~ 注意 ~
・このネタはいわゆる紋章町が舞台ではありません。
・戦国時代の兄弟の生涯…生まれてから亡くなるまでを追っていく形になります。
従って一部を除いてキャラが歳を取ります。物語後半は老人中心になっていきます。
・キャラが死にます。あなたの好きなキャラが死ぬかも知れません。
・合戦、決闘等のシーンがあります。描写は抑えてありますが人によってはキツく感じるかも知れません。
・中には悲劇的な末路を辿るキャラもいます。
・ギャグやほのぼのはほぼありません。基本シリアスに徹しました。殺伐としてるかも知れません。
・ネタというより小説です。ちょっと毛色の違うのをやってみたかったんだい!
それにほら…話のパターンや形式も色々開拓してみたいじゃない。
・俺設定満載です。苦手な人は注意。便乗してくれる方はご自由に使ってください。
・場面によってはキャラの口調が時代がかってます。時代劇ですので。
・長編になります。
・筆者は歴史好きですが色々時代考証とか間違ってます。その辺は生暖かい目で見てやってください。
・その辺とか好きな漫画とかを元にしたエピソードとかあります。元ネタ知ってる人はクスリと笑ってくれると嬉しいっす。
・日本をモデルにした東方の島国が舞台になります。
地名については(例)クリミア国とか出たら日本で言えば甲斐国とか武蔵国とかみたいな一地方と思ってください。
あくまでも基本一国の中の話です。
長々とすまん…
上記が駄目っぽい人はスルーしてください。
では始まり始まり…
侍エムブレム戦国伝 生誕編 ミカヤの章 神代の禍神
彼の国は東の果て、大陸より海を隔てた1500マイルの大洋に浮かぶ大きな島国です。
彼の国の人々は自らの国を紋章の国と称し多神教を信仰しております。
我々が騎士と呼ぶ人々に該当する戦士たちを武士と称し、彼らは常に戦場で勇敢に戦って死ぬ事を誉れとしています。
紋章の国は武士の国であり彼らは義と礼節を重んじ主君に忠義を尽くし恥を感じれば腹を切って汚名を注ぎ
常に立派な死を遂げられるよう心身を鍛えています。
この国では大名と呼ばれる領主達が強い力をもち戦いを繰り返しています。
国王…彼らの呼び名に倣ってこの手紙では帝と記しますが、すでに帝の力は衰えて大名を抑える事ができなくなっています。
私がこの国を訪れて最初に出会った人に聞いたところではその人の祖父の代から戦争ばかりが繰り返されているとのこと。
国土は荒れ果て人心は荒み誰もが憂いを抱き救いと心の平穏を求めています。
それに対してこの国の寺社は僧兵を募るばかりであり敬虔さという物は見出せません。
ゆえに私たちの布教の余地は充分にあるものと考えます。無論前途の困難はよく心得ております。
すでにこの荒れ果てた国において二人の宣教師が野盗の刃にかかり殉教しました。
私はこの地に骨を埋める覚悟で人々を啓発し神の言葉を伝えて参ります。
主と聖霊のご加護がありますように。
発 エッダ教会極東教区修道会 スルーフ
宛 エッダ教皇庁 教皇クロード猊下
――――――山の深い地であった。
雁の鳴き声が響き渡り静謐な山の中にあって唯一の音色を成す。
齢数百年を数える木々は物静かに佇み変わらぬ山の景観をなしている。
はるか都より西方の地ゴルドア国の霊峰にその社は存在していた。
粗末…といっては罰が当たるかも知れない。
標高1500Mの頂に建つその社は龍神デギンハンザーが祭られていた。
かつて主神アスタルテに仕える武神として多くの人の信仰を集めて参拝客の絶えなかったその社も、
今や訪れる者とて無く数人の巫女達によって細々と守られていたのである。
修繕もままならず風雨に朽ちかけた鳥居の影にその巫女は腰を下ろし文に目を通していた。
若い娘に見える。年の頃は十五程だろうか。誰もこの娘が齢数百年を生きてきた巫女の長などとは思わないだろう。
