| 媒体 | 分類 | 操者 | 対象 |
|---|---|---|---|
| 実写 | 肉体操作 他 | ♂レギュラー 他 | ♂主人公 他 |
フリーの記者・千野智紀（渡部秀）は3年前に恋人を石化され失ったことがきっかけとなり、今ではすっかり堕落した生活を送っていた。そんなある日、被害者が石化して死亡する怪事件が連続して発生し、マスコミは“大都会のゴーゴン事件”として都市伝説のように扱っていた。智紀は、この事件を追えば恋人の死の真相がわかると思い、独自に捜査を始める。そんな中、五重人格のカメラマン・零（三浦涼介）と出会う。零は、怪死事件の現場で発見される謎の金属片“PIECE”を追っていた。それぞれの理由で事件を追う智紀と零はコンビを組み、事件に隠された謎を解明していく。様々な要素がパズルのピースのように結びついたとき、衝撃の真実が明らかになる。
- 媒体：実写? 『PIECE～記憶の欠片～』
零は、乱暴者の「陣」・科学者の「賢」・女医の「綾」・子どもの「遊」の人格を併せ持つ五重人格者です。
「綾」はガールフレンドの死の謎を追う智紀に逆行催眠をかけ、事件当時の記憶を呼び起こします。
智紀は彼女殺しの犯人だという身に覚えのない糾弾を受けて抵抗しますが、狩屋刑事に腕をつかまれた瞬間に断片的な記憶が戻り、自分が彼女を手に掛けていたことを思い出します――
――狩屋は、触れた相手に微弱な電気を流し込んで行動や記憶を操る能力を持っていました。消されていた記憶がすべて戻った智紀は、かつて自分を操って彼女を殺させた狩屋こそが黒幕だったことを思い出します。狩屋はそんな智紀に拳銃を握らせて自殺させようとし、駆けつけた零が間一髪で妨害して狩屋につかみかかりますが、狩屋は零を操って智紀を襲わせます。
ところで、（ほかの人格にも同様の経緯があるとほのめかされていますが）「綾」はもともと零の一人格ではなく、同じ事件で殺された白川百子の人格が零に宿ったものでした。百子は事件の解決を見届けると、智紀に礼を言いながら消滅するのでした。