竜逆・ウェズン

Last-modified: 2013-07-16 (火) 02:27:09
竜逆・ウェズン(SSR)竜逆・ウェズン+(SSR)竜逆・ウェズン++(SSR)[覇討天狼の英雄]竜逆・ウェズン(DR)[覇討天狼の英雄]竜逆・ウェズン[極](DR)
竜逆・ウェズン.jpg竜逆・ウェズン+.jpg竜逆・ウェズン++.jpg[覇討天狼の英雄]竜逆・ウェズン.jpg[覇討天狼の英雄]竜逆・ウェズン[極].jpg
攻撃力:2761~攻撃力:3009~攻撃力:3119~攻撃力:3244~攻撃力:3244~
防御力:2811~防御力:3063~防御力:3176~防御力:3302~防御力:3302~
コスト:30 売却価格:5572コスト:30 売却価格:6072コスト:30 売却価格:6295コスト:30 売却価格:6546コスト:30 売却価格:6546
スキル:英雄結界リバースリバース 
(星属性の攻撃 大ダウン)
スキル:英雄結界リバースリバース 
(星属性の攻撃 大ダウン)
スキル:英雄結界リバースリバース 
(星属性の攻撃 大ダウン)
スキル:英雄結界リバースリバース 
(星属性の攻撃 大ダウン)
スキル:英雄結界リバースリバース 
(星属性の攻撃 大ダウン)
対暴竜: ?倍以上対暴竜: ?倍以上対暴竜: ?倍以上対暴竜: ?倍以上対暴竜: ?倍以上
目を覚ました時、既に世界は絶望に染まっていた、ウェズンはそう話します。生まれは山のどこか、誰から生まれたかも知らない。覚えているのは、ただ世界を蹂躙すること。目の前のモノを裏切り、なるべく悲しみが広がるように壊すこと。教わったのはそれとご飯の食べ方と喋り方くらい。あとは全部、自分で考えて身につけた、そう言います。ウェズンには友だちがいません。なにより友だちの概念がありません。ウェズンの一族には仲間という意識はなく、ただ同じ方向を向いているから一緒に進む、武器を振り回す範囲にいないから当たらない、というだけの関係でした。だから、裏切ることもよくあるし、裏切ったし、裏切られた、なんていう壮絶でありながらも、それが当たり前の生活をしてきたのです。ある日、ウェズンは恋をしました。友だちの概念もないウェズンを愛し、守ってくれた誰か…もう名前も顔も忘れてしまった誰かによって、ウェズンは恋を知ったのです。ウェズンは世界を知りたくなりました。一族の誰もが知らず、一族の誰もが教えてくれず、一族の誰もがたどり着いていない何かに触れたくて、ウェズンは群れを離れます。それからどれだけの時間が経ったでしょうか、ウェズンの目には、自らの姿すらも暴竜に見えていました。ウェズンは群れに戻りました。元々群れなんていう概念すらなく、ただ一緒にいる一族の元に返り、ひとりひとり、ウェズンは実験を繰り返します。自分たちと、いままで屠ってきた者たちの何が違うのか。あのとき恋を教えてくれたあの誰かは、どれだけ自分たちと違うのか。ある朝、ウェズンは気付きました。自分以外の誰も、もう一族が生き残っていないことに。最後の1人となったとき、彼が英雄となった瞬間でした。蹂躙せし悪魔の軍勢をたった1人が根絶やしにした、その凄まじさまさに覇王、ゆえに覇の英雄ウェズン…いつしかそう呼ばれるようになりました。何の解も得られぬまま、一人ぼっちになったウェズンには帰る場所はもはや無く、その姿は暴竜以外の何者でもありませんでした。英雄になりたかったからじゃない、ただもう一度恋がしたかった、本当にそうなのかどうなのかもわからないまま、ウェズンはたった1人で進軍を続けました。 …―それからどれだけの時間が経ったでしょう、虚ろなる世界で小さな声を聞きました。『英雄ウェズンいや、青鬼(セイガ)よ、その罪…我が為に使わぬか…我なはシリウス…天狼シリウス、新たなる神になる牙だ』