「DORAG-ON DRAGOON」
![]() | 【WEAPON STORY】 |
| 遥か昔、強大な力を持つ隣国の圧力に苦しみ、 崩壊寸前の小さな王国があった。隣国に攻め込ま れた国は女子供も容赦なく処刑され滅亡していく。 | |
| 王国には美しく、そして勇敢な姫がいた。 王国の危機を救うために立ち上がる姫。 姫は踊り子に化け隣国の皇帝の酒宴に潜り込む。 | |
| 姫の舞は恐ろしいほどに妖艶で美しく皇帝も一瞬 にして心を奪われた。姫を呼び寄せる皇帝。 気づいた時には彼の胸に刃が突き刺さっていた。 | |
| その後、皇帝を失った隣国は勢いが衰え滅亡した。 王国を救った美しい姫の伝説は、今も語り継がれ、 この剣を持って舞うことが踊り子の夢とされる。 |
「DORAG-ON DRAGOON 2」
![]() | 【WEAPON STORY】 |
| 遥か昔、幾つもの小国の戦乱によって人心の荒れ果てた地方に、 一人の英雄によって興された国があった。 英雄はそのまま皇帝となり、近隣の国を武力によって併合していく。 戦乱で疲弊しきっていた国民たちは、その王国との併合を喜んだという。 | |
| 皇帝は時折酒宴を催し、美しい踊り子を呼んで舞を踊らせた。 公平無私な統治を行った皇帝の、数少ないささやかな贅沢だった。 臣下の反対を押し切り、矛を交えている最中の国から 踊り子や楽団を招くこともあったという。 その日も戦端に聞いたばかりの隣国から、 一人の美しい踊り子を酒宴に招いていた。 | |
| その踊り子の舞は恐ろしい程に妖艶で美しく、 皇帝は一瞬にして心を奪われた。 直々に言葉をかけようと呼びよせた時、 剣舞に使われた小剣が皇帝の胸を貫いた。 踊り子は戦相手の隣国から送り込まれた間者だった。 皇帝を失った王国は、程なくして滅亡したという。 | |
| 再び小国同士の戦乱が巻き起こり、各地で多くの死が撒き散らされた。 皇帝を刺した小剣はいずこかへと失われ、忌まわしき記憶と共に、 その存在が語り継がれているという。 |
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