竜幻・アルドラ

Last-modified: 2013-07-16 (火) 02:41:57
竜幻・アルドラ(SSR)竜幻・アルドラ+(SSR)竜幻・アルドラ++(SSR)[幻獣天狼の英雄]竜幻・アルドラ(DR)[幻獣天狼の英雄]竜幻・アルドラ[極](DR)
竜幻・アルドラ.jpg竜幻・アルドラ+.jpg竜幻・アルドラ++.jpg[幻獣天狼の英雄]竜幻・アルドラ.jpg[幻獣天狼の英雄]竜幻・アルドラ[極].jpg
攻撃力:2809~攻撃力:3061~攻撃力:3174~攻撃力:3300~攻撃力:3300~
防御力:2788~防御力:3038~防御力:3150~防御力:3275~防御力:3275~
コスト:30 売却価格:5597コスト:30 売却価格:6099コスト:30 売却価格:6324コスト:30 売却価格:6575コスト:30 売却価格:6575
スキル:英雄結界ティアリーウィザード 
(星属性の防御 大ダウン)
スキル:英雄結界ティアリーウィザード 
(星属性の防御 大ダウン)
スキル:英雄結界ティアリーウィザード 
(星属性の防御 大ダウン)
スキル:英雄結界ティアリーウィザード 
(星属性の防御 大ダウン)
スキル:英雄結界ティアリーウィザード 
(星属性の防御 大ダウン)
対暴竜: ?倍以上対暴竜: ?倍以上対暴竜: ?倍以上対暴竜: ?倍以上対暴竜: ?倍以上
ある日、王宮に1人の奇術師が呼び出されました。一世を風靡する天才奇術師、その名をアルドラといいました。世にも奇妙な術を使い、彼が魅せる術は摩訶不思議、街は国を巻き込んでの大ブームだったのです。それを面白いもの好きのお妃様が見逃すわけがありません。ほれ、何か面白いものを魅せてみよ、仰せのままに、そのやり取りが毎日続きました。今日も王宮に1人の天才奇術師が足を運びます。向かうはお妃様の自室、豪華絢爛な家具に天蓋付きのベッド、まさしくお妃様にふさわしい部屋でした。「ご機嫌麗しゅうお妃様、本日はどのような?」「面白いものを魅せよ、ただし、誰も見たことのない、妾だけの術を魅せよ」仰せのままに…と彼は次々に新しい術を繰り出します。次の日、王宮の中にはアルドラ専用の個室が設けられました。王宮での、お妃様専用の奇術師としての生活は長く続きませんでした。それはある日のことです。お妃様はいつものようにアルドラを呼びつけ、こう言いました。「アルドラ、それでは今日も面白いものを魅せなさい」「本日はどのような?」「見たいものがあるの、簡単よ、あなたの奇術でいつものようにポポイっと出して頂戴よ」「このアルドラ、お妃様の命とあらばどのような物でも」「ふふ…それじゃあ…王、この国の王様、妾の愛しの旦那様の首を、もっておいで」お妃様の瞳に魂は宿らず、無垢なる暴竜と化していました。既にお妃様の部屋は王によって兵に方位されていました。会話をすべて聞かれていたのです。しかし、それを先読みしたお妃様は大量の私兵軍で王宮を、さらに他国を巻き込んで自国を包囲していました。すべてお妃様の罠だったのです。即座に軍を動かした王によって隣国を巻き込む大戦争が始まりました。アルドラは悔やみました。楽しませるために拾うした術が結果として凄惨なる悲劇を生んだことを。そして彼は自分の命を賭して、一世一代の大技に挑みました。言うなれば分身の術…しかし驚愕はその量です。残った資料によれば戦争に参加した総員の全員前に1人1人に奇術師の青年が現れた、と記載されています。このときがアルドラが英雄となった瞬間でした。戦争に参加する全員の前で一通りの奇術を披露した彼は戦争をひとつの舞台として完成させました。まるで一瞬の幻…その中で彼は英雄と呼ばれ、世界を救った奇術師として名を残します。しかし、彼が使った奇術はそれだけではなかったのです。彼はお妃様の記憶を全員…つまり世界から消したのです。暴竜と化した彼女を葬り、その存在を永遠に消し去った彼は、自分を愛し狂った一人の女性に華を手向けることもできず、ただ自分の罪と英雄という呪いに涙しました。彼もまた、お妃様を愛していたのです。 …―それからどれだけの時間が経ったでしょう、虚ろなる世界で小さな声を聞きました。『英雄アルドラいや、アルドラ=アルフェセウスよ、その罪…我が為に使わぬか…我なはシリウス…天狼シリウス、新たなる神になる牙だ』