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- 共通スキル
- 保有スキル/<下級エンブリオ>
- 保有スキル/<上級エンブリオ>
- 【復讐乙女 ネメシス】
- 【堕落天魔 バビロン】
- 【白氷乙女 コキュートス】
- 【幻銃筆 アルカンシェル】
- 【大天蓋 アトラス】
- 【??? フレーズヴェルグ】
- 【??? ポセイドン】
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- 保有スキル/<超級エンブリオ>
共通スキル
TYPE:メイデン
- 《紋章偽装》:アクティブスキル
TYPE:メイデンの固有スキル。
左手の紋章やステータス表示などを<マスター>のものに偽装できる。
メイデンの<エンブリオ>が人型のまま、ある程度の戦闘経験を積むと使えるようになる。
保有スキル/<下級エンブリオ>
【天動魔杖 アルマゲスト】
- 《星写し》:アクティブスキル
【アルマゲスト】の固有スキル。
自身の使用する魔法を最大三つまでノーコストで複製できる。ただし、複製した魔法を使い切るまでふじのんは動けなくなる。
保有スキル/<上級エンブリオ>
【復讐乙女 ネメシス】
- 《カウンター・アブソープション》:アクティブスキル
【ネメシス】の固有スキル。
ストックの数だけ攻撃を無効化・軽減する光の壁を生成する。
なお、ストックの総数や光の壁の強度は、ネメシスが進化する度に強化される模様。
現在はストック総数は3、一枚当たり40万ダメージまで無効化・軽減可能。ストックは24時間で一つ回復する。
第一形態の黒大剣と第三形態αの黒円盾の状態で使用できる。 - 《復讐するは我にあり》:アクティブスキル
【ネメシス】の固有スキル。
対象から24時間以内に受けたダメージの合計値を倍化した、防御能力無視の攻撃を放つ。
なお、他のスキルやアイテムで減算した数値や《カウンター・アブソープション》で無効化した数値もダメージカウンターに合算される(但し、一度放つとその対象に対するダメージカウンターはリセットされる)。
第四形態の黒翼水鏡の状態では、ダメージカウンターを半分にして二回発動できる。
第一形態の黒大剣と第四形態の黒翼水鏡の状態で使用できる。 - 《逆転は翻る旗の如く》:アクティブスキル
【ネメシス】の固有スキル。
発動中に限り、敵対者から受けた状態異常・デバフ効果を逆転させる*1。
但し、敵対者のレベル・保有スキルレベルにより効果が増減する。現在は上級職や<上級エンブリオ>の状態異常程度までは逆転可能。
発動時は自動で秒間1ポイントのSP消費が生じ、消費可能なSPがない場合、自動的に解除される。
第二形態の黒旗斧槍の状態でのみ使用できる。
■■■による進化に伴い獲得した。 - 《応報は星の彼方へ》:アクティブスキル
【ネメシス】の固有スキル。
簡単に言えば、遠距離追尾式の《復讐するは我にあり》。
対象から黒円盾形態で受けたダメージを推進力として溜め込み、一分間の起動準備の後、防御能力無視・遠距離追尾式の三倍撃を放つ。
飛距離・速度はダメージ量の十分の一*2で、クールタイムは24時間。
第三形態βの流星風車の状態でのみ使用できる。 - 《追撃者は水鏡より来たる》:アクティブスキル
【ネメシス】の固有スキル。
ダメージカウンターを蓄積した対象者のステータスを一つ指定し、そのステータスと自身の同じステータスを同値にする。
自身のステータスで、このスキルで変動している部分は、このスキル以外での増加を受けないが、発動中に対象者のステータスが変化した場合、それに応じて自身のステータスも変動する。
発動時にダメージカウンターから指定した対象者のステータスと同じ数値を減算し、ダメージカウンターが数値不足で減算できない場合は発動できず、発動後も一分経過ごとに同様の減算が行われ、ダメージカウンターが数値不足になると自動的に解除される。
また、HP・MP・SPはコピーしても最大値が増えるだけで最大値に合わせて回復したりはしない。
第四形態の黒翼水鏡でのみ使用できる。
【堕落天魔 バビロン】
- 《小淫魔の誘惑》:アクティブスキル
【バビロン】の保有スキル。
モンスターの【淫魔】が持つ《誘惑》と同系統の汎用スキル。
性別♂の人間、モンスターに状態異常【魅了】を付加する。
相手の精神耐性が低いほど成功率が高くなる。 - 《小淫魔の吸精》:アクティブスキル
【バビロン】の保有スキル。
モンスターの【淫魔】が持つ《ドレイン》と同系統の汎用スキル。
【魅了】状態の相手からHP・MP・SPをドレインする。 - 《ドレイン・ラーニング》:パッシブスキル
【バビロン】の固有スキル。
モンスターからのドレイン時に低確率(Lv1の時は1%)で対象の持っているスキルをランダムに一つ習得する。
※このスキルによってバビロンはその他多くのスキルを保有している。 - 《ユニオン・ジャック》:アクティブスキル
【バビロン】の固有スキル。
<マスター>と<エンブリオ>と従魔による三身融合スキル。
ルークとバビロンに加え、配下のテイムモンスター一体の計三体が合体し、人の知恵と魔のスキルにテイムモンスターのステータスを併せ持つ“キメラ”へと変身する。
