概要
グラフィックやサウンド等のユニット毎にエミュレーションモジュール(プラグイン)を実装し、
それらとエミュレータ本体の組み合わせで動作するプラグイン方式を提唱した、フリーのPSエミュレータ。
プラグイン仕様と開発環境を公開したことで、多くのプログラマがプラグイン開発に参加するようになり、
後発のエミュレータも、この仕様に準拠したものが事実上のスタンダードとなっていった。
エミュレータ自体の機能・互換性では、まだ実用レベルに達していなかったが、
PSエミュシーンにとってはマイルストーンと言える存在である。
ベータテスター向けの非公開バージョンが何度か流出している。
当初は比較的寛容な姿勢を見せていた開発チームであったが、
最終的には度重なる流出が決め手となって開発・公開を終了した模様。
バージョン一覧
リリース | バージョン | ファイル | 備考 |
1998-08-31 | |||
1998-09-01 | v1.0.3 | ||
1998-09-08 | v1.0.4 | PSEmuPro104Debug.zip | 実行ファイルのみのリリース。 |
1998-10-05 | v1.0.8 | PSEmuPro108-EXE-981005.zip | ベータテスターが流出させた非公開バージョン。 |
1998-10-14 | v1.0.9 | PSEmuPro109.zip | ベータテスターが流出させた非公開バージョン。 |
1998-10-21 | v1.0.10 | PSEmuPro1010.exe | |
1998-12-02 | v1.0.19 | PSEmuPro1019-981202.exe | |
1998-12-31 | v1.0.20 | PSEmuPro1020.exe | |
1999-02-01 | v1.0.21 | PSEmuPro1021b.exe | 実行ファイル・プラグインのみの差分リリース。 |