「領主の狩猟刀」WEAPON STORY

Last-modified: 2021-10-07 (木) 22:17:37
DORAG-ON DRAGOON

DORAG-ON DRAGOON

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WEAPON STORY
とある国の領主が狩猟の際に必ず持ち歩いた、
お気に入りの剣。領主は動物の命を奪う快感に
溺れ、意味もなく日々狩猟を続けていた。
ある夜、森の動物達が集まり話し合いをした。
「これ以上、殺戮を繰り返すつもりなら自分たちが
領主を討つしかない!」
領主の屋敷を囲み、機会を窺う森の動物たち。
その様子に気づいた領主は大喜びする。
「このわしに狩られたがっておるのか!」
喜び勇んだ領主の前に、非力な動物達はなす術も
なく、すべて狩り殺され森からは動物達の姿が消
えた。結局、領主は天命をまっとうしたという。
DORAG-ON DRAGOON 2

DORAG-ON DRAGOON 2

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WEAPON STORY
とある国の領主が狩猟の際に必ず持ち歩き、
快楽にまかせて森の動物を根絶やしにしたという伝説の残る刀。
数十年後、領主の孫が新しい領主となった際、この刀を受け継いだ。
新しい領主は柔和な性格で、狩猟も熱心ではなかったが、
この刀を手にしてからは好んで狩猟に出るようになった。
領主はしだいに奇怪な行動をとるようになっていった。
食べ物を皿から直接舐めとるようになり、
城内でも這い回る姿をたびたび目撃された。
やがて、領主は姿を消した。
領主の行方は誰も知らない。
ただ、今でも城の地下からは、獣のような叫び声が聞こえるという。