イグドラシル
143 :イグドラシル:2008/04/21(月) 16:51:20 ID:???
ゼファーが見当たらないので世界樹の方だけ…補完よろしく
世界を食べ始めた世界樹を切り倒す為、1人の天使が地上に降り立った。
一面荒廃した大地で世界樹を探す間もなく天使―ユウノは飢えた熊に襲われる。
持っていた林檎を渡すと熊は落ち着き、彼は森の番人だったが謎の樹のせいで森は無くなったのだと言う。
樹を退治するもそれは世界樹の根の一部に過ぎず…
本体を倒すため旅立つ天使に護るべき森をなくした熊―ブライアンも同行を申し出た。
温室育ちのユウノは荒れた大地を歩き続け空腹で倒れてしまう。
ブライが口にしたのは天界の林檎でそれ故に彼は腹がすかないのだと剣―フロラは言った。
森を見つけたブライはユウノを置いて水と食料をを調達に行く。
番人の狼ファングと再会したブライは謎の虫に襲われる前に森を出ることを勧められた。
残されたユウノは虫に襲われていた。剣を振るうが空腹で力の出ないユウノには退治できない。
駆け付けたブライの一撃は襲って来た虫達を凪ぎ払った。
天界の林檎を口にした事でブライもまた力を得たのだという。
ファングに別れを告げ2人は先を急ぐ。
泉の森も又は泉を残し荒れ果てていた。
番人妖精クミンの話によれば東に謎の樹が生えてからおかしくなったのだという。
問題の樹を一閃するが本体は虫の姿になり泉へと向かってしまう。
フロラには世界樹以外の物は斬れない―あの虫も又世界樹の一部らしい。
駆け付けたブライとなんとか根を退治するユウノ。倒れ込むユウノ達の前に現れたのは神様だった。
下界に居るには未熟なユウノを誤って派遣してしまったことに気づき、連れ戻しにきたのだという。
力の無い天使に地上は厳しすぎる、だがユウノは地上に残る事を望んだ。
144 :イグドラシル:2008/04/21(月) 16:55:18 ID:???
世界樹の在処を聞きに2人は竜の本へと向かう。
途中、岩に刺さった剣を見つけたフロラは護身用に持つことを勧めた。
ブライが全力で抜けなかった剣をユウノはあっさりと抜いてしまう。
箒のように軽いというユウノに女剣士が襲いかかる。
剣はドラゴンスレイヤー、刀匠クロムが仕立てた最強の戦士にしか持てない剣。
ユウノにその資格があるか確かめたいと言う女、だがユウノにはまともな剣術の覚えすらない。
ユウノの手を離れた剣は地に埋まる程重くて彼女には扱えず、ユウノに持てるとは思えない。
女はエンブラと名乗り同行を願った。
エンブラの旧知だという小人の村は荒れていた。
山が枯れ皆麓に移り住んだのだという。剣を抜いたというユウノに老人は鞘を手渡した。
剣は人が竜に戦いを挑んでいた頃クロムが鍛えて刺した物で風雨に朽ちず一層輝きを増したという。
竜を倒す事も剣を手に入れる事も人にとっては同じだとエンブラは言った。
翌日、たどり着いた祠は世界樹の根がはびこっていた。
竜の姿をした根が襲いかかり、撃退するがエンブラの剣は折れてしまう。
床が抜け、落ちたブライを追いユウノは剣を残して飛び立つ。
残されたエンブラの本に番人である竜が現れる。
とっさに剣を抜くがそれがドラゴンスレイヤーであると指摘された途端持てなくなる。
竜は剣を作ったのは自分だと言った。
ユウノはブライを見つけるが地下を流れる水は崩落する。
滝の向こうに階段を見つけたユウノはブライを抱え全力で飛び立った。
エンブラはユウノを信じクロムと先に向かう。宝物庫は結界に守られ、人も世界樹も侵入できない。
剣の重さは名の重さだとクロムは言う、無垢な心で扱えば容易く抜ける、と。
ブライに抜けないのは獣の本性が道具を拒むからなのだと言う。
145 :イグドラシル:2008/04/21(月) 16:59:08 ID:???
