動作環境

Last-modified: 2015-09-11 (金) 22:52:25

※下記はWindows版の動作環境です。その他のOS(Mac/Linux & SteamOS)については公式ページを参照してください。

最低動作環境

OSWindows XP/Vista/7/8
Processor2,2 GHz
Memory1 GB
Video CardRadeon X26XX / GeForce 7800 GT
NetworkBroadband Internet connection
Hard Drive3 GB

推奨動作環境

OSWindows Vista/7/8
ProcessorDual-Core 2,4 GHz
Memory4 GB
Video CardNvidia GeForce 460 or higher, AMD Radeon 55XX series or higher
NetworkBroadband Internet connection
Hard Drive11 GB

WarThunder動作スペック考察

WarThunderは良くできたゲームで、ゲーム内の画質設定を調整すればノートパソコンでも満足に
ハイエンドパソコンであればあっと驚くような高画質でゲームをプレイすることができます。
WarThunderを快適にプレイするためには以下の3点に気をつけてください。

①CPUは4コア以上!
WarThunderは比較的CPUに易しいゲームなのでCPU性能に関してはあまり問われませんが
快適に遊ぶためには最低でも2コア4スレッド以上、できれば4コア以上のCPUが望ましいでしょう。
詳しくは下記コラムで説明しています。

②メモリは8GB以上!
PCのメモリは多ければ多いほど処理が速くなるわけではありませんが、
必要量に対して少ないメモリ量だと処理速度の大幅な低下を生みます。
ゲームを立ち上げながらのブラウジングや動画視聴等、余裕を持って
8GB以上のメモリ量があれば、まず不足することはありません。

③グラフィックスカードの有無!
最後にして最大のポイント、それはGPUの有無です。
WarThunderの快適動作の鍵を握るのがこのGPUです。
多くのノートパソコンやスリムタイプのデスクトップPCには標準では装備されていません。
画質設定次第でGPUなしのPCでも動かすことはできますが、
WarThunderの快適なプレイを視野に入れている以上外せない部分です。
ただし、ノートパソコンを購入する際はどうしても選択ができない場合があります。
その際はなるべく高性能なオンボードGPUを搭載した製品を選ぶと多少は救われるでしょう。
下記のGPUに関するコラムにももれなく目を通してください。

 

新規でPCを購入する場合、基本的にはIntelCPU+GPU各社と言う構成が現在の鉄板ですが、
予算の無い方はAMD製のAPUの使用も視野に入れると良いでしょう。
詳しくはCPUコーナーにあるAPUの追記を参照してください。
また、考察に関する詳細は下記コラムをご覧ください。

 

WarThunderにおけるCPU考察

WarThunderにおいて言えば、CPU性能はそれほど重視されません。
Core2Duoのような古いCPUであっても高性能なGPUと組み合わせれば高設定でも案外動くものです。
Core2Duoクラスであれば最低限の用件は満たしていると言えます。
より快適な動作を求めるならば4コア以上のCPUがお勧めです(Corei5やCorei7が該当)
もちろん、自分の用途を考えて、トータル的にバランスの良い構成が望ましいでしょう。
GPUだけが突出していたり、CPUだけが突出していても快適な動作は望めません。

 

下記表を参照して、自分のCPUで要件を満たしているのかどうかの確認をしてください。

 

WT向けお勧めCPU

展開

・Corei7-4790/K 最新ゲームも、超高画質配信も快適に楽しみたい人向け
・Corei5-4690/K 配信はしないが、最新ゲームもWTも快適にプレイしたい人向け。
・AMD FX-8370E 値段を抑えつつ動画配信と最新ゲームプレイを両立したい人向け
・AMD A10-7850K GPUが無い、安価に楽しみたい、WTをそこそこにプレイしたい人向け

 

AMD製APU(CPU)に関する補足説明

 

AMD社のAMD AシリーズはオンボードGPUとしてはかつて無いほどに強力なGPUを内蔵しています。
価格自体は1万円台後半でCorei3~i5相当のCPUに高性能なオンボードGPUがセットになって、
同社はこのCPUをAPUと称し、主にライトゲーマー向けとして販売しています。
その大きな強みは別途グラフィックカードが不要のためPCを小型に、安価に出来る点に有り
出費を抑えたい、MinecraftやPSO2といったライトなゲームしかプレイしない、
WarThunderを中設定くらいで楽しみたいと言う層には非常に魅力的です。
もし性能が足りなくなってもグラフィックスカードの増設が出来、欠点を補うことも出来ます。
仕様上、高価で高速なメモリを使用しなければ真価が発揮できないという弱点はありますが
予算が少ない学生さん、お小遣いの少ないお父さんには是非ともお勧めしたい一品です。

