ストーリー
太宰治はいつも憂鬱そうにしている男だった。
ピクリスに自身の小説を投稿しては、ランキングの上位に名が載らないことに対して納得のいかない日々を送っていた。
ある事件によって作品との融合が起きた時、自身の小説に含まれる陰鬱で享楽的な性質に飲まれ、世界の破滅を願い始めた。
彼をこのまま放置しておくのは、あまりにも危険なことだろう…。
登場ユニット
- ハイディン・オーガ
- マーロン
- 玄武
- ウラシマ
- マグリット
- 赤兎馬
- 太宰治
セリフ
1F
ハイディン・オーガ
マーロン
2F
玄武
ウラシマ
3F
マグリット
赤兎馬
4F
太宰治
- バカな奴だ君は何もわかつてゐない
- 【痛みと罰】
- 無言の圧力
- 間違いなんてない間違う奴がゐるだけだ
- 愛より哀をあたへよう
- 【道化の涙】
- 所詮 この世界に救いなどないよ
- 一緒におどろうか
- 【落陽】
- 物事には得手不得手があるだらう僕には前者が足りないんだ
- 生き続けるのも大変だ…
- 死にたいのではない生きることを辞めたいんだ
- 確信したよ…僕の全盛は今なんだと…!
- 【道しるべ】
- 【盛衰】
- 今まで幾度も幾度も後悔したよ…
- 悔やんで悩んで迷つて泣いて諦めた
- 君は希望も苦悩も欲望も罪悪も感じることができるだらう
- 僕にはそれができないんだ…この間それにきづいた
- 最早 僕は人ですらないと…そう思いたつたよ
- 終わるのも良いかと思つていたが…無性に畏れている自分が嫌いだ
- 生きるのが辛かつたと…そう思つていたのに…
夏目漱石を連れていった場合(1ゲージ開幕時/撃破後)
- 夏目漱石か…君の作品は気楽だが深くない…
- ああくだらない…
- この程度で終わつてしまうのか…やはりつまらなかつた
TIPS
御伽草子
太宰治の作品の中で特に大衆人気の
高かった物は彼の思い入れも強く
更に多くの人々に知れ渡らせるため
仮初めの姿で実体化させていました
太宰治の人間関係
人間というものの矮小さを知りながら
その本質を尊ぶ夏目漱石の作風を
太宰治は最後まで認めていませんでした
太宰治の過去
太宰治は作品との融合前にも密かに
ALICEの滅亡を謳う作品をピクリスに投稿し
不適切な内容として削除されています
破壊願望
太宰治が投稿する話は没落していく様等の
人間の弱さが書き表されており
作者本人の人生についての苦悩が
映し出されているようでした