![]() | 【WEAPON STORY】 |
| その男が手がけた建造物の数々は、その美しさか ら国の宝と称えられていた。数々の建造物を生み 出すこのつるはしもまた、神器と称えられた。 | |
| ある時、隣国との間に戦が勃発した。 国中の男達が徴兵される。 男もまた、例外ではなかった。 | |
| 破壊を好まない男は、戦には向いていなかった。 戦禍の中で、男は殺され、男の築いた美しい 街並みは破壊された。 | |
| 創造を好む男は、殺される最期の瞬間まで、人を 殺めなかったという。この神器が次の主にもたらす ものは、破壊の力か、創造の力か。 |
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