亜竜級以上のステータスに【バビロン】のステータス増加系スキルにより、戦闘系超級職に匹敵するステータスを得ることができ、人間範疇生物が習得できるジョブスキルの数*3を遥かに越える数のスキルを使用できるようになる。
『スキル発動までにタイムラグが生じる』『テイムモンスターも共に合体するため、致死ダメージを受けるとテイムモンスターが死んでしまう』『肝心のテイムモンスターのステータスが亜竜級程度しかないため、高いステータスを得るのに、アクティブスキル・パッシブスキル問わず、数多くのステータス増加系スキルを必要とし、結果SP・MP消費が大きくなり、最高の状態を五分も維持できない』などの欠点がある。
※三身融合のラインナップ
ルーク+バビロン+マリリン*4=STR・END型キメラ“竜魔人”
ルーク+バビロン+オードリー*5=“炎魔人”
ルーク+バビロン+リズ*6=AGI・物理耐性型キメラ“鋼魔人”
【白氷乙女 コキュートス】
- 《地獄門》:アクティブスキル
【コキュートス】の固有スキル。
結界内の対象を13秒毎に「『同族撃破数』%の確率で『同族撃破数』%」の範囲だけ肉体を【凍結】させる。
なお、このスキルによる【凍結】は、通常の【凍結】耐性ではレジストできず*7、【凍結】時間は、同族撃破数に比例して長くなる。
スキル発動時に『同族撃破数』のカウントを絞って発動することができるため、ある程度発動対象をコントロールすることができる。 - 《煉獄閃》:アクティブスキル
【コキュートス】の固有スキル。
《地獄門》によって【凍結】させた相手の体温を吸収し、その熱量を攻撃エネルギーへと変換する。 - 《第二地獄門》:アクティブスキル
【コキュートス】の固有スキル。
「対象からこれまで受けたダメージ(減算分含む)×『同族撃破数』%÷結界内の対象の総HP量」の範囲だけ、対象の肉体を【凍結】させる。
なお、このスキルによる【凍結】は、通常の【凍結】耐性ではレジストできず*8、【凍結】時間は、同族撃破数に比例して長くなる。
【幻銃筆 アルカンシェル】
- 《黒の追跡》:アクティブスキル
【アルカンシェル】の固有スキル。
発射する弾丸生物に目標追尾能力を付加する。 - 《赤の爆裂》:アクティブスキル
【アルカンシェル】の固有スキル。
発射する弾丸生物の威力を増加させ、爆発能力を付加する。 - 《青の散弾》:アクティブスキル
【アルカンシェル】の固有スキル。
発射する弾丸生物の弾数を増加させる。 - 《緑の貫通》:アクティブスキル
【アルカンシェル】の固有スキル。
発射する弾丸生物に防御突破用の貫通能力を付加する。 - 《白の麻酔》:アクティブスキル
【アルカンシェル】の固有スキル。
発射する弾丸生物に麻酔弾の特性を付加する。 - 《銀の閃光》:アクティブスキル
【アルカンシェル】の固有スキル。
発射する弾丸生物に聖属性閃光弾の特性を付加する。
※なお、上記6つのスキルは威力や効果が減衰する代わりに、複数を同時に使うことも出来る。 - 《虹幻銃》:アクティブスキル
【アルカンシェル】の必殺スキル。
マリーのリアルである一宮渚の描いた漫画<イントゥ・ザ・シャドウ>のキャラクターを“弾丸”として撃ち放ち、召喚する。
事前に“絵の具”を使用して絵を描いておく必要があり、さらに必殺スキルで使用した“絵の具”は24時間使用できないデメリットもある。
言うなれば、己の時間と労力を費やして擬似生命を生み出す能力とも言える。
現在必殺スキルで撃ち出せるキャラは6種、色は二色三種、三色二種、六色一種。*9
ちなみに、必殺スキル自体の効果では、別に“<イントゥ・ザ・シャドウ>のキャラクター”でなくとも“マリーが描いたもの”であれば召喚できるが、この必殺スキルは【アルカンシェル】の他の固有スキルとは異なり、明らかに“トンデモ能力”に分類され、「トンデモ能力を持つ異形の殺し屋達と、知恵と技術で渡り合う技巧派殺し屋“マリー・アドラー”」のロールプレイから外れてしまうために、実用とロールプレイの間でマリーが考えた結果、一つの妥協点として、『<イントゥ・ザ・シャドウ>のキャラクターを召喚する』という使い方に落ち着いた模様。*10
※二色使用必殺スキルのラインナップ
赤の爆裂+黒の追跡=“爆殺のデイジー・スカーレット”
緑の貫通+銀の閃光=“貫殺のウルベティア”
青の散弾+白の麻酔=“毒殺の白姫御前”
【大天蓋 アトラス】
- 《天よ重石となれ》:アクティブスキル
【アトラス】の固有スキル。
射程範囲内の重力を増すことで相手の動きを封じ、継続ダメージを与える高重力結界。
対象が近ければ近いほどより強力な加重効果を発揮でき、最長距離では200倍*11最短距離の2メートルでは500倍の重力と【拘束】の状態異常が掛かる。
効果範囲を周囲360度から前方22.5度に絞ることで最大5000倍の重力をかけることができるが、圧縮中は制御から漏れた重力場の反動が自身の両手の骨を軋ませ、血管も破裂させていく。 - 《地よ楔を外せ》:アクティブスキル
【アトラス】の固有スキル。
自身や装備にかかる重力を軽減する。 - 《解放されし巨人》:アクティブスキル
