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Last-modified: 2014-02-02 (日) 19:49:02

あ、うっかり忘れるところでしたが、
前の章に投下していた。シャナンを討て の続きです。
だいぶ間が開いてしまいましたが。静かそうなうちに投下します。
…ぜんぶまとめたので長めになり。一話を分けるとこになってしまいました。

~ある闘技場~
ラドネイ「………。」
???「寄るな…今宵の必殺剣はよく切れる…」
ラドネイ「別に…お前に近寄るつもりはない。」

???「女や子供に用はない…と、言いたいところだが(なかなか、かわいい子だな)
   なにかよ ラドネイ「問答無用…斬る!」…って、おい!」

ラドネイ「はぁぁぁぁああっ~…【追撃】!【追撃】!【追撃】!【追撃】!【追撃】!
    ザンザンザンザンザン!  …できた!?」

闘技場の親爺「勝者、『男嫌いのフォーレストラドネイ』!」

???「ってこら親爺、勝てるわけねーだろ!俺はナバールじゃなくって、
   ナバール系っぽい、サムトーっていうケチな傭兵だっつの!」

闘技場の親爺「知ったことか!!」

…あれから、私はしばらくシャナン様の道場によらず、一人で修行を重ねていた。
一度、クリス達やアイクと一緒に修行をしたのだが…どうやら、本当に私とは次元が違うらしい。
ジャンヌには、気配をなくして奇襲をする秘訣?を教わったが、別に不意打ちしてまで勝ちたいわけではない。

…だが、私的に一番つらい修行だったのは、マナと一緒にやった。
バレンシア式無限クラスチェンジ修行法だ。
マナからは他にもほとんど人体改造的な修行法を教えられたが…一体、何を目指しているんだろう…

ともかく、私は修行の結果、カレル様に教えられた、男を相手にしても、
気を落ち着かせ、殺気を押さえる修行を達成した。現にあの剣士と戦ったとき、心は全く乱れなかった。
心の乱れは、気の乱れ…気の乱れは剣の筋を鈍らせる。全くその通りだった。

力を得た、それは…そう…いまこそ、私の目的を果たす時がきたのだ!
ラドネイ「私の目的…それはシャナン様を討つこと。
そして、シャナン様に付け狙われている少女を救うこと。」

…ふと気づくと、そんな物騒なことを考えながら顔色一つ変えず、落ち着いた自分がいる。
我ながら、不気味に思う…ふと、カレル様の言葉を思い出した。
シャナン様と討つために修業を重ね、知らず知らずのうちに剣に呑まれていたのではないだろうか?
力に頼らずとも説得すればシャナン様も分かってくれるかもしれない。その機会はいくらでもある。
あせらなくても、シャナン様が自分から、過ちに気づいてくれればいい。
…自分の考えを笑ってしまっていた。

…変わるように何度も話した。だが、全く耳を貸してはもらえなかった。
シャナン様の行動はどんどう悪化しつつある。ベルン署の家宅捜索も今月で何度目になるか分からない。
もっとも、そんなことで簡単に心を入れ替えてもらえたのなら。私もこんな苦労をしないですんだだろう。
道場のみんな、流星軒のみんな…それにシャナン様、誰も傷つかずにすんだだろう。

…もっとも、シャナン様をあらゆる意味で、一番傷つけているのは。この、私だが…

???「あなた、迷っているわね。」
ラドネイ「だ、誰だ!」

…すぐ近くから聞こえた静かな声に思わず身構えていた。
声の聞こえたところには、【占い】と看板を掲げた、ささやかな露店があった。
屋根もない、机と椅子だけの辻占いの店であったが、不思議と周りに溶け込み。
まるで、怪しげな気配もなく。ずっとそこにあったかのようにさえ感じた。
椅子に座った占い師らしい私と同じくらいに女性の声には不思議な重みがあった。
女性は私に席を勧め、私もおとなしくそれに従った。女性の銀色の髪が風に揺れ、薄く太陽の光を照り返した…

???「私は、ミカヤ。今日は天気がいいからここで占いをしているの。」

…昨日は雨だから家でごろごろしてたけど、と自嘲するような笑みを浮かべて付け加えた。

ミカヤ「あなたは、一体何をそんなに悩んでいるの?よかったら話を聞かせて貰いたいんだけど…」
ラドネイ「私は…今は、迷ってなどいない!」
ミカヤ「今は…ということは、たぶんついさっきまで悩んでいて、やっと結論が出たって、ところかしら?」