巫女の名はミカヤといった。
「今頃になって…」
小さな呟きの声が漏れる。
この地で数百年龍神の祭祀をしながら生きてきて…これからもその筈であった。
ミカヤが生を受けたのは遥か平安の御世の事。
すでに両親の記憶はおぼろげである。
物心付く前に龍神の社に預けられ、以来ずっと巫女として生きてきた。
自分が人と違う時を生きる事に気付いたのは齢三十を越えた頃。
若作りでは済まされぬ身体の若さに違和感を覚えての事だった。
両親のどちらかが稲荷や天狗や…あるいは龍神の血を引いていたのかも知れないが今となっては知るよりもない。
この国ではまれにそういった者…人と人にあらざる者との間に子が出来る事がある。
彼らは人より長い時を生き、時として異能の力を持つ事がある。
まさか自分がそうであるとは思わなかったが…それを知ってすでに数百年。
もはやミカヤにとってそれはあるがままの自分自身として受け入れられる事であった。
「ミカヤ様」
掛けられた声に意識を現在に戻す。
目の前に立っていた銀髪の娘はミカヤと同じような経緯で巫女をしている娘だ。
共に巫女として仕えて百五十年程になる。
「ミカヤ様。龍神様がお呼びです」
「わかったわソフィーヤ。今いくわね」
文をたたんで懐にしまうとミカヤはゆっくりと立ち上がった。
「…ミカヤ様のお心に憂いが感じられます…」
この娘は茫洋とした雰囲気に似合わず鋭いところがある。
苦笑いを浮かべざるを得ない。
「貴女には隠し事はできないわね。そうよ。今の私は迷いを抱えている」
立って社に向かって歩みながら思いをはせざるを得ない。
数百年便りもなく、とうに死んだ物とばかり思っていた両親からの文には…
旅先で十四人もの弟妹をもうけたとあるのだ。心穏やかでいられるはずもなかった。
社の奥の神域。質素な祭壇に祭られた石の前にミカヤは立った。
これこそが龍神大社の御神体。竜石である。
すでに人界に姿を顕現させることも適わなくなった龍神はこの石に自らの霊を分けて巫女達に言葉を伝えていた。
「…ミカヤ、参りました」
その脳裏に龍神デギンハンザーの声が響く。
巫女の力を持つ者しか聞き得ない神の声が。
「うむ…そなたに一つ使命を授ける」
「なんなりと」
龍神は語り始めた。
「知ってのとおり…この国は八百万の神々に守られてきた。だが戦が続き信仰が廃れ祭礼が行われなくなり…神々の力はかつてないほど弱まっておる」
この龍神にしてからが既に力を振るえなくなって久しい。
こうして竜石から語りかける事ができるのもミカヤ達が最後の信仰を守っているからだ。
神の力は信仰の力。人々が神事を成すゆえに神は恵みを施してきたのだが…いまや各地の神社は荒れ果てうち捨てられている。
「神の力は衰え…だが例外もある…」
「禍神…ですね」
「うむ、禍神の力は怨念そのもの。それを鎮めるには供物を捧げ祀らねばならぬのだが…各地の禍神の社も捨て置かれておる。
この大社より街道を東に八里、オマという村の社に神代の時代の禍神が祀られておる。
今や神職も祭る者もいなくなり封印は緩み村の者たちに祟りをなしている」
「その方を調伏せよとおっしゃるのですね。心得ました」
ミカヤは眉を寄せた。確かにそれは放ってはおけない。
しかしながら相手は神。この国の神は八百万もおり神格もピンキリだが力を強めた怨霊の神ともなれば鎮めるのは容易ではあるまい。
さっそく支度に掛かろうとするミカヤに龍神は語りかけた。
厳格な龍神には珍しく穏やかな口調であった。
「それが――そなたの最後の努めだ…」
「竜神様!?」
「行きたいのであろう、そなたの弟妹に会いに」
この神の前で心を偽る事に意味はなかった。
「…長年…長年わたくしには家族というものがおりませんでした。
ここで独り生涯竜神様にお仕えするつもりでおりました…なれど…」