【アトラス】の必殺スキル。
10秒間だけ発動時の防御力を10倍化した上で、攻撃力へと変換する。
【??? フレーズヴェルグ】
- 《黒死楽団葬送曲》:アクティブスキル
【フレーズヴェルグ】の固有スキル。
背中の翼から黒羽を撒き散らし、それぞれから漆黒の風の刃を放ち、相手を切り刻む風属性の攻撃魔法。 - 《黒死楽団鎮魂歌》:アクティブスキル
【フレーズヴェルグ】の固有スキル。
背中の翼から黒球を発射する闇属性の攻撃魔法。 - 《死喰鳥》:アクティブスキル
【フレーズヴェルグ】の必殺スキル。
背中から翼が消失すると共に、両腕に無数の黒羽を凝縮させ、両腕を軸に目視が困難な程に加速させた膨大な量の黒羽を暗黒の竜巻として放つ闇属性と風属性の複合攻撃魔法。
【??? ポセイドン】
- 《天地逆転大瀑布》:アクティブスキル
【ポセイドン】の固有スキル。
黄金の斧を床に叩きつけ、自身の周囲から大量の水を噴き上がらせる。 - 《金牛大海嘯》:アクティブスキル
【ポセイドン】の必殺スキル。
黄金の斧が消失すると共に、空間上にぽっかりと開いた穴から黄金の大海嘯*12を放出する。
【??? デュランダル】
- 《枢崩斬硬剣》:アクティブスキル
【デュランダル】の必殺スキル。
切れ味を極限まで強化し、一分の間どれほど硬い物体でも切断することが可能になる*13。また副次効果でSTRとAGIが上昇する。
切れ味上昇効果の範囲は剣の長さまでであり、斬撃を飛ばすスキル等を使用してもスキルに切れ味は適用されず、実体のないものや《物理攻撃無効》などには無意味である。
【四獣奏 ブレーメン】
- 《ハートビートパルパライゼーション》:アクティブスキル
【ブレーメン】の固有スキル。
打楽器を担当するコボルドのパーカッションが奏でる音楽スキル。
周辺数百メートルの物体を粉砕し、塵へと返す攻防一体の全周範囲攻撃結界。 - 《音響探査》:アクティブスキル
【ブレーメン】の保有スキル。
四体それぞれが音を響かせ、ソナーのように周囲を探る。
例え姿を隠していようとも、実体があるならば必ず見つけ出すことが出来る。 - 《獣震楽団》:アクティブスキル
【ブレーメン】の必殺スキル。
四体の<エンブリオ>が合体して【ブレーメン】のパワー全てを一体に集中し、通常時を遥かに上回る出力のグレードアップした音楽スキルを放つ。
その性質上、複数のパターンがある珍しい必殺スキルで、それぞれの攻撃方法に応じて四通りの攻撃パターンが存在する。
※楽器のパートと攻撃方法
弦楽器を弾くケンタウロス型のストリングス:超音波メス
管楽器を吹くケットシー型のホーン:催眠音楽
打楽器を叩くコボルド型のパーカッション:衝撃波
鍵盤楽器を奏でるハーピー型のクラヴィール:低周波
【影従圏 エルルケーニッヒ】
- 《影の揺籠》:アクティブスキル
【エルルケーニッヒ】の固有スキル。
通常の“影の異空間”とは異なる、月影自身は入ることのできない、“特別な影の異空間”に他者を入れ、内部の者が出ることを望む、或いは月影が死なない限り外部からの干渉を遮断し、内部の者を護りつづける。
その特性上、月影自身の意思だけでは使うことが出来ず、使用されるものが自ら望まなければ成立しない。 - 《てまねくカゲとシ》:アクティブスキル
【エルルケーニッヒ】の必殺スキル。
発動時に周囲の任意の影や暗闇を『触れるだけで生物・非生物を問わず崩して取り込んでしまう』性質を持つ“紅黒の影”に変化させて、コントロールする。
また、発動後も“紅黒の影”が他の影を飲み込むことで総量は増大していくが、影を作っていた物体がなくなっても“紅黒の影”は目減りしない。
極めて高い攻撃性能を持つが、発動時には、ある程度の影や暗闇がないと威力を発揮できない。
このスキルによって、月影は条件付き広域殲滅型となっている。
【??? ガシャドクロ】
- 《???》:パッシブスキル
【ガシャドクロ】の固有スキル。
自身が単独でモンスターを倒した場合、本来はレアドロップである頭蓋骨(髑髏)を(<UBM>と頭蓋骨を持たないモンスターの場合以外は)必ずドロップする。*14 - 《兵どもが夢の跡》:アクティブスキル
【ガシャドクロ】の必殺スキル。
モンスターの“髑髏”をコストとして消費することで外骨格を形成し、ステータスを大幅に強化する。外骨格の形状は使用したモンスターによって変化する。
ステータスは“髑髏”の元になったモンスターの生前のステータスのうち、高いものから三つ*15を四倍化*16して加算する。
クールタイムは二十四時間。
【??? グレムリン】
- 《電気羊の夢》:アクティブスキル
【グレムリン】の必殺スキル。
機械類に機能不全を誘発させ、強制的に動作を停止させる*17。大きいものや複雑なものを止めるほどクールタイムが長くなり、止めれる時間も短くなる。
【??? メリー】
- 《今、アナタの後ろにいるの》:アクティブスキル
【メリー】の必殺スキル。
相手の後方に瞬間移動し、さらに一撃だけ攻撃力を十倍化させる。
消費MPとクールタイムは移動距離によって異なるが、最大で五百メートルほど跳べる。
初見殺しのスキルであり、無警戒な相手に最大距離で使用すればほぼ確実に最大効率の一撃を与えられる*18。
