「あの日、お家で見かけた、あのお方はだあれ?」
そうエマに聞くのが精一杯。
「お父様のお客様よ。私はしらないの・・・」
本当はもっともっと知りたいのに。彼の名前は?
どちらにお住まいなの?どうすればこちらを見てくださるのでしょう?
リズの心に住み着いてしまったあのお方。
あの日以来、大好きだった詩の朗読も、レース編みも、なにも手につかない。
いっそ、エマに告白してしまおうか?
でも、でも、きっと驚くに違いない。だってほんの一瞬の出来事だったんですもの。
乙女達の平和な日々に突然現れた謎のお客様、エデン
その声を、瞳を、誰が独占するのでしょう・・・