男たちのバレンタイン
フライングだが明日明後日投下できないので許してくれ
マルス「唐突ですがパターンを破ります」
リーフ「なんのこっちゃ」
マルス「このスレも設立から数年、毎年バレンタインネタやるとネタも尽きてくるわけだよ。
具体的に言うとバレンタインネタ書こうと思って過去ネタチェックしたら考えてたネタが見事に被ってた」
ロイ「それじゃどうするのさ?」
マルス「基本的には嫁候補陣が婿候補陣にチョコ渡すってのが前提でしょ。今回は逆をやってみようと思う。
別にここ日本じゃないし、海外じゃ男性から意中の女性に渡すってのも多いらしいからいいじゃないか。
そうゆうわけなんで僕はシーダにチョコを送るつもりだよ」
リーフ「素晴らしい!毎年おねいさんから一つももらえないで悲しんでたけどこれならこっちからアタックできる!」
シグルド「ディアドラー!」
エフラム「ミルラやサラたちに配ってやるか」
ヘクトル「ロリコン」
エフラム「馬鹿を言うな、子供にお菓子を配るだけだろうが」
マルス「誘拐犯と間違われないようにしてくださいね」
エフラム「お前等…」
アルム「ベジタブルなチョコを作れないかなぁ…セリカ」
シグルド「近親はゆるさんぞー!」
アイク「俺はどうすればいいんだ? チョコを食えばいいのか?」
マルス「……まぁ…お世話になってる女性にチョコを配ればいいんですよ」
アイク「そうか。だが作り方などわからん」
マルス「別に買ったやつでもいいですけどね」
エリウッド「予算が……ぐふっ」
セリス「可愛くトッピングしたいな。そしてユリウスにあげるんだ」
エフラム「まて、企画の趣旨を間違えているぞ。今回は男が配るのだ。セリスは向こうでまっていろ。
俺のチョコをやるから」
セリス「え、なんで?」
ヘクトル「……俺最近思うんだ…いつも喧嘩して突っ込まれてた俺らだが…俺突っ込みに回った方がいいのか」
ロイ「そういうピザトル兄さんはビラクさんにチョコ贈るの?」
ヘクトル「贈るわけあるか! おぞましい事言うな!」
ロイ(後でヘクトル兄さんの名前でビラクさんにチョコ送っておこう)
アイク「……よくわからんが……これでいいのか……イレースにでもやるか、あいつなら喜ぶだろ。
それとミストとグレイルの親父とワユとティアマトとガトリーとシノンとセネリオとオスカーと
ボーレとヨファとキルロイとレテとライとリュシオンとフリーダと…」
(力づくで掻き回して冷やしただけのいびつなチョコ)
マルス「兄さん兄さん。それは世話になった異性に…」
アイク「世話になった人間に感謝するのに性別が関係あるのか?」
マルス「この人にバレンタインを教えるのはチンパンジーに足し算を教えるより難しい…」
シグルド「みよこのハート型のチョコを! クリームでMYLOVEディアドラと文字まで塗ったぞ!」
マルス「ディアドラさんは今年もアルヴィスさんと兄さんに渡すんでしょうね」
シグルド「ふっだが一方的に受け取るよりも交換の方が印象はよいはず。今年こそアルヴィスに差をつけるぞ!」
エリウッド(気絶中)
リーフ「エリウッド兄さんのチョコ血まみれなんだけど……」
マルス「兄さんもニニアンさんとフィオーラさんどっちが本命なのかね。過去ネタ見るとニニアンさんのが主流っぽいけどさ。・
しかし…これ…食えたもんじゃないね」
ヘクトル「ちくしょう…うまくできねぇな…えいこれでかまわねーか。口に入ればなんでも一緒だ」
セリス「兄さんは誰にあげるの?」
ヘクトル「あー…そうだな。毎年くれる奴らだな。フロリーナとファリナ…それとリリーナだな」
ロイ「ビラクさんも毎年くれるじゃない」
ヘクトル「知らん!ビラクなんて俺は知らん!」
エフラム「貴様らまちがってる。菓子は子供のためのものなのに大人にやってどうする。
俺の分の材料はすべてサラ達のために使うぞ!」
ロイ「ターナさん…イ㌔」
リーフ「そろそろ通報したほうがいいのかな」
エフラム「ふん、もう通報には慣れた。恐れるものはなにもない」
マルス「いや慣れないでくださいよ」
アルム「セリカ一択で」
シグルド「近親は……まて、何故もう一つ作っている?」
アルム「べ、別に義理だからねっ勘違いしないでよねっ!」
マルス「毎年気合の入ったチョコくれるもんねジャンヌさん」
アルム「な…なんのことやら…浮気じゃないんだからねっお礼ってだけだからねっ!」
マルス「僕? 迷うまでもないよ。本命はシーダ一択さ。まぁ毎年くれる人には義理くらいは返すけどね」
リーフ「あれ、でも去年シーダさんがオグマさんやロジャーさんに義理渡しただけでもあんなに不機嫌になってたのに」
マルス「な…なんのことかな? 僕がそんな器の小さい男に見えるのかい?」
ロイ「凄く顔引きつらせてなかったっけ」
マルス「…さっきのやめ、訂正。材料全部シーダ用に投入してゴージャスなの用意する」
セリス「僕はねー大好きなユリウスに可愛いチョコレートあげるんだ」
エフラム「……セリス…他にも渡すべき人がいるんじゃないか?」
マルス「兄さん…さっきお菓子は子供のためのものゆーたでしょ。露骨なおねだりしないでください」
エフラム「ぐふっ」
リーフ「ぐわああああ材料が足りない!この人数に配ろうと思うとどうしても一つあたりのグレードがさがる!」
マルス「何人に配る気なのさ」
リーフ「それはね。イドゥンさんにアルテナさんにセルフィナさんにエーディンさんにイシュタルさん、それとディアドラさんと
マーニャさんとエーヴェルさんとマチュアさんとエレミヤ様とクライネさんとエリスさんとナギ様とシーマ様とミネルバ様とパオラさんと
ソニアさんとマチルダさんとソーニャ様とウルスラさんとフィオーラさんとユーノさんとルイーズ奥様とイグレーヌさんとエキドナさんと
イサドラさんとエレンさんとギネヴィアさんとミレディさんとヴァイダさんとカアラ奥さんとセリシア先生とセライナさんと
ナターシャさんとティアマトさんとララベルさんとアスタルテ様とルキノさんとヘザーさんとニケ様とそれからそれから…」
マルス「ああもういい…」
ロイ「数うてば当たるってもんでもないと思うけどね」
シグルド「今何か聞き捨てならない名前が聞こえたな」
リーフ「アッーコノヒトデナシー!」
ロイ「リーフ兄さんに突っ込んどいてなんだけど僕も材料がたりないよ…リムステラさん軍団に配ると一人辺りがチロルチョコ以下になる…」
リーフ「ふっ日頃フラグメイクでいい思いしてるんだからたまには苦労するといいのさ!」
ロイ「別にいい思いをした覚えはないけど」
リーフ「嫉妬の炎が僕の胸を満たす!」
紋章町のバレンタインはカオスの炎に包まれた…