欠点は相手の後ろにしか跳べないため、ネタが割れるとカウンターを仕掛けられやすいこと。
【??? アマノジャク】
- 《偽装ノ花嫁》:アクティブスキル
【アマノジャク】の必殺スキル。
“アマノジャク自身の破壊”をトリガーに発動する。
半径二十メートル以内の任意の人間範疇生物のジョブなどのステータス及びジョブスキルを完全にコピーする(<マスター>の場合は<エンブリオ>もコピーする)。
ただし、相手の合計レベルや<エンブリオ>の到達形態が自らを上回っていた場合は、その割合に応じてステータスやスキルの威力・<エンブリオ>の固有スキルの効果が下方修正される。
なお、コピー後は一時間が経過するか解除するまでコピーが継続する。
コピー中は対象の保有スキルしか使うことができず、ウィンドウに相手のスキル情報が一切記載されないなどの制限がある。
そのため、使いこなすにはコピーする相手の能力を正確に把握する必要があり、その努力を怠ってしまえば、例え数値上は完全コピーであっても劣化コピーにしかならない。
【??? グリマルキン】
- 《猫八色》:アクティブスキル
【グリマルキン】の必殺スキル。
“グリマルキン”が七体に増殖し、それぞれがトム・キャットに変身することで、計八人に分身する。ステータスもトム・キャットと同じで、バラバラに戦闘することも可能。
誰かがやられると、やられたトム・キャットはグリマルキンに姿を変えた直後に消滅し、即座に分身が追加される。本体がやられた場合も同様の手順で分身が追加される。
分身全員にトム・キャットの意識と意志がある*19ため、八人全てを増殖前に倒されない限り、絶対に生き残り続ける。
<超級>であっても、個人戦闘型であれば倒すのは厳しいことも。
デメリットとしては、新たに分身が生み出されるのは残った分身の近くであるため、単独行動中のトム・キャットがやられると、分身が追加されるのはその場ではなく、他の分身の近くになってしまうことと、分身は生き残っているトム・キャットの内一番健常なものと同じ状態で出現するため、生き残っているトム・キャットの最も健常なものがダメージを負っていると、ダメージを引き継いでしまう。
【印殺拳 バンテンイン】
- 《大破壊証明印》:アクティブスキル
【バンテンイン】の必殺スキル。
触れたものに刻印を刻み爆弾にするのは通常時と同じだが、発動すれば通常の刻印とは比較にならない大爆発を起こす。
刻印したものを爆砕する【バンテンイン】の性質、その破壊力を突き詰めたスキルであり、半径100メートルはあろうかという巨大な刻印を地面に直接刻むことで周囲半径1キロメートル以上を吹き飛ばす。
【守護泥濘 ラフム】
- 《物理攻撃無効》:パッシブスキル
【ラフム】の保有スキル。
ほぼ全ての物理攻撃が効かなくなる。 - 《硬軟の大守護者》:アクティブスキル
【ラフム】の必殺スキル。
泥の肉体を圧縮し、神話級金属を上回る硬度へと硬質化させる。
一部のみを硬化させて武器とする以外にも、その全てを硬化させることで極めて頑強な封印としても転用が可能。
【??? ネイリング】
- 《オーヴァー・チェイサー》:パッシブスキル
【ネイリング】の固有スキル。
相手のステータスが自身より上回っている場合、相手より下回っているステータスに、スキルレベル×10%のステータス補正*20を与える。 - 《オーヴァー・エッジ》:アクティブスキル
【ネイリング】の保有スキル。
剣の間合いを拡げるスキル。詳細不明。 - 《超克を果たす者》:アクティブスキル
【ネイリング】の必殺スキル。
“ネイリング自身の破壊”をトリガーに発動する逆襲のスキル。
破壊後の十分間、破壊された刃を光によって再構成し、自身を破壊したものの防御力を攻撃力、攻撃力を防御力に、そしてAGIを自身のAGIにそれぞれ加算する。
つまり、このスキルが発動している間、フォルテスラは相手の防御を必ず破れる攻撃力と、相手の攻撃を必ず防げる防御力、相手の速度を必ず上回る速度を手に入れることになる。
ただし、スキル発動後に「相手のステータスが上昇した」「アクティブスキルなどにより、相手の攻撃力や防御力が上昇した」場合などはその限りではない。
【??? ヘルモーズ】
- 《ライザーキック》:アクティブスキル
【ヘルモーズ】の固有スキル。
超加速・超強化された蹴撃を放つ。
命中すれば、上位純竜や超級職であろうと屠りうる威力を誇るマスクド・ライザーの切り札。 - 《悪を蹴散らす嵐の男》:アクティブスキル
【ヘルモーズ】の必殺スキル。
ライザーと【ヘルモーズ】が合体し、ブースターにより空を飛び、自身を超音速にまで加速させる。
【??? ユノー】
- 《???》:アクティブスキル
【ユノー】の固有スキル。
槍の石突と盾で作成した引力刻印を起動させ、引力を発生させる。
引力は石突の印が盾の印に一方的に引き寄せられるもので、その引力に抵抗されたとしても盾の印が引かれたり損壊することはない。
刻印一つ一つの引力はさほど強くはなく、STRが2000もあればレジストできる。 - 《求め繋ぐ、比翼の絆》:アクティブスキル
【ユノー】の必殺スキル。
槍の石突と盾で作成した引力刻印を一斉に起動させ、引力を発生させる。
