが、関連性は現在調査中らしい。
- もちろん、P.Eをコントロールすることの上手い人間は内包できる量も多く、放出する際には様々なものへ意識的に換えて消費することも可能である。神などの高次存在のP.E内包量は、人間の想像が不可能なほど極端に多いか、中には宇宙の根源と繋がっているために無限の者もいる。
- P.Eは各世界・界隈で呼び名が違い、魔力・プラーナ・法力・MP(マジックポイント)など、種類は様々。ちなみに、ネオカルトからは「無条件の愛」と呼ばれている。
ルミナスアーツ・ジャパン(Luminance Arts Japan)
- 日本のシャボン玉アーティスト達が集まって設立したコミュニティ。特定の拠点を構えておらず、主にネット上での情報・技術交換やイベント企画を行っている。
- 原案はルミで、現在は胡桃が代表を務めている。コミュニティ用サーバーは、今でも紅葉の部屋に置いてあるらしい。
- 主にルミ・胡桃・結奈が持つS.Fの仕様を共有し、技能を磨くことを目的に用いているアーティストが多い。2020年から、シャボン玉に関するS.Fを胡桃とルミの意向により、オープンで披露できるよう方針を変えたため、たまに屋外で割れないシャボン玉のS.Fを使ったパフォーマンスの練習している人を見かけることがあるとか。
STARS-JPN
- 国際テロリズムが激化した2008年に、主要8ヵ国で設立された国連機関の一つ。主にカウンターテロユニット(CTU)として、政府機関や各国軍と連携して活動する遊撃部隊となっているが、日本だけは法律・文化の関係上、それに留まらない業職務を展開している。
- STARS-JPNでは、様々な企業や団体、個人が仕事の依頼を提出し、所属する隊員はそれを自由に選んで遂行することができる。本部・支部はそのブローカーとして運営されていることが多い。今日では、STARS-JPNは新しい派遣業務の形として成立している。
依頼の内容は、個人では尋ね人の捜索や個人的作業の支援、法人では各種データ収集やビジネスに関する交渉、周辺警備など、種類は豊富である。 - 2008年の設立と同時に、「STARS活動における特例銃刀法」が制定され、STARS-JPN所属20歳以上の成人は、職務内容に応じた武装を許可されている。ただし、武器の使用には三種類のガンライセンスが定められており、学科・技能教習の義務と試験により、初めて交付されることになる。
III種は拳銃・警棒などの簡易携行武器、II種はライフル銃等の主武装用途の兵器、I種は軍用で用いられる殆どの兵器の使用を認められる。もちろん、使用できる幅が多いライセンスであればあるほど、試験の難度は高い。 - 武器を所有且つ依頼遂行時の評価の高い隊員・チームは警視庁およびそれに属する団体からの要請により、指名された場合は捜査等に協力する義務が、日本側の法律で制定されている。他国のSTARSはCTUとしての職務が主なので、こういった法律は日本にしか見られない。
ライトボディ化
- 本来の意味として使われる「ライトボディ」とは違い、こちらは2020年辺りのネオカルトが信者に対して行うS.Fの一つとされている。
- 人間としての生命活動の枠から外れ、特殊な身体に変異している人間に対して言われる名称。どのような特徴を得るのかは、カルト団体に応じて様々。
ASF弾
- 薬莢に特別な言霊(西欧では呪文と呼ばれる)を書き記した弾薬。正式名称はAnti Spiritual Factor Bullet。言霊の制作者であるハイアーセルフ・ミレーニアが命名、輝鳴紅葉が初めて手作業で製造した。
- 対象のS.Fを打ち消し、完全に取り払うことができる効果があり、2020年以降の対ネオカルトの切り札となる可能性があるため、可能な限り量産を進めようと開発が進められている。
しかし、言霊は一字一句間違えられない・文字数が異常に多い・印字の際に潰れてしまい、正常に機能しない等の障害があり、大量生産はできないのが現状である。
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- 人物が多くなって把握できなくなってきていたので助かりました。 -- 2010-01-23 (土) 21:33:17