ミカヤ「むしろ今の方が迷っているいるように見えるのだけど?」

…女性の、私の心を読んだかのような言葉におもわず冷や汗が流れるのを感じた。
たしかに、私はずっと悩んでいた。シャナン様は確かに―――ではあるが、
それを除けば、他に別段欠点らしい欠点はないと言えるではないか?
もっともその唯一?とも言える欠点のせいでここまで避けていたのだが…
シャナン様は理性的なかただ。もしかしたら、討たなくとも。他に方法があるのではないだろうか。

…私は、それでもシャナン様を討とうと決めた。
二度とそんなことをできないくらいに痛めつけようと思った。

けれど、私にしてみても苦しかった…
あのとき、カレル様に「シャナン様を討つ!」と断言できなかったのは、
実のところ。まだ、シャナン様がまともになるかもしれないと信じていたからだ。
ここまで、修業を重ね、シャナン様をとにかく憎むようにしていたのも…自分の心が揺るがないようにするためだった。

…だが、それはもう、あきらめた。あきらめたかった。
シャナン様は私の大嫌いな、女性を付け狙う、うす汚い男なんだと…思いたかった。
そうでもなければ、まだ、かつては大好きだった師匠に剣を向けることなどできない。
今まで、何度もシャナン様を切りつけている。でもそのたびにシャナン様は何の反応もしてくれなかった!
(何度も悩んでは、決断し。また悩む…今もまた同じだ…)

でも…それでも、尚、シャナン様に剣を向け、これまで以上に悲しませることを思うと、
胸が痛んだ。…大嫌いな『男』を一人、討つためであるにもかかわらず…
兄弟家再び灰塵と帰す…いったい、何があったのだろう!?
良い女性の皆さんは台所にたとえ何が居たとしても必殺は出さないように…無理か?紋章町では…

(私はここまで来て、まだ決めかねているのだろうか?)

…占い師に対しては、不思議と、隠れていたはずの心を突かれた焦りは感じなかった。
むしろ、私の心を読んだ占い師にどこか興味がわいた。その占い師が、女性だったからだろうか。
男だったら、修業を重ねても、まだ。警戒して近づけなかっただろう。間違いなく…

ラドネイ「確かに私は迷っているのかもしれない。まだ、もしかすれば、と期待してしまっても、いる。
    だが、奴を放っておけば何をするか分からないんだ。
    私はどうすればいい。他に…、他に何か方法があるというのか!?」
ミカヤ「まぁ、落ち着いて。もうすぐ降りてくるから。」
ラドネイ「降りてくる?」
ミカヤ「そう、降りてくるの…」

ミカヤ?「というわけで、降りて来ちゃいました~キャハ☆
    私こそ、負の女神ユンヌちゃん!どんな悩みも物理的に解決しちゃう☆
    あ、ちなみに今日アスタルテ姉さんはミラちゃんとバレンシアに温?泉旅行で留守なの。
    だから洗脳はできないお★」
…とりあえず今の状況を簡潔に言おう。
占い師の少女(見た目的に少女が正しいだろう?)が突然うずくまり、何かつぶやいたと思ったら、
いきなりハイテンションになってわめきだした。
というか、物理的に解決って、どうする気だ?洗脳?是非シャナン様にかけてくれ!…

ユンヌ「そりゃあ、まぁ、ズガーンと破壊したり。ドバーンとぶっつけたり。」
ラドネイ「私のやろうとしていることと、それでは変わりないのでは?…もしかして、私の心を読んだ?」

ユンヌ「うん、だって女神だもの!女神にできないことは、そこそこあるけど、割と無い!」
ラドネイ「……帰ってくれ。」

ユンヌ「それで、えっと、要は嫌な奴をぶっ飛ばして差し上げる方法ね☆ええと、それなら~…」

…なんでも、今の彼女はユンヌという別の存在?人格?らしい。
正直言って、疲れる。私の話を聞いていたか?さっきまでの彼女と違って言葉に何の重みもないぞ…

ユンヌ「あなたアイクほどではないけどただの平民(アイクもだけど)の割に結構強そうね、
   あなたがどうすれば勝てるか悩むほど強い相手なの?」
…勝とうとして悩んでいるんじゃない!むしろ…いや、もう意味がないか。

ユンヌ「あ、それと。ロリコンを洗脳するのは無理よ!
   実際に何度かやってみたけど毎回、カッキーン No Damage!なんだから!」
ラドネイ「神の力を超えるとか。どんだけなんだ、ロリの力は!てか、できないこと結構あるんじゃないのか!?」
ユンヌ「できないことはできない!私は自分の力の限界をわきまえた良識ある神様なの!
    …以上、神様との相談終わり!…アスタルテ姉さん私も今、行くからね~!」

