透竜王・ロスヴィータ

Last-modified: 2013-11-15 (金) 17:16:50
透竜王・ロスヴィータ(DR)透竜王・ロスヴィータ+(DR)透竜王・ロスヴィータ++(DR)[聖典に載らぬ剣聖]透竜王・ロスヴィータ(SDR)[聖典に載らぬ剣聖]透竜王・ロスヴィータ[極](SDR)
透竜王・ロスヴィータ.jpg透竜王・ロスヴィータ+.jpg透竜王・ロスヴィータ++.jpg[聖典に載らぬ剣聖]透竜王・ロスヴィータ.jpg[聖典に載らぬ剣聖]透竜王・ロスヴィータ[極].jpg
攻撃力:4068~攻撃力:4434~攻撃力:4596~攻撃力:4779~攻撃力:4779~
防御力:5432~防御力:5920~防御力:6138~防御力:6382~防御力:6382~
コスト:40 売却価格:9500コスト:40 売却価格:10354コスト:40 売却価格:10734コスト:40 売却価格:11161コスト:40 売却価格:11161
スキル:ザダルメリクはかく語りき 
(月属性の防御 超絶アップ)
スキル:ザダルメリクはかく語りき 
(月属性の防御 超絶アップ)
スキル:ザダルメリクはかく語りき 
(月属性の防御 超絶アップ)
スキル:ザダルメリクはかく語りき 
(月属性の防御 超絶アップ)
スキル:ザダルメリクはかく語りき 
(月属性の防御 超絶アップ)
「…あ、あの、この辺に凶悪な魔竜がいるって聞いて…その、もしかしてご存知ないですか…?」まるで水瓶と見紛うかというほど大きな篭手を持った女性が話しかけてきた。旅の者だろうか?どうせ怖いもの見たさでやって来た観光客だろう、全く…!この命知らずが、さっさと帰りな!!「…いえ、あの、私はその…魔竜を退治しに…」はぁ?退治だぁ?その細い腕でか?まったく笑わせるなよ!!「……そうですか」立ち去る彼女の瞳はやけに印象に残っていた…「…あ、あの、凶悪な魔竜について教えてもらえないでしょうか…?ご存知…なんですよね…?」まるで水瓶と見紛うかというほど大きな篭手を持った女性…昨日のアイツだ…まだいたのか…。あのなぁ、魔竜を倒すなら聖典に載るくらいの剣聖様を連れて来い!!お前じゃ役にも立ちやしない…「…いえ、あの、私はその…剣聖ではあって、でもそうでもなくて…」はぁ?剣聖だぁ?その細い腕でか?まったく笑わせるなよ!!「……そうですか」立ち去る彼女の瞳はやけに印象に残っていた…「…あ、あの、凶悪な魔竜の手下までは全滅できたのですが…その、本体がどこにいるかを…教えてくれませんか…?」まるで水瓶と見紛うかというほど大きな篭手を持った女性が話しかけてきた。この間のアイツだ…だが、手下を倒したのは本当…なのか…?「…ええ、私が、その…倒しました…」ばかな…だが数日前から手下たちの悪事を耳にしねぇ…そんな…こいつが…あんた、名前は……?! 「…私は…ロス、《透》のロスヴィータ、と名乗って、います」…ロスヴィータ!? 確かに聖典に名前はねぇ…だが…聞いたことがあるぞ……!! 聖典に名前の載らない女剣聖がいるって…まさか、あんたが…!? 「……そうです」目の前に立つ彼女の瞳はやけに印象に残っていた…お、おい本当にいいのか…!?魔竜は、ほ、本当に魔竜なんだぞ!?「…はい、そのためには私は此処に来たのです…案内ありがとう、安全なところまで下がって…」そこから先はまるで魔法のようだった…、ロスさんが巨大な篭手《ザダルメリク》に手を通すと手に持った普通の騎士剣が強烈な水気を帯びて彼女が聖なるチカラに包まれたんだ…「私が聖典に載らないのは、ザダルメリク無しでは剣を持てないほど非力だから…でも、それでも私が【名前の載らない剣聖】として扱われているのは何故だと思う…?」ゴゴゴ…強烈な地鳴りと共に、魔竜と剣聖の戦いが始まった…お、おい本当に、本当に剣聖様だったのか!!が、がんばれぇっ!!! 「…はい、ありがとう、貴方のおかげで心挫けずに、この長い戦いを過ごしてこれた…でも、それも終わり…決めます、この秘技で…!!!」くっ!!安全な場所なんて、どこにもねぇっ!!ここまできたらロスさんの戦いをこの目に焼き付ける、そして聖典に残らない彼女の伝説を語り継ぐっ!! 今までに無いほどの強烈な聖なる水気が彼女を包み込む! 「このザダルメリクさえあれば私に敗北は無い…!!知っているか…唯一、聖剣にとらわれず全ての武器が聖剣となる剣聖の名を…!!冥土の土産に覚えておくがいい!! 私はロス…《透》の剣聖ロスヴィータだっ!!」こうしてまた、名の残らない剣聖の伝説がひとつ残されていった…