引力は石突の印が盾の印に一方的に引き寄せられるもので、その引力に抵抗されたとしても盾の印が引かれたり損壊することはない。
SPの続く限り幾らでも刻印できるため、数を重ねれば格上の相手でも拘束可能なスキルである。
【自在抜刀 イナバ】
- 《鮫兎無歩》:アクティブスキル
【イナバ】の固有スキル。
足元に魔法陣が浮かび、立ち止まったまま、自身のAGIと同等の速度で移動することができる。
このスキルでは、空気抵抗や慣性は存在しない。
空中などを移動することはできず、移動速度も自身の足で移動したのと変わらないという微妙な効果のスキルであるが、「AGIは100倍になるが、自身の足で移動不可能」という【抜刀神】の奥義と組み合わせることで、『100倍のAGIで自在に移動する』ことが可能となる。 - 《意無刃》:パッシブスキル
【イナバ】の必殺スキル。
カシミヤの使用するアクティブスキルのクールタイムを消去する。
しかし効果はそれのみであり、スキル効果の増強は為されておらず、消費も軽減されない。
【??? スルト】
- 《爆炎…》:アクティブスキル
【スルト】の必殺スキル。
自身の体を炎熱化し、攻防一体の体になるが発動中はスリップダメージを受け続けるため放置すれば自滅する。
【??? オボログルマ】
- 《絶対安全運転》:アクティブスキル
【オボログルマ】の必殺スキル。
自身と<エンブリオ>が霞のようになり、幽霊の如く浮遊して走り、車外のあらゆるものと接触しなくなる。
その特性上、物理攻撃の類に対しては無類の強さを誇る一方、魔法攻撃による熱などの“形のないもの”に対しては効果がなく、ダメージを受けてしまう模様。
【??? クロノス・カイロス・アイオーン】
- 《世界時間加速》:アクティブスキル
【クロノス・カイロス・アイオーン】の固有スキル。
周囲一帯の選択した対象*21のAGIを2倍化するバフをかける。
なお、生物以外のものも対象にでき、その場合、AGIが存在しない空気やアイテムなどは時間経過速度が2倍化される。 - 《主観時間加速》:アクティブスキル
【クロノス・カイロス・アイオーン】の固有スキル。
自身のAGIを10倍化する。 - 《世界は右に、主観は左に、掌握するは永久なる理》:アクティブスキル
【クロノス・カイロス・アイオーン】の必殺スキル。
《世界時間加速》と《主観時間加速》の効果を2倍化する。
これにより、自身のAGIを実質80倍にすることができ、AGI100万オーバーで自在に移動できる。
保有スキル/<超級エンブリオ>
【戦神艦 バルドル】
- 《ストレングス・キャノン》:アクティブスキル
【バルドル】の固有スキル。
シュウ自身のSTRを三十五倍*22に増幅し光弾として発射する、一日に一度限りの必殺砲。
ただし、その速度は遅く、超音速どころか亜音速にも届かない。
第一形態、大砲の状態でのみ使用できる。 - 《両舷五連装自在砲塔》:アクティブスキル
【バルドル】の固有スキル。
艦体の両側にある五連装砲塔。
焼夷弾や徹甲弾の他、特殊弾の【DD弾】などが装填可能。 - 《七十七連装誘導飛翔体発射機構》:アクティブスキル
【バルドル】の固有スキル。
陸上戦艦の甲板にあるミサイル発射装置。
通常の弾頭の他、【F弾頭】などの特殊弾頭を発射可能。 - 《光学斬式近接防御網》:アクティブスキル
【バルドル】の固有スキル。
装甲各部がスライドして迫り出す、セントリーガンの如き銃座から放たれる紅いレーザー光線。
バッテリーセルを艦内で作成し使い捨てているため、搭載兵装の例に漏れず、運用にはMPが掛かる。 - 《無双之戦神》:アクティブスキル
【バルドル】の必殺スキル。
バルドル自身が全長100メートルもの機械巨神の形態である戦神艦迫撃決戦形態へと変形する。
同時に、操作方法がシュウによるモーションコントロールに切り替わり、機械巨神の形態のままシュウの格闘戦能力が行使可能となる。*23
変形後は装備補正を除いた素のステータス(STR・END・AGI)の中で最大値のもの*24を基準に、HPを100倍、STR・END・AGIをそれぞれ2倍・等倍・0.5倍へと変化させる*25。
シュウのSTRが異常に高いため、結果としてぶっこわれ性能になっているが、必殺スキル単体では、HP以外の強化率は<上級エンブリオ>の必殺スキルと同等か下手をすれば劣っている程度で、<超級エンブリオ>の必殺スキルとは思えないほど性能が低い。またこの形態ではホバー機能は使用出来なくなる。
約1年前の【三極竜 グローリア】戦時は、HP800万以上・STR16万以上・END8万以上・AGI4万以上であり、現在だとHP1800万以上・STR36万以上・END18万以上・AGI9万以上となり、殴り合いでは神話級<UBM>ですら相手にならず、単独で<SUBM>とさえ互角以上に渡り合える、正に<超級>最強クラスの戦闘力を誇る。
【星天到達 テナガアシナガ】
- 《彼方伸びし手・踏みし足》:アクティブスキル
【テナガアシナガ】の必殺スキル。
対象の座標を正確に把握し、ピンポイントでロックオンし、手足を空間跳躍させて攻撃する。
発動時間も短く、そのうえ手足しか通すことが出来ないが、その一撃は実質的に防御不可能である。