「…そなたは数百年平安のころよりよく仕えてくれた…そろそろ役目を終えてもよかろう。
オマ村の禍神を調伏したらそのまま行くがよい。旅支度はソフィーヤに申し付けてある」
「今日までお世話になりました…充分にお仕えできず申し訳御座いませぬ。最後の努めしかと果たしてご覧にいれます」
龍神に一礼するとミカヤは神域を後にする。
その背を見送って龍神は嘆息した。
「…尊き方…アスタルテ。貴女は今の現世をどのように見ておられるのか…」
すでに黄泉の国に去ったかつての主は草葉の陰で嘆き悲しんでいるのだろうか…
霊峰は神の領域とされる。
この山を降りて人里へ向かうのは何年ぶりだろうか。
街道を東へと下るミカヤは数年前に比べて往来をいく人が減っているのを実感した。
この辺りを収める大名に盗賊を取り締まる余裕が無いのだろう。
よくよく見ると柄の悪そうな浪人者や野武士の姿も見かける。
巫女として強い術の使い手であるミカヤではあるが不要な悶着は避けたい。
「日が暮れる前に峠を越したいわね…」
編み笠を深めに被り歩みを速めた。
丈夫な新品の草履を頂いてあるのが幸いである。
薄手の草履では長旅には適さない。
幸い野盗に襲われる事もなくミカヤはオマ村に辿り着いた。
一泊を野宿で過ごし二日目の事である。
数年ぶりに来た村は在りし日のままではなかった。
家屋は廃屋ばかりとなり田畑は荒れ果てている。
「御免!」
目に付いた民家で人の気配がする家の扉を叩く。
まずは事情を聞く事だ。
数回叩いて…やがて大柄な農夫が顔を出した。
「どなたさんかのう?」
「龍神大社より参りましたミカヤと申す者です。昨今この地で禍神が祟りを成していると聞き及びこれを鎮めに参りました。
つきましては事情を伺いたく」
農夫は驚きと喜びを押し隠せずにミカヤを迎えた。
「おお…おお!よく来てくだせえました巫女様!ワシはチャップと申すもんです。
…村の社の神様が悪さをする神様だってのはじい様から聞いとりましたが…
村の神職が盗賊に殺されて以来誰もお祀りする者もおりませんで…」
それに…といいかけて農夫は口ごもった。
言われずとも察しはつく。重い年貢で神に供物を捧げる余裕がないのだろう。
「…それで…どのような祟りが?」
農夫の表情は重苦しい。
「作物がとれなくなってしめぇました…雹やら洪水やらが増えて…最近では疫病も出始まって村のモンはほとんど土地を離れて行きおります」
思っていたよりも呪いの力はずっと強いようだ…
しばらく沈痛な顔で農夫を見つめ返していた巫女は今一つの問いかけをした。
「…その神様の名はなんと言いましょうか?」
「はて…よう知りませんわいな。わしゃ悪い神様としか…神職が生きておったらわかったんですがのう。
お社の札には名前があるそうですがわしらぁ字が読めませんて…」
チャップから場所を聞いて訪れた社は村の高台の上にあった。
すでに鳥居は倒れており小さな社は荒れ放題の廃屋同然である。
「これは…」
異様なまでの邪気を感じる。
ミカヤはその鋭敏な感覚…神通力を持ってその怨念の深さを察した。
千五百年以上、神代の時代からつもりつもった怨念が解き放たれてこの土地に災いを成している。
意識を集中し霊力を昂ぶらせて神の意思を感じ取る。
同時に自らの意思をも神に伝えていく。
「荒ぶる神よ。かしこみかしこみ申す恨みを忘れ鎮まりたまえ!!!」
言葉に霊力を込め言霊として神の呪いの力を押さえに掛かる。
すでに周囲はしめ縄で結界となした。
瞬間――全身にきしむような痛みが走る。
結界の内に篭った呪いの力が牙を剥き出しにしてミカヤの身を襲っているのだ。
霊力を持たぬ人間には見る事も適わないが既に戦いは始まっている。
それは精神と精神の戦い、武器を持たぬ戦いであった。
「荒ぶる神よ!汝の振る舞いは天地開闢以来紋章の国を治めたまいしアスタルテの御意思に背く物!
