「DORAG-ON DRAGOON」
![]() | 【WEAPON STORY】 |
| 連合王国の亡き後、権力を握り悪政の限りを尽く した皇后を人民からの信頼の厚い将軍が討った。 将軍は平民の出で、話はよくある英雄譚。 | |
| 将軍の出自は平民の中でも最下級、人を殺めるこ とを生業としていた辻斬りである。15人目の標 的を殺めたとき、警備兵に見つかり投獄された。 | |
| 審判はすぐに下った。極刑。しかし将軍の人生を 大きく左右した才能、それは美貌であり、その姿が 皇后の目にとまることで極刑をまぬがれる。 | |
| 皇后は将軍への愛情を注ぐが、それは執着へと変 わっていく。将軍は皇后を虜にし失脚させること で王となる。是を知る者は将軍を簒奪者と呼ぶ。 |
「DORAG-ON DRAGOON 2」
![]() | 【WEAPON STORY】 |
| 長き戦いの末、ついに男は王の心臓に槍を突き刺した。絶命する王。 歓声と共に革命軍が、一気に城へなだれ込む。 これで…この国は悪政から解き放たれ平和になるだろう。 男の顔に、笑みがこぼれた。だが…それもすぐに消えた…。 | |
| 最後の戦い…どうも腑に落ちない。なぜ王は抵抗せずに死んだのだ。 いや、それどころか自ら命を捧げた様子にも見えた…。 あれが…国民に悪政を強いてきた王の姿だろうか。 悩む彼の元に仲間から王の間に来るように連絡を受ける。 | |
| 仲間と共に王の間に向かう男。 そこには…何者かに拘束されていた姫の姿があった…。 そして…姫の口から驚くべき真実を知る…。 姫は、長い間、隣国の者に人質に捕られていたのだ。 王は脅され続けていた。姫の目から涙がこぼれる…。 | |
| 男はその場で姫の命を奪った…。 確かに王は、娘のために、仕方なく悪政を強いてきたのかもしれない。 だが今、必要なのは真実ではない。 苦しみ虐げられた国民が立ち上がり憎き王を討つという“真実”のみ。 真実は闇の中……男は王となった。 |
「DORAG-ON DRAGOON 3」
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| 【WEAPON STORY】 |
| 女は娼婦だった。客をすぐに好きになってしまう娼婦だった。 だが、女が客に結婚を申し出ると客達はすぐに逃げ出した。 女は自分の仕事が疎まれている事すら分からなかった。 |
| ある日、偉そうで不細工な男が女の客としてやってきた。 一通りの行為の後、女は男に結婚を願い出た。 男は涙を流し始めた。彼は誰にも愛されないこの国の王だった。 |
| 王と結婚した女はこの国の后となった。そして結婚式の直後 女の前で男は心臓病で突然死んでしまった。 莫大な遺産と王権が女の下に転がり込んできた。 |
| 金も権力も手に入れた女は思う。ここにはもう愛した男は居ない。 あと少しだったのに。私の幸せまであと少しだったのに。 男の唯一の形見である槍を持ち、王宮から女は逃げ出した。 |
「NieR Replicant」
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| 【ゲーム内での武器説明】 |
| 王子の影武者をしていた男が王子を刺し殺した槍。 最後には自らもその槍に貫かれる事になった。 |
| 【WEAPON STORY】 |
| ある国で王子の影武者をしている男がいた。 男は毎日の様に王子の代わりに公務を行っていた。 今日も仕事を終えて王子の元へ帰ると部屋に裸の女が寝ている。 女は王子の妹姫だった。 呆然とする男に、同じ顔の男はへらへら笑いながら行為に誘ってきた。 |
| 男は王子の妹姫に恋をしていた。 自分を兄として慕ってくれる妹姫も自らを愛してくれていると感じていた。 たとえ偽物の姿を通してでも、最低な王子のために命をかける男にとって、 彼女は唯一の生きる糧だった。 |
| 王子が戦争で指揮を執ることになった。 役目のために命をも投げ出す覚悟の男に王子は言い放つ。 対象の首を獲れば妹と寝るのを自分と一回替わってもいいと。 男はへらへら笑う王子の口へ槍を突き刺した。 |
| 戦争が変わり妹姫を妃とした「王子」は、 自分の顔や喉を傷つける行為をするようになった。 妹姫が彼を「兄さま」と呼ぶたびにそれは続いた。 やがて「王子」は自らの顔を焼き、口から槍を刺した状態で見つかった。 その焼けただれた顔はとても穏やかだった。 |
「NeiR:Automata」
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| 【ゲーム内での武器説明】 |
| 王子の影武者をしていた男が王子を刺し殺した槍。 最後には自らもその槍に貫かれる事になった。 |
| 【WEAPON STORY】 |
| ある国に2人の王子がいた。第一王妃の子は賢いが体が弱く陰鬱 で、第二王妃の子は頭は悪いが明るく武勇に優れていた。 |
| どちらの王子が正式な後継者か。王はその決定を下さぬままに戦で 命を落としてしまう。残された王子たちは当然のごとく継承権を主 張し合い、民を巻き込んで対立した。 |
| 醜い王位争いの中、王の子を名乗る第三の王子が現れた。それは 知勇兼備で王として申し分のない青年。青年は愚かな兄たちを屠る と王位に就き、以降は名君として名を馳せた。 |
| 数十年後。王は亡くなる間際に民に告げる。自分は前王の子ではな く、ある貴族が仕立てた貧民の子であると。それを聞いた民衆は、 王でなくなったその男を吊るし首にした。 |
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