作中でトップクラスの汎用性と実用性を誇るスキルだが、自身が対象の座標を正確に把握しなければ攻撃が当たらないため、空間の座標観測・跳躍移動にも干渉する【サンダルフォン】の必殺スキルとは相性が悪く、実質的に無力化されたり、対象が超音速移動などをしている場合は外れたりもする。
【魔獣工場 パンデモニウム】
- 《モンスター・マス・プロダクション》:アクティブスキル
【パンデモニウム】の固有スキル。
研究者系統のスキル《モンスター・クリエイション》の性能を底上げした上で、同時に複数体の生産を可能とする。
当然素材を必要とするが、亜竜クラスならば一日で千体を量産できる。
また、生産数を増やすほどに一体当たりのコストを軽くする効果を持つ。 - 《ストレージ》:アクティブスキル
【パンデモニウム】の固有スキル。
大量のモンスターを【ジュエル】に移さずとも、【パンデモニウム】の内部に格納し続けることが出来る。
外に出したモンスターは二度と《ストレージ》に戻せなくなるが、それまでは半永久的に貯蔵し続けることが可能である。 - 《改胎神所》:アクティブスキル
【パンデモニウム】の必殺スキル。
スキル構成や生体組織の諸々が複雑な作りをしているなどの、通常の《モンスター・クリエイション》では製造不可能なモンスターをオーダーメイドで生産する。
【RSK】のような複雑なモンスターは勿論、素材型のMVP特典を使った<UBM>相当の一品物の改造モンスターなども製造できる。
【獅星赤心 コル・レオニス】
- 《武の選定》:パッシブスキル
【コル・レオニス】の固有スキル。
装備品全て*26を強化し、装備数を減らすほどに強化効率を向上させる。
第七形態での初期値は、フル装備状態で一律二倍強化である。
なお、総強化量は装備可能数に比例するため、装備可能数を増やす【超闘士】とは相性がいい。 - 《生命の舞踏》:パッシブスキル
【コル・レオニス】の固有スキル。
戦闘経過時間に比例して装備品*27の強化能力を上昇させる。
戦闘経過時間の継続猶予はクールダウンするまで。
第三形態の時点では、戦闘時間3秒につき各部位の装備品強化能力を1%ずつ上昇させる効果だった。 - 《燃え上がれ、我が魂》:アクティブスキル
【コル・レオニス】の必殺スキル。
使用した装備品の装備スキルを極限まで強化する。その後、その装備品は永久に消滅する*28。
1回の効果時間は最大30秒で、白熱する血液によって体が内側から焼かれる痛み*29と共に、1秒辺り1%のHP上限を永続的に削られ続けることとなる*30。
【??? カグヤ】
- 《月面除算結界》:アクティブスキル
【カグヤ】の固有スキル。
蒼い月が浮かぶ“夜”の結界を展開し、効果圏内の月夜にとって都合の悪い数値(敵対者のステータス・敵対者の与ダメージ・敵対者の心拍数・敵対者の体温・敵対者のレベルなど)を六分の一に削減する。
ただし、敵対者の合計レベルが高いと効果が減少する。
また月夜は、基本型の“夜”以外に、『“夜”を圧縮して相手に飛ばす』“燕”、『圧縮した“夜”を木の枝のように操る』“枝”、本編未登場だが“鉢”など様々なバージョンを生み出している。 - 《月面除算結界・薄明》:アクティブスキル
【カグヤ】の固有スキル。
月光が細く注ぐ“曇り空の夜”の結界を展開し、効果圏内の相手のステータス(レベルを含む)の内、一つを指定し、それを六分の一に削減する。
効果を限定しているため、《月面除算結界》よりも効果が強く、<SUBM>でも抗するのが困難となるほど。
カグヤの処理能力を一点集中させるため、使用中は他のスキルは発動することができない。 - 《陽寝墨の皮衣》:アクティブスキル
“夜”を圧縮した蒼黒い衣を身に纏う。*31詳細不明。 - 《在るべき生への帰…》:アクティブスキル
【カグヤ】の必殺スキル。
夜にのみ使用でき、ティアンとモンスターには使っても意味がないらしく、対<マスター>に特化している模様。
即死技などではないが、場合によってはそれに近い効果を発揮する。
今までこのスキルを使って倒せなかった<マスター>は、リアルチートの【破壊王】のみという程。
最長だと第五部最終Bまで詳細は出てこない模様。*32
【超越演算機 カサンドラ】
- 《災姫の予見》:パッシブスキル
【カサンドラ】の固有スキル。
大別すれば《殺気感知》や《危険察知》と同系統のスキル。
数秒後に害をもたらす全ての“危険”の軌道を視認することができる。
初見殺しのスキルであろうと、気配皆無からの不意討ちであろうと、全ての危険の範囲とタイミングを把握することが可能。
尚、これは周りの全ての要素を演算した結果であるため、演算に使う項目、特に捕捉対象の数が多くなると、見ることのできる未来の時間が短くなる模様。
そのため、このスキルに対抗するには、避けれない広範囲攻撃や追尾攻撃、【ブルー・オペラ】を超える速度での攻撃、または【唯我六尊 アルハザード】*33のような隠蔽特化<超級エンブリオ>などが必要である。 - 《災姫は終焉に瞼を閉じる》:アクティブスキル
【カサンドラ】の必殺スキル。詳細不明。
超級職の奥義による一撃を無効化し、防御壁をすり抜けた?