龍神デギンハンザーの名代たるミカヤが調伏する!」
再び言霊を発すると一枚の符を投げつける。
符は光を発し社の奥の御神体に襲い掛かった。ミカヤ得意の光の術セイニーだ。
幾条もの光が御神体を貫いた瞬間…重くるしい蒼い炎が御神体より立ち上った…
全身を蝕んでいく呪いの力に気が遠くなる。
胸やけがする。胃が焼けるように熱い。このまま意識を手放してしまえればどれほど楽だろうか…
だがそれをした時は黄泉の国に旅立つ事になるだろう。
自らに気を強く持つよう言い聞かせてミカヤは脚に力を込め気丈に踏みとどまっている。
「…ゆ…る…」
微かに…声を感じた。
身を裂かれそうな呪いの中で微かにミカヤの異能の力は神の声を感じ取った…
「…ゆ…る…さ……アス…タ…ルテ………」
「今一度請い願う!恨みを忘れ鎮まりたまえ!!!」
「…許さない…アスタルテ…恩知らずの人間ども……っ!」
狂おしいまでの怨念と情念が意思の本流となってミカヤの魂を揺さぶった。
激しい苦痛の中で…感じ取った。
微かに見えた禍神の素顔は意外なまでに幼げな子供の顔をしていた…
「貴女様は…っ……」
神代の時代以前よりこの地で信仰された古い神々。
千五百年前にこの国に降臨したアスタルテとの戦に敗れ忘れ去られた神。
もはや名を知る者もいなくなった神。
孤独の内に積もり積もった怨念が神の本質を歪め禍神に変えていた。
「………っ……」
崩れかけた膝を支える。
セイニーも通じぬ神の力を前にしてミカヤには不思議な確信があった。
それは自分自身が感じていた事だからだ。
一歩歩みだす。二歩…重い身体を引きずるように…
せきが出始めた…禍神が振りまいた疫病を宿したのかも知れない。
霊気を持って防いでいたが呪いの力が上回ったのだろう。
だがそれでも歩みを止める事は無い。ふらつき…苦しみつつもミカヤは社の朽ち掛けた扉を押しのけて歩み入り…
床に無造作に放り出されていた札に記されたその名を呼んだ。
「恨みを忘れ鎮まりたまえ……ユンヌ!」
静寂――
周囲を蝕んでいた邪気が弱まる。
御神体…メダリオンと称される秘宝より立ち上った蒼い炎が神の姿を形作った。
それは小さな子供そのものだった。
「呼ぶ者もいなくなった我が名を呼ぶそなたは…何者か?」
ゆっくりと膝をついた。もはや立つ力もない。
「初めに名乗りましたでしょうに…龍神大社の巫女ミカヤと申します」
名前はその者の本質を表す。
特に神霊の世界においてはとても重要な物なのだ。
調伏の力も言霊も名を知っているのといないのとでは大きな差異が出る。
「私の呪いは千五百年もの呪い…恨みに歪みきった本質を…」
「取り戻した。それは事実ですが本音を語ってはいません。
お寂しかったのでしょう?千五百年よく我慢されましたね」
そう…それは常々ミカヤも感じていた事だった。
数百年大社に仕えて…デギンハンザーも巫女たちもよくしてくれたが…
長く家族というものを知らなかったミカヤには常に胸の奥に満たせぬ思いがあった。
両親からの一通の文をみて…驚きと戸惑いと…それ以上に大きな喜びを知ったのだ…
「もうお独りではありませぬ。わたくしがおりますれば…」
「ミカヤ……ミカヤ!…共にいてくれる…?」
孤独な女神は大粒の涙を零した…
それからが大変だった。