…そう言い残すと、ユンヌというものはいなくなったらしく。
しょうきにもどった!ミカヤと私が残された。訳の分からない女神?だった。
訳の分からない女神ではあったが…

ラドネイ「(すっかり毒気を抜かれてしまったな…。
    さっきまで一人であんなに悩んでいたというのに。)」
…別に悩むこともないな。真っ正面から剣を向けるのは初めてなだけで、
いつもいいだけ切りつけている。まぁ、全てシャナン様の自業自得だが…

ラドネイ「…大丈夫、私は大丈夫!勝てる!」
…ユンヌ神との相談?は何ももたらさなかったが、
話したあとは、不思議と心の重苦しさが抜けていた。
…さぁ、今日こそ私の目的を果たすとき。シャナン様を…いえ、シャナンを討て!
シャナン「ここは、聖地か…」
アイラ「ただの公園だ。」
シャナン「何を言う!白鷺王女が訪れ、ロリマムクート姉妹が集い、幼女たち?が訓練に励む!
    ここを聖地と言わず何という。」
アイラ「日曜日の公園だ。後、買い出しの荷物を落とすな。」
シャナン「――――」

エフラム「なんだ?シャナンは何を嘆いている。」
アメリア「師匠?」
エフラム「ああ、すまない。続きをするか。」
リアーネ「ねさら、これ、私…拾った。」つ【針金ハンガー】
ネサラ「お~!リアーネ、ありがとよ。こいつはたぶん貴重なお宝だぜ!」

…見つけた、師匠は相変わらず幼い子どもに鼻の下を伸ばしているらしい。
怒りで、我を忘れそうになるが。それではこれまでに行った気を操る、修行の意味がない。落ち着け私!

シャナン「よし、私は幼女たちに話しかけてくるぞ。アイラは先に帰っていてくれ。」
アイラ「もう知らん!どうにでもしろ。」
シャナン「どうにでも?よし、では早速リアーネに…なんだ、いやな感じがする。」

ラドネイ「シャナン様、おひさしぶりです。」
シャナン「ゲーーーーーー!!らららららら、ラドネイ!?【追撃】の連続は…」
ラドネイ「シャナン様こんなところで、どうしたのですか?」

シャナン「(ん?斬りかかってこないな、どうしたのだろう…)」

ラドネイ「あ、隣りすみません。」
シャナン「(ラドネイが私の隣りに!?私の幼女を大事にする想いが伝わって以来、
    自分から私の隣に来ることなどなかったというのに!)」

ラドネイ「シャナン様、実はお話が…」
シャナン「もしかして私の元に戻ってきてくれるというのか!?
    いや、ここ最近ラドネイには避けられつづけていたからな!
もしかして『師匠なんかもう知らない!』なんて思われてるのでは?と、思ったが、
いや良かった良かった。ふははははは!」
アイラ「勘違いはいい加減にしろ。思いっきり引いてるぞ…」

ラドネイ「いいえ…そうではありません。
    シャナン様、すみませんが…討たせてください。」つ【鉄の大剣】
アイラ「ほう、またずいぶんと急な話だな。ズズズ…」つ【お茶・つまみ】

シャナン「は?…う、いわぁぁああぁ!!あ、アイラ!寛いでないで助けてくれ。」
アイラ「よし、そこだ!ラドネイ、師匠を超えるのだ…(悟ったような目)」
シャナン「無視するな!…くっ、私がまだ小さい頃は私を守ってくれていてくれたというのに。」

ラドネイ「くたばれ、シャナン。お前の罪の深さを知れ!」
シャナン「な、なぜだ!なぜ私の命を狙う。私は命を狙われるようなことなど…」
アイラ「ロリコンで、あとラクチェを泣かしたからだ。」
ラドネイ「あと、パティやディジーに修業とか稽古とか言ってセクハラを強要するからだ!」

アイラ「なに!そんなこともしているのか。」
ラドネイ「ええ、二人はまだ気づいていないようですが、密かに相手の死角から手を伸ばし…」
シャナン「うわぁぁ!それ以上言うなぁぁああ!!」つ【バルムンク】
アイラ「気をつけろラドネイ!シャナンが本気になったぞ!」
シャナン「うぉぉぉお、お?剣が、剣がない!私の神剣バルムンクはどこに!?」つ【なし】

