この世界の海は、地界と魔界の両方に存在し、メディオス大陸(大陸)とケスト大陸(大陸)の2大陸の間にある海は、地底が存在せず、地界で沈めた物は魔界に、魔界で沈めた者は地界に浮き上がる。また、魔界の中では、ある一定の時間帯(地界の12時、魔界の0時)にだけ「海が光る」現象がある。地界では、メディオス大陸の伝統で死刑囚などはその海に十字架によって沈めるという風習があり、そのほとんどが真昼に行われ、海が光る時間に人間が浮き上がってくる。これらを狙った魔族などは「海狩り」と呼ばれ、簡単に人間を摂取することが出来る手段であった。
アレンは、十字架刑で海に沈められ、魔界の海に浮かび上がり女の海狩りに捕らえられた。しかし、アレン自身の魔力が強すぎたことから食べることが出来ず、しかも息を吹き返した事から、証拠隠滅を図るため、再度海に捨てた。しかし、アレンは吸血鬼に噛まれたことで、吸血鬼の持つ永遠の生命の力の一部が体の内部に入り込み、再び地界の海に浮かび上がり助けられるまで死ぬことは無かった。そのため、アレンは自分が臨死体験をしたように感じられた。
基本的に、地界と魔界の海の推進は1000m前後で、地界の真昼の太陽光(魔力)が降りそそぐと魔界の真夜中では海が聖魔力の一部が紫色に光っているように見え。それが光る海の正体となる。逆に魔界の真昼の太陽光が地界の真夜中の海に光が注がれても、人間はそれを見ることが出来ないため、光る海という現象自体が魔界でのみ起こる現象となる。
吸血鬼の設定(「十字架、聖水、イコンのような宗教的象徴は、それ自体には効能が無くそれを持つ者の信仰が重要であり、また力のある吸血鬼には通用しないことがある」)