無事渡りきったユウノは力尽き、目覚めたブライの本に根が襲いかかる。
駆け付けたエンブラにその場を任せ結界へと逃げ込む。
クロムは自分の森が荒れている事に気づいていなかった。
山そのものが崩れ始め、結界は意味を成さない。ユウノは2人をクロムに任せ、に向かう。
ブライとエンブラの援護を受け、根の竜を仕留めた。
クロムによると世界樹はミッドガルズという国にあるという。
エンブラはそのミッドガルズから来た人間で、それはイクドラシルと呼ばれているらしい。
クロムに送られ河辺までやって来た3人は魚で食事を取る。
最中、3人を襲った狐は剣を盗もうとするが重くて失敗する。
番人である狐―スニフは、剣と引き換えに妹を助けさせようとしたらしい。
罠にかかった妹を治す葉の近くにはブライの倍もある山椒魚が居るのだという。
山椒魚をかいくぐり葉を入手するが崖が崩れ根が攻撃してくる。
下敷きになった山椒魚の血で水面が染まる。根はユウノが天使だと気付くと自分を斬れと命じた。
動けないユウノをエンブラは一喝した。ユウノがやらなければもっと血が流れる。
根は言う、寄生した宿り木―ミッスルトーが世界樹本体を支配している。
根が正気を失う前に、ユウノは止めをさす。
砕けた幹から白い葉が舞う。枯れた木々に命が戻っていった。
蘇った山椒魚から逃げる3人、だが山椒魚は世界樹が狂った事を確認し冥界へ向かう。
妹は回復しスニフは礼に船を提供する。賊のものだったらしいそれで3人は海へ向かった。
山椒魚―ガルムの報告を受けヘルは天界へ向かう。女神―チエはユウノの為に調べ物をしていた。
ヘルは世界樹が魔の破壊の力を受けているのではないかと指摘した。
146 :イグドラシル:2008/04/21(月) 17:02:15 ID:???
港についたエンブラは外洋船を探すが3月は来ないという。
途方に暮れるエンブラに男が船の入手元を尋ねる。
ミッドガルズからきたという怪しい一団に襲われる3人。その正体はまたも世界樹だった。
騒ぎに逃げ出す3人に男―エギールはその船は自分達の物だと言う。
彼はエンブラの名がミッドガルズの王女と同じだと指摘するが、彼女は偶然と否定した。
船を見つけた礼にミッドガルズまで送るという彼の塞まで行くが様子がおかしい。
宝を持ち逃げした彼の仲間が、売る為に女子供をさらいに着ていた。
ユウノが飛び人質になった女性を助け出す。
海賊達は天使に驚き手だしが出来ないが主犯の男は怯まない。
翼に価値を見いだした男はユウノを捕まえようとするが、ブライに邪魔され最後には落下し命を落とす。
船の中には子供が閉じ込められていた。
海賊達は元々身よりのない子供達だったのだという。
男はエンブラを追いミッドガルズからやって着ていた。ユウノ達を調べ回る男にガルムが話しかける。
この星は魔界の―破壊の力を受けるにはまだ早い。男は星の者の望みを叶えるだけだと言った。
裏切っていた海賊達はミッドガルズに戻るという。3人はそれに便乗する事にした。
風を読むエルフの少年ティレルに助力を頼むが大鮫白い悪魔に仲間を奪われた彼は外洋に出ようとしない。
ユウノはティレルと話をする。
世界樹兵を失った魔界の者は新たに駒を探す。彼が僕に選んだのは白い悪魔だった。
船はミッドガルズに出発する。エンブラは旅費として所持金全てを手渡した。
手袋の下には王女の証の特殊な刺青―たどり着けばなんとかなる。
順調に進む船に鷲が現れ、魔界が世界樹に噛んでいる事を告げた。
船を襲う白い悪魔。
ユウノは怯えるティレルに船を走らせるように伝え単身立ち向かっていく。
以下ゼファーに続くも未完