>>312
アイク 「ズルズルズルー」
ラクチェ「……ぐすん」
アイク 「どうした? ラクチェ、俺でよければ相談に乗るぞ」
ラクチェ「……えぐっ、実は……」
アイク 「そうか。だが、気にする必要はない」
ラクチェ「え?」
アイク 「最初に食った時よりも、少しずつうまくなっている。
なぜなら、今日まで作り続けてきたからだ。
俺だって数多くの鍛練を積み重ねて、ここまで強くなった。
もっとも、俺もまだまだだが」
ラクチェ「……アイクさん……」
アイク 「肝心なのは、諦めずに続けることだ」
ガラガラガラ
ダグラス「隣、失礼するぞ」
ラクチェ「いらっしゃいませっ!」
ダグラス「おお、兄弟家のアイク殿ではないか」
アイク 「ん? 確かあんたは、エリウッドたちの……」
ダグラス「エレブ学園教諭のダグラスだ。どれ、儂もアイク殿と同じ物を頂こう」
ラクチェ「えっ、でもっ!」
アイク 「やるんだ、ラクチェ。たまには、俺以外の感想も必要だろう」
ラクチェ「……どぞ」
ダグラス「ズルズルズルー」
ラクチェ「ドキドキ」
ダグラス「うむ、うまくはないな」
ラクチェ「えぐっ……」
ダグラス「だが、まずいわけでもない」
ラクチェ「……え?」
ダグラス「修行中の身であるのなら、仕方あるまい。精進されよ。これはお代だ」
ラクチェ「そんな、これで受け取るわけには……っ!」
アイク 「ダグラスが価値を認めて払うと言っているんだ。受け取ればいい」
ダグラス「その通りだ。それではアイク殿、先に失礼する」
ガラガラガラ
ラクチェ「……やった。初めてアイクさんとイレースさん以外から、お代が……!」
アイク 「これからも作り続けて、少しずつうまくなっていけばいい」←ミマモッテイテクレナイカノエガオ
ラクチェ「//// (やだっ、すごいドキドキする……! でも、私にはシャナンさまが……!)」
アイラ 「! (これはシャナンから引き離すチャンス!)そうだ、アイク。
暇な時でいいから、今度ラクチェの剣を見てもらえないか?」
ラクチェ「か、母様! 突然何をっ!? ////」
アイク 「俺だったら、一向に構わん」
こうか?
ユリア「私も、この間は失敗してしまったけれど…諦めないで作り続ければきっといつの日か美味しいお料理が作れるようになるはず…」
(おもむろに割烹着を身につけ)
ユリア「待っていてください、セリスさま…!」
ユリウス「…何だか急に背筋が凍るようだ」
イシュタル「(あぁ…それはフラグですユリウス様…)」