「DORAG-ON DRAGOON」
![]() | 【WEAPON STORY】 |
| とある国の領主が狩猟の際に必ず持ち歩いた、 お気に入りの剣。領主は動物の命を奪う快感に 溺れ、意味もなく日々狩猟を続けていた。 | |
| ある夜、森の動物達が集まり話し合いをした。 「これ以上、殺戮を繰り返すつもりなら自分たちが 領主を討つしかない!」 | |
| 領主の屋敷を囲み、機会を窺う森の動物たち。 その様子に気づいた領主は大喜びする。 「このわしに狩られたがっておるのか!」 | |
| 喜び勇んだ領主の前に、非力な動物達はなす術も なく、すべて狩り殺され森からは動物達の姿が消 えた。結局、領主は天命をまっとうしたという。 |
「DORAG-ON DRAGOON 2」
![]() | 【WEAPON STORY】 |
| とある国の領主が狩猟の際に必ず持ち歩き、 快楽にまかせて森の動物を根絶やしにしたという伝説の残る刀。 数十年後、領主の孫が新しい領主となった際、この刀を受け継いだ。 | |
| 新しい領主は柔和な性格で、狩猟も熱心ではなかったが、 この刀を手にしてからは好んで狩猟に出るようになった。 | |
| 領主はしだいに奇怪な行動をとるようになっていった。 食べ物を皿から直接舐めとるようになり、 城内でも這い回る姿をたびたび目撃された。 やがて、領主は姿を消した。 | |
| 領主の行方は誰も知らない。 ただ、今でも城の地下からは、獣のような叫び声が聞こえるという。 |
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