「DORAG-ON DRAGOON」
![]() | 【WEAPON STORY】 |
| 昔、飛べない竜がいた。荒々しい高潔な心 を持つ彼は人間と交わることはなかった。だが ある日、傷ついた若き騎士と一匹の竜が出会う。 | |
| 竜は騎士を助けると、彼が目覚めるのを見届け、 その場を立ち去ろうとした。翼のない竜は、役立 たずと人に忌み嫌われていたからだ。 | |
| 別れ際、騎士が言った。「この恩は生涯忘れない」 時が流れ、年老いた竜は人間の軍勢に取り 囲まれる。竜が死を覚悟したその時…… | |
| 「翼なき友よ!長く待たせたな!」あの時の騎士 が国王となり、数千の兵と共に現れたのだ。 竜は忘れていた牙を剥き出しにして吼えた。 |
「NieR Replicant」
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| 【ゲーム内での武器説明】 |
| 覇王と老竜の盟約の槍。 |
| 【WEAPON STORY】 |
| 王は老いていた。精悍だった眼差しからは光が失われ、逞しい体は見るも無残に弛みきっている。 そして、老いるに従って身につけた虚栄や恐怖が、王の心を醜く蝕んでいた。 王は怖かった。だから守るべき領土を失わないように周辺諸国への侵略を繰り返した。 王は怖かった。国民の声も家臣の言う事も信用ならなかった。だから暴力と圧政で全てを奪い取ろうとした。 |
| 王に忠誠を尽くす竜が居る。翼の無い竜は王の言う事なら何でも従った。 彼は王に救われた恩義が故に、魂で報いる事を誓ったのだ。 たとえそれが目に余る愚行でも、王の口から命じられたのであれば従った。 竜にとって王は正義そのものだった。 |
| ある日、竜が血まみれで王に謁見を申し出る。その血は幼い王子を暗殺した返り血だった。 暗殺を命じたのは他ならぬ父王。竜は澱んだ目で王に願い出る。貴公の命に逆らう訳には行かない。 だが、貴公の命に従うことももう出来ない。殺してくれ。そう言うと竜は力なくうなだれた。 |
| それは昔話。数百年前に滅びた国の愚かな王と翼の無い竜の物語。 草原には今も風が吹いていた。王と竜が誓いを交わしたあの日と変わらず、風が吹いていた。 |
「「NieR:Automata」」
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| 【ゲーム内での武器説明】 |
| 覇王と老竜の盟約の槍。 |
| 【WEAPON STORY】 |
| ボクは夢を見ていた。カレと会った日の事を。 カレは、小さく弱かった。 ボクも、世界が嫌いだった。 |
| ボクはカレを助けた。 カレもボクを助けた。 気づくとボク達は友達になっていた。 |
| もちろん、全部が上手くいった訳じゃない。 きっとどこかで間違えていたんだろう それでも、ボク達は友達だった。 |
| この草原の風は青く、イイ匂いがする。 カレに頬を寄せると、くすぐったそうに身を捩る。 ボクは羽を広げ、カレを乗せて大空に舞い上がった。 |
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