【唯我六尊 アルハザード】
- 《皆既肉蝕》:アクティブスキル
【アルハザード】の必殺スキル。
ガーベラと【アルハザード】が融合することでステータスを上昇させ、隠蔽能力を強化し、周辺空間での【アルハザード】が原因の変化そのものを隠蔽する。
【絶影】の奥義との違いは発動中に相手に攻撃することができ、相手の攻撃も受けるという点である。
隠蔽された変化を他者が知覚するには一定時間(十数秒)の経過、あるいはガーベラ自身が「知覚させる」と意識しなければならない。
それゆえ、「空気の流れで察知する」「糸で察知する」などといった不可視の相手への対処法のほとんどが無力化される。
さらに攻撃を受けても気づけないため、致命傷を受けたことにも気づけず、回復魔法などの対処が遅れて死に至る者もいた模様。
【技巧改竄 ルンペルシュティルツヒェン】
- 《我は偽証より黄金を紡ぐ》:パッシブスキル
【ルンペルシュティルツヒェン】の必殺スキル。
自身のジョブスキルの数値を同時に十箇所まで十倍化させる。
【??? ブロッケン】
- 《憮露通剣》:アクティブスキル
【ブロッケン】の必殺スキル。
詳細不明。神話級<UBM>と一緒に山を斬った?
【始源万変 ヌン】
- 《シェイプシフト》:アクティブスキル
【ヌン】の固有スキル。
外見を殆ど自由に変更でき、相手のジョブスキルや<エンブリオ>の固有スキルも詳細さえ知っていれば獲得でき、装備品なども、装備スキルは再現できないが、強度や外観などは再現できる。
ただし、ジョブやステータスの完全再現には、相手の倍の合計レベルが必要であり、<エンブリオ>の再現にも同様に倍の到達形態が必要となる。*34
また、顔形も変えることはできるが、“変形”能力であって“偽装”能力ではないため、別人に完全に成りすますことはできず、仮に別人に変身したとしても、合計レベル1の人が使うスキルレベル1の《看破》で余裕で見抜かれてしまう。
ちなみに、ゼクスは変形時にスキル名と共にドイツ語で変化形態を述べているが、実はスキル名を宣言せずとも発動できるスキルである。
このスキルを十全に使用できるよう、ゼクスは複数の超級職に就いて合計レベルを異常なほど上げ、煌玉人のアプリルによって、全てのジョブスキルの詳細を把握している。 - 《液状生命体》:パッシブスキル
【ヌン】の保有スキル。
スライムへのアバター全身置換により、分裂したり、体積が増えたり、物理攻撃をほぼ無効にしたり、酸素などが不要になったりする。
また、HPの意味合いが変化し、体積がどれだけ減ったかがダメージの度合いとなっている。
一見便利に思えるが、ゼクスくらい頭のネジが外れていなければ“スライムとしての身体感覚”により発狂する模様。
ちなみに、スライムの弱点として炎に弱いと言われることがよくあるが、正確には熱量による蒸発で体積が減少してしまうので分かりやすく効きやすいというだけで、人間に比べて、より弱くなるというものでもない。 - 《我は万姿に値する》:アクティブスキル
【ヌン】の必殺スキル。
詳細不明。
【幽閉天使 サンダルフォン】
- 《フォール・ダウン・スクリーマー》:アクティブスキル
【サンダルフォン】の固有スキル。
全体を全長1キロメートルにも達する超巨大な螺旋衝角に変形させ、あらゆる地下構造を粉砕し貫通する穿孔特化の強度無視攻撃を放つ。
局所的な空間の支配改変により、防具や装甲、隔壁のみならず、防御力を持った体表や皮膚までも一時的に“ずらす”ことで、対象の“中身”に直接攻撃を叩き込むことを可能とする超不思議武装。
■■■による進化に伴い獲得した【サンダルフォン】唯一の攻性アクティブスキル。 - 《天死領域》:アクティブスキル
【サンダルフォン】の必殺スキル。
世界掌握の特性による、移動法則*35改変。
100メートル四方の空間を正方形(高さによる分割はないので、正確には縦横100メートル、高さ10キロメートル*36の長方体)のブロックとして分割し、生物とその所有物、及び<エンブリオ>の移動に関してのみ、ブロック間の繋がりをシャッフルする。*37
範囲内の生物は、見かけ通りに移動できず、強制的にシャッフルされたブロックに沿ってしか移動できなくなるが、投擲物や発砲後の銃弾・魔法・ライフライン・光・音などには適用されない。*38
改変後の空間を正しく認識できる視界を持つのはサンダルフォン(及び少数の『地図』を能力とする<エンブリオ>)だけなので、見慣れた景色がそのまま迷宮へと変貌することとなる*39。
但し、シャッフル自体は制御できないので『狙った相手のいるブロックと自分のいるブロックを隣接させる』といった器用な真似はできず、また一度展開した効果範囲を途中で変更することなどもできないが、スキルの解除自体は当人らの意思によって可能であり、またサンダルフォン自体が範囲外に出ることによっても自動的に解除される。
