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| 【ゲーム内での武器説明】 |
| ヨルハ部隊の旧式モデルだが、頑強な刀身は数多の機械生命体を鉄屑に変えてきた。 信頼性が高いため、今もなお現役を誇っている。 |
| 【WEAPON STORY】 |
| その大剣は、斬った相手に苦痛を与えると評判だった。 だから男はどんなに重かろうとそれを背負った。 恐怖を誇示することで無用な争いを避けようと考えていたからだ。 |
| 戦わずとも男の名声は村中に轟いた。 「あの恐ろしい剣を抜かせるな」と皆が囁き合っていたからだ。 己の思った通りの結果に男は心の中でほくそ笑み、恐怖こそが平和を作ると考えた。 |
| 男は同じような武器を職人に作らせ、他の者にも持たせた。 そうすることで互いに互いを牽制し、話し合いで争いを解決させようと目論んだのだ。 男の策は上手くいった……途中までは。 |
| 恐怖による牽制は、睨み合いでこそ威力を発揮する。 では、誰かが使ったら――答えは簡単だ。 一夜にしてその村は死ぬよりつらい苦痛の叫びで満ち溢れ、この世の地獄と化したという。 |
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