ベートーヴェンでこの曲を一番に推すひとも多いでしょう。中期の名作です。力強い表現で、英雄の闘いや勝利、悲しみなどを想わせる曲となっています。
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この曲のおすすめ演奏
フルトヴェングラー/ウィーン・フィル (1952年/EMI)
![]() | フルトヴェングラーの英雄には、何種類もの演奏が残されており、どの演奏を推すか意見が分かれるところですが、一番音質のよい1952年ウィーンが楽友協会での録音のものを推しておきます。フルトヴェングラー晩年にみられる遅めの演奏速度のなかで、ロマンティックなテンポのゆれが絶妙です。特に第4楽章の幸福感につつまれるような演奏がすばらしい。 |
