レイヴァン「最近プリシラの行動がどんどん過激になっているな……どうしたものか……ん?」
エフラム「この前の大会で三位だったんだってな。よく頑張ったな」
サラ「……そうやってすぐ頭撫でようとするんだから、兄様は私を子供扱いし過ぎ」
エフラム「ああすまん。癖でな、嫌だったか?」
サラ「……別に、嫌だとは言ってないでしょ。しょうがないから好きにさせてあげる」
レイヴァン「あの暗黒電波少女があんなにしおらしく……そういえば、最近はプリシラの勢いに押されるばかりで
まともにスキンシップを取ったりはしていなかったな。こちらから行動することで何か変わるかもしれん……よし」
クレイン「この前、妹との接し方を少し考えてみるって言ってたけど、どうなったんだい?」
レイヴァン「ああ……少し頭を撫でてやったんだが……
『兄様……やっと私の想いを理解してくれたんですね! 私……嬉しいです!
私は兄様のものになる準備はいつでも完了してますから!』
とか言い出して暴走して……それで……」
クレイン「……そうかい」