投下するたびに『改行が多すぎます』の文字が出てくる…制限が憎、いえなんでも。
~草むら~
リーフ「ふぅ、何とか奪うことができたよ…でもなんでこんなことを?」
サラ「ふふふ…だって、おもしろいじゃない★」
マルス「僕はミカヤ姉さんとエリンシア姉さんに、アイクの嫁候補が一人増えたから、
   ライバルを(社会的あるいはネタ的に)消すように頼まれてきたんだけどね★」
リーフ「黒!姉さん黒!?」
サラ「道理で最近、猫好きの剣士やら豆腐やらが出てこなくなったのね…」

ラドネイ「はぁっ!」
シャナン「ま、待て!私は今武器を持ってry」
アイラ「その、鉄の剣を使えばいいだろう。」

シャナン「(くっ、バルムンクの補正無しで戦うのは…
だが、ラドネイはラクチェほどの力はないはず。それに流星剣も使えない!
守りに隙のあるラドネイなら…流星剣さえ発動すれば!)」

□□□□□□□□□□□
    (!)
 ラド  シャ 
 ←1マス後退
□□□□□□□□□□

ラドネイ「ふふふ、今こそこの剣を使うとき。」

ラドネイ「今の私の相棒は…これだ!」つ【エタルド】 衝撃波で1マス離れた敵にも攻撃できる

シャナン「ぐふっ!」つ【鉄の剣】 勿論攻撃範囲は一マスのみ
アイラ「殺ったか!?(うれしそうな顔)」

~回想~
ミカヤ「えっと…うちのユンヌがまた何かしたみたいで、ごめんなさい!」
ラドネイ「いえ、別に…悩みは残りましたが。」
ミカヤ「その…よかったら、聞かせてもらえませんか?」
  :
  :
ラドネイ「だから、何度もシャナン様は―――だって言っているんですよ!
    …なのに、パティもディジーも私の言うことを信じてくれないし。
    ラクチェはなんか青髪のゴリラについて行くし…うう~」
ミカヤ「(ゴリラ…まさか)ええと、ともかく、シャナンさんを殺れればいいのよね。」
ラドネイ「え?ええ、まぁ…殺れれば…」

ミカヤ?「それなら、これを使ってみて☆」つ【エタルド】
ミカヤ「え?神器じゃないかって。大丈夫、大丈夫。専用武器じゃなし、直系とか関係ないから。」
ミカヤ?「あ、使い終わったら漆黒さんに返しておいてね☆
前に、アイクが借りて返し忘れていたのよ。ミカヤが返しに行くのも、私にとって面倒だし~」

…途中から何かユンヌが混ざっていないか?
ちなみに、武器レベルは暁修行法?によってSSにしてもらった。
他にもなんだか「これもあげる、これもあげる!」というので貰った。
【エタルド】は私の鉄の大剣よりだいぶ性能がいいのでありがたく借りた。
重さのことを忘れていたのは正直、後悔している。デブ剣だ…
シャナン「ふ、ふはは…この程度で私が倒れるものか!」
ラドネイ・アイラ「「あ、生きてたのか…ちっ!」」
シャナン「いい加減泣くぞ!おまいら。」

シャナン「そもそも、私がいなければラクチェは…ラクチェはどうなる!
    私のストーキング…でなく、ボディガード無しでは!
    きっと、あの青と緑の変態どもにおそわれて…アイラ『むしろ、お前に襲われないかの方が心配だ。』
    ……(泣)」

ラドネイ「あ、その心配はないな。」

~公園の離れたところ~
ラクチェ「アイクさん、どうですか!今の、大分うまくできていませんでしたか!?」
アイク「そうだな、だが、そんなに【天空】にこだわることもないだろう?」

セリス「えぇ!ラクチェ【天空】も使えるの?すごいね!」
ラクチェ「いいえ、まだまだです。さすがにアイクさんからは学ぶべきものが多く…」

ヨハン・ヨハルヴァ「ラクチェ~~~俺の愛を!!」
シャナン「ぎゃぁーー!!早速、青と緑の変態斧兄弟がーー!!」

アイク「どうして俺の前に立った(ry)」
ユリア「ククク…セリス様に逆らうもの、ミナ殺す(ry)」
ラナオウ「主の頭上に死兆(ry)ユングフィ神拳…うけてみよ!」
マナ「……(セリスの周りで地味にマナガード発動中)」
ヨハヨハ「………。」←拉致られた

~草むら~
リーフ「アイク兄さんにラナオウにユリア…」
マルス「まさに、紋章町における鉄壁、最高のボディーガード。誰も近づけない!」
サラ「シャナンはボディガードというより、自宅警備員といった所かしら。」
リーフ「どっちかというと、僕的にあの斧兄弟の方に同情したいかな。」

マナ「もしかして…私、忘れられてます…?」←マルスには見えていなかった

長くなったので切ろう …実は、一度言ってみたかった! 続く