怨念が消え失せた今やユンヌの神通力はほとんどが失われ、振りまいた疫病をかき消すのが精一杯だった。
くたびれ果てたユンヌは社の片隅で荒い息を吐いている。
その傍らではミカヤが戦いで疲弊した身体を休めていた。
「――はぁぁぁぁ……まさかこれほど神通力が弱まってるなんて…神代の時代には小憎らしいアスタルテの軍勢を津波で吹き飛ばしたことだってあるのにさ」
「信仰の強かった時代の事ですから」
ユンヌは眉を潜める。
「まったく人達と来たら勝手なものよ。それまで私の加護を受けてさんざん世話になっておきながら
負けたら簡単にアスタルテに乗り換えるんだもの…やってられないわよそりゃ」
「おいたわしやユンヌ様…」
「…あのさ…私…なんてゆーの?神だけど…その…かしこまったのって苦手…なのよね。
いいわよもっと気楽にしゃべってくれて…と…友達なんだから」
思わず笑みがこぼれた。どこか神らしからぬ神とは思ったが見た目どおり中身も気楽らしい。
「いいわ。それじゃあユンヌと呼ばせてもらいましょ。それでユンヌ?」
「なーに?」
「この御神体の中にちょっと戻ってくれる?」
「お安い御用よっ!」
たちまち少女の姿はゆらぎ消えていった。
それを見届けるとミカヤは薪を集めて火を起こしメダリオンを放りこむ。
「あぢゃああああああああああ!?」
甲高い悲鳴があがった。
「いい子に戻ってくれたのはいいけどお仕置きはしっかり受けないとね。
疫病や天災で皆を苦しめた分はしっかり償ってもらいます」
たまらずメダリオンから飛び出そうとするユンヌを護符で押さえつける。
今の弱くなったユンヌなら充分可能だ。
びーびー泣きながら許しをこうユンヌをミカヤは厳しく仕置きした。
少しだけ…姉という者は弟妹が過ちを犯したときこうして叱るのだろうか…そんな事を考えた。
雁の声が響く中…都へと向かう街道を一人の巫女が歩んでいく。
肩の上には一羽の小鳥。人型で姿を現すより霊力の消耗が小さいらしい。
「ミカヤ…どこへいくの?」
「まずは都へ行ってみようと思うの。父母からもらった文にね。都に私の妹がいるってあったから」
小鳥は高く声をあげた。
「都ってアスタルテの本拠地でしょ~私行きたくないよー」
「あら、じゃあオマ村に残る?」
「あっ嘘嘘、お供するってば!てか追いていかないで~」
村に残るという選択肢もあったのだが今の弱りきった霊力では村人のためにいかほどの事もできなかった。
「心配ないわよ。アスタルテ様はもう黄泉の国にお隠れになったわ。だから鉢合わせなんて事はないでしょう。
今の都を治めておられるのは天子様。アスタルテ様の子孫に当たられる方でね。帝って言った方が通りがいいかしら。
今の代はサナキ様とおっしゃるそうよ」
「ふぅ~ん…それって人間でしょ?そうそう神が代替わりするはずもないわ。子孫ってのもどうだか…」
坊主憎ければ袈裟まで憎し…だろうか。
会ったこともない人間にまで毒付くユンヌに苦笑しながらミカヤは旅の道を進んでいく。
旅は道連れとはよく言ったもの。おしゃべりな神様と一緒なら退屈とは無縁そうだ。
ふと思い立って道の先に視線を向けた。
この道の先に今だ見ぬ兄弟たちがいるのだろうか………
続く
次回
侍エムブレム戦国伝 生誕編
~ アイクの章 野武士グレイル ~