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概要
装備
【元始聖剣 アルター】
アルター王国の最秘宝にして、建国伝説の剣。アルティミア・A・アルターの愛剣。
一つの始まりを刻むもの。
在るべき形を変容させ、エネルギーさえも切り捨てる両断の刃。
『絶対切断』の理を持ち、レイの持つ無銘の斧と並ぶ、超級武具をも凌駕する、現存する全ての武器の中で最強の剣。
原初に<鍛冶屋>によって、レイの持つ無銘の斧と共に生み出され、選ばれたことで、最高傑作となった蒼い剣。
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【】
ギデオンの呪いの武具の一つ。レイが発見し、報酬に貰った。レイ・スターリングの最強の武器。
通称、無銘の斧。
【紫怨走甲 ゴゥズメイズ】?でも全然解呪できないほど大量の怨念を有している片刃斧。
刃の部分に、黒い呪布が巻いてある。
かなり古く、柄の一部に欠けたような跡もあるが、【破壊王】の全力でも罅の一つも入らない尋常外の強度を持つ。
《鑑定眼》で鑑定しても以下のことしか分からない。
『名づけられなかった斧。
■に■ばれなかった斧。
■■で■に■れた斧。
■も■く、■も■わりに■き斧』
"かつてネメシスが間近で見たことのある武器に似た雰囲気を纏っている"らしい。
その正体は、原初に<鍛冶屋>によって創られた【元始聖剣 アルター】?の弟武器。
全ての終わりを断ずるもの。
あらゆるものに相反し、確実なる滅びを叩きつける必滅の刃。
『絶対消滅』の理を持ち、【元始聖剣 アルター】と並ぶ、超級武具をも凌駕する、現存する全ての武器の中で最強の斧。
しかし<鍛冶屋>に選ばれず、最終工程を受けられなかったため、彼曰く「駄作」となってしまった。
<Infinite Dendrogram>内に存在する全ての属性*1の力を使用・複合することができ、相反するエネルギーをぶつけてあらゆる事象を対消滅させることができる。
しかし<鍛冶屋>の最終工程を受けられなかったため、反動として使用したエネルギーを同量使用者にも流してしまうデメリットを持つ。
そのため、最大値の10分の1の出力でも振るえば使用者が消し飛んでしまい、十全な使用*2はおろか力を抑えた使用も不可能に近い。
歴史の中で様々な者が使っていたが、この致命的な反動*3のため、どの使用者も死亡したり、手放したりと、一度以上使用する者はほとんどいなかった。
反動があると分かっていながら複数回使用したのは、【覇王】、先代【邪神】の眷属で特に再生能力に長けた個体、そしてレイ・スターリングの三者のみ。
その中でも使いこなせたのは【覇王】のみで、先代【邪神】の眷属の一体は発現するエネルギーを自身の耐えられる闇属性と再生能力で対抗できる物理エネルギーに呪布を使って制限することでなんとか使用していた。その影響で現在は闇属性・物理エネルギーしか発現できない。
【覇王】が使用していた時期に柄の一部が破損しており、その欠片を飲み込んだ幼竜が神話級<UBM>【滅竜王 ドラグフィン】?となった。
始めは幽かに透き通っていて武器でありながら祭器のような白い斧だったが、現在は歴代使用者達の怨念のせいで元の白い刃を失い血の色に染まっている。
そのため本来は【元始聖剣 アルター】同様、確固たる意思を有するが、現在は怨念と呪布のせいで表に出てこられない。