直接的な殺傷能力などはなく、あくまで悪戯のような効果ではあるが、多くの範囲系スキルに有効な「効果範囲の外に出る」ということ自体が困難*40となるため、効果的と言える攻略法は殆ど存在しない*41。
何よりこのスキルの最も恐ろしいところは、『このスキル自体が直接戦闘能力に関与するわけではないため、攻略したところでハンニャとの戦闘における優位性の獲得には殆ど直結しない』という点であると言える。
【冥導霊后 ペルセポネ】
- 《死者の覆い》:パッシブスキル
【ペルセポネ】の固有スキル。
自身のパーティメンバーに、アンデッドが日中でも全力疾走できるほどの日光・炎・聖属性への耐性を与えるスキル。日焼けを防ぐこともできる。 - 《冥導回帰門》:アクティブスキル
【ペルセポネ】の必殺スキル。
リソースを捧げて門を築き、魂がそこにある死者を装備品含めて全盛期の姿で呼び戻す時間限定の完全蘇生召喚スキル。*42
理論上、この<Infinite Dendrogram>における全ての死者の協力を得られる可能性がある破格のスキルであるが、蘇った死者の行動は自由なので、蘇らせたベネトナシュや【ペルセポネ】を攻撃することも十二分にありえる。
そのため、ベネトナシュはいくつかの死者の魂の頼み事を解決して協力を取り付け、『こういうときにだけ協力する』という形で契約し、ペルセポネの中で待機してもらっている。(ここでいう契約は【契約書】などを用いたものではない)
なお、契約していない魂でもその場に魂があれば蘇らせることはできるが、まず間違いなくコントロール不能なのでそうすることはほとんどない。
ちなみに、人間範疇生物に討伐された<UBM>は、魂・概念・<UBM>としてのリソースがMVP特典になっているため、蘇生することはできないが、非人間範疇生物に討伐された<UBM>は、魂が残るため、全盛期の状態で蘇生できる。
【魂喰双斧 ヨナルデパズトリ】
- 《???》:パッシブスキル
【ヨナルデパズトリ】の固有スキル。
エミリーが殺めた生物のリソースを収奪し、<エンブリオ>に貯蔵するスキル*43。
死後に残るティアンの死体からも根こそぎリソースを吸収出来るため、仮の値であるが、合計レベル100のティアンから限界まで吸った場合、ヨナルデパズトリは100のリソースを得られる*44。 - 《適者生存》:パッシブスキル
【ヨナルデパズトリ】の固有スキル。
死亡後に蘇生可能時間を経過し、アバターのリソースが回収され空になった場合、貯蔵したリソースを消費し、光の塵となった状態から瞬時にアバターを再構築する自動蘇生能力。
たとえそれが外傷による死であろうと、状態異常の結果の死であろうと無関係に、HPと状態異常を全回復した万全の状態で蘇ることが可能。
言うなれば管理AI1号が行うアバター再生作業を、ログアウトを経ることすらなく瞬時に行っているようなものであり、またリソースを消費こそすれ、回数自体に制限はないため、リソースの貯蔵が尽きぬ限り無制限に蘇生し続けることができる。
尚、蘇生に伴い消費されるリソースは<マスター>であるエミリーの合計レベルによって変動する。
ただし、自害システムによる死亡の場合は蘇生できない模様。 - 《???》:パッシブスキル
【ヨナルデパズトリ】の固有スキル。
“ヨナルデパズトリ”が飛んで敵、またはエミリー自身を攻撃する。
【凍結】等でエミリーが動けなくなると自動で発動する。
エミリー自身のSTRが乗っていないため、威力はエミリー自身が投げた時よりも弱い。 - 《収穫セシハ夜天ノ摂…》:アクティブスキル
【ヨナルデパズトリ】の必殺スキル。
広域殲滅型の必殺スキルで、都市国家くらいならば滅ぼせる模様。その他詳細不明。
【??? グリマルキン】
- 《猫八百色》:アクティブスキル
【グリマルキン】の必殺スキル。
“グリマルキン”が七百九十九体に増殖し、それぞれがシュレディンガー・キャットに変身することで、計八百人に分身する。ステータスもシュレディンガー・キャットと同じで、バラバラに戦闘することも可能。
誰かがやられると、やられたシュレディンガー・キャットはグリマルキンに姿を変えた直後に消滅し、即座に分身が追加される。本体がやられた場合も同様の手順で分身が追加される。
分身全員にシュレディンガー・キャットの意識と意志がある*45ため、八百人全てを増殖前に倒されない限り、絶対に生き残り続ける。
そのため、広域殲滅型以外が倒しきるのはかなり難しい。
デメリットとしては、新たに分身が生み出されるのは残った分身の近くであるため、単独行動中のシュレディンガー・キャットがやられると、分身が追加されるのはその場ではなく、他の分身の近くになってしまう。
【??? アルテミス】
- 《月は無慈悲な夜の女王》:アクティブスキル
【アルテミス】の必殺スキル。詳細不明。
マップ一つ分は殲滅できる火力の模様。