ユリウス「イシュタルとユリアには、ミレトス産のチョコを……他の使用人たちには、ララベルの店のクッキーでいいかな。あとは、こいつを……」
セリス「ユリウス!君もホワイトデーのプレゼントを渡したの?」
ユリウス「うっ、セリス!いや、今から渡しに行くとこだぞ。(しまった。コイツの分忘れてた)」
セリス「イシュタルさん、楽しみにしているんだろうね……」
ユリウス「ああ、たぶんな……(いかん、これだけ心配しているのに、なにも渡さないのは心が痛む……そうだ!!)
セリス、とりあえずこれがお前の分だ!」
セリス「ありがとう、ユリウス。綺麗な花束……」
ユリウス「ああ、俺が自分の手で作った花束だからな。うまいのが当然だ」
セリス「……!これ、大切に生けとくね。本当、アルム兄さんが言ってたけど、上手に花造りするんだなあ」
ユリウス「メディウス爺に鍛えられたし、アルムのアドバイスもあったからな。さて俺はイシュタルの分も渡しに行くからな。じゃあな。セリス。アルムにもよろしく言っといてくれ」
セリス「うん、アルム兄さんに伝えとくよ。イシュタルさんにもよろしくね。じゃあ」
ユリウス「ふぅ。なんとかごまかしたか。……イシュタルの分の花束、また今度渡すしかないか……」
ユリウスはこんな経緯でセリスにプレゼントしそうだ。