 

CPUとは

展開

CPU(Central Processing Unit)とはコンピュータの性能を決める一番大きなパーツで、
コンピュータのありとあらゆる演算を一手に引き受けます。
内部の演算装置の事をコアと呼び、作業のことをスレッドと呼びます。
原則的には1コアにつき1スレッドとなります。また、最近では複数(2~8コ以上)
のコアを搭載したCPUが主流となっています。

デスクトップPC向けCPU性能一覧

Intel環境
シリーズ動作環境
Pentium 4 不足
Celeron D
Pentium D
Atom全種
Celeron E/Pentium E 必要
Core 2 Duo
Celeron G/Pentium G
Core 2 Quad 推奨
Corei3/i5/i7 三桁番台
Corei3/i5/i7 2000番台
Corei3/i5/i7 3000番台
corei3/i5/i7 4000番台
 
AMD環境
シリーズ動作環境
Athlon64 不足
Athlon64x2
Athlon x2/x4 必要
Phenom x2/x4
AthlonII x2/x3
PhenomII x2/x3
AthlonII x4 推奨
PhenomII x4/x6
AMD FX
AMD A4シリーズ 必要
AMD A6シリーズ 推奨
AMD A8シリーズ
AMD A10シリーズ

動画を撮りながら、配信をしながらプレイするためには最低でもCorei5の2000番台以上が必要です。(撮影ソフトによって必要スペックは多少変化します)
Corei7の2000番台以上のCPUであれば満足に配信をしながらプレイできるでしょう。
AMD環境であればAMD FXの8370がお勧めです。
また、APUの使用を考えている方はA10の7850KにDDR3-2133メモリの組み合わせが良いでしょう。

ノートパソコン向けCPU性能一覧表

Intel環境
シリーズ動作環境
Celeron M 不足(動作不可)
Pentium M
CoreDuo
Atomシリーズ
Celeron DualCore/Pentium DualCore
Core2Duo 必要
Celeron/Pentium
Corei3/i5/i7 三桁番台
Corei3/i5/i7 2000番台 推奨
Corei3/i5/i7 3000番台
corei3/i5/i7 4000番台

CeleronやPentium/Atomには同じ名前で仕様のまるっきり違うモデルが数多くあります。
シングルコアからデュアルコア、果てはクアッドコアまで様々です。
基本的にCeleron/Pentium/AtomブランドのCPUでの満足な動作は難しいでしょう。

 
AMD環境
シリーズ動作環境
AMD E1/E2シリーズ 不足
AMD A6シリーズ 必要
AMD A8/A10シリーズ 推奨

いずれの評価も十分な外部GPUを搭載したとして、という前提での評価です。
純粋なCPUのパワーとしての評価の為、下記のGPU性能考察と合わせて検討してください。
※ただし、AMD環境に限ってはオンボードビデオも含めた総合的な面で動作の可否を記述しています。

 

ノートパソコン向けCPU詳細説明

展開

ノートパソコン向けのCPUの多くはデスクトップ向けCPUと同じ名前を冠していますが、中身は別物です。
スペース、電力が限られた環境に組み込む為に、ノートPC向けのCPUは性能を落として省電力に作られています。
よって、デスクトップ向けCPUとは純粋に比較ができないので注意が必要です。
また、IntelのノートPC向けCPUには以下の3種類があります。

①Mシリーズ
型番の最後がMで終わるもの(例 i5 2520M)はノートPC向けの通常電圧版CPUです。主に大型のノートPC向けに作られていて
ノートPC向けのCPUのスタンダードモデルです。このタイプのCPUであれば複雑ですが、分解し交換することが可能な場合が多いです。

②Uシリーズ
型番の最後がUで終わるもの(例 i5 4300U)はノートPC向けの低電圧版CPUです。性能を控え、より小消費電力に振った製品といえます。故に性能的にはスタンダードタイプのMシリーズに一歩劣ります。このタイプのCPUは基本的にマザーボードに半田でつけられている為交換はできません。

③Y、Lシリーズ
型番の最後がYやLで終わるもの(例 i5 3339Y、Core2Duo L9300)はノートPC向けの超低電圧版CPUです。モバイルPCや、持ち運ぶことが前提のパソコン向けに作られた製品群であり、性能的には通常電圧版と比べて二周りほど劣ります。
このタイプのCPUも基本的にマザーボードに半田付けされている場合が多く、交換はできません。

 

WarThunderにおけるGPU考察

WarThunderを快適に遊ぶのにおいて重要なのがGPUです。
GeForceとRadeonと有りますが、基本的にはどちらを選んでも問題はありません。
ビデオメモリは2GBもあれば十分ですが、高解像度環境では3GB以上あると良いでしょう。
ひとまず遊んでみたいならGT740、R7 250以上を
手軽に高設定で遊びたいならGTX750ti、R7 260X以上を
最高画質で満足な動作を望むならGTX960、R9 280X以上が快適動作の目安です。

 

また、IntelのHD Graphicsでも第4世代Coreiシリーズ(Haswell)以降の物であれば低設定から動作可能です。
それ以前のHD Graphicsシリーズや、Celeron、Pentium向けの無印のHD Graphicsの場合でも
最低設定であれば満足に動作するでしょう。一先ず動かしてみる事をお勧めします。
ちなみにCore2世代のオンボードグラフィックスであるGMA4500MHDでも最低設定でFPS20くらいでなら動きます。

 

お手持ちのカードでどの位の設定で動かすことができるかは下記のPassMarkを参照してください。

 

WT向けお勧めGPU

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最高設定で4Kで楽しみたい! 4万円~
・GTX 980 妥協したくない人向け
・GTX 970 980の9割程の性能が3万円台から
・R9 290X 次期モデルが控えているため今は微妙

 

最高設定で楽しみたい! 2.5万円~
・GTX 960 小さく省電力でハイパワー
・R9 280X GTX960を超える性能で尚且つ安価

 

出費を抑えつつ快適にしたい! 1.5万円~
・GTX 750ti 1万円台の守護神。スリムPCにも入るモデルが有る

 

とにかくオンボードから脱出したい! 9000円~
・GT 740 性能は然程高くないが手の届きやすい価格

 

尚、Radeonシリーズに関しては新モデルがすぐ先に控えています。
この一覧の限りではないことにご注意を。

#Endregion

 

GPUとは

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普段使いでは気にしないこのGPUというパーツですが、要はグラフィック処理の専用チップと考えてください。
多くのノートパソコンやスリムパソコンでは、このGPUを簡略化した小さなチップが主に画面の描画を担当しています。
これが俗に言うオンボードGPUです。
最近のオンボードGPUはCPUとセットになっていて、使っているCPUによって内蔵されているオンボードGPUの型番が変わるので注意してください。また、AMDのAシリーズCPUは従来よりも高性能なオンボードGPUを搭載しており、その性能はエントリークラスのGPUに匹敵するほどと言われています。

 

GPUはパソコンの増設ポートに設置して使うのが一般的ですが、
すべてのパソコンに増設ポートがあるとは限りません。
あったとしてもサイズが合わなかったり、電源容量が足らなかったりと、
買った後に判明すると困る部分が多くあるため要注意です。

 

また、ノートパソコンは物理的に増設不可(ポートがそもそもない)です。
ノートパソコン用のGPUは基盤に半田付けするものなので、購入時に付いていなければどうしようもありません。

#Endregion

 

お使いのGPUでWarThunderが動くかどうか調べるためには(PassMark)

ここでは一つの性能指標としてPassMarkを取り上げます。

 

http://www.videocardbenchmark.net/gpu_list.php
上記リンクよりPassMarkのサイトへ移動し、Find VideoCardの検索欄に調べたいGPU名を入れてください。
例)Radeon HD7750ならば、検索欄には“HD 7750”と記入
また、AMDのAシリーズの内蔵GPUであれば、そのCPU名(たとえばA10 7850K)で検索可能
出てきたスコアを下記の表と見比べて、適切な設定を行ってください。
※IntelHD Graphicsシリーズの一部製品は登録されていません。

 

また、チップ名にカーソルを当てるとCompareボタンが出現し、任意で3つまでの製品を選択後
それらのPassMarkスコアを別ページでじっくり比較することができます。

 

※PassMarkではRadeon系のカードのスコアが低めに、GeForce系のカードのスコアが高めに出るため、
ほかのベンチマークのスコアと比べると性能の逆転現象が起きる場合があります。

 
GPU性能早見表(1080p基準)
PassMarkスコア快適動作設定
~500PassMarkUltra Low
500~PassMarkLow
1000~PassMarkMidium
2000~PassMarkHigh
4000~PassMarkMax
6000~PassMarkMovie

※WarThunder陸軍は空軍に比べてより負荷がかかる仕様となっているので(AMD A-10 7700kでメモリ8GB 画質LOW 画面720pの場合 空軍平均60FPS 陸軍平均30FPS) ※要検証
より快適に遊ぶためには上記表よりもワンランク設定を下げることをお勧めします。

コメント

※この環境で動くか分からないなど、質問するときには必ずCPU,メモリ,GPU,電源容量など必要事項を書いてください。