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ノイン 「皆さんお待ちかね、ファイアーエムブレム聖戦の系譜15周年記念杯予選第3レースの時間が
やって参りました。実況はお馴染み、わたくし竜王家使用人、背番号9番、ソードマスター・ノイン」
エルフ 「解説はわたくし、竜王家使用人、背番号11番、シャーマン・エルフと、
ゲストのセーラさんとドロシーさんでお送りしますわ」
セーラ 「は~い、みんなのアイドル、セーラちゃんで~す☆」
ドロシー「……ドロシーです。ノインさん、こんな人ほっといて、先進めて下さい」
ノイン 「流すな危険! それでは第3レース、まずはオッズから行ってみましょう」
エルフ 「予想のマークは『◎>○>●>△>▲>×>-』となっています。
実際の競馬等とは違いますので注意して下さい。なお、枠の色はマシンの色です」
セーラ 「オイコラッ、無視すんなよっ!!」
グランベル3R 13:00
ファイアーエムブレム聖戦の系譜15周年記念杯予選
聖戦系サラ10歳以上 オープンGⅡ 150000m?
枠 番 マシン名 搭乗者 予想 倍率
黒1 1 影の伝説 ファバル&ジャンヌ △-○×- 10.9倍
緑2 2 緑三号 アレク&ブリギッド ▲-●-× 12.3倍
赤3 3 お ジャムカ&ベオウルフ -●×-● 11.7倍
赤青4 4 フェニックスアロー レスター&デルムッド ×○-●▲ 8.1倍
迷彩5 5 SDL551バゼラート アサエロ&ロドルバン -×▲-- 20.2倍
黄6 6 世界ひろし号 ヴォルツ&リデール ○△◎△◎ 3.2倍
白7 7 プリンツェーッサ デュー&パティ --△▲- 13.6倍
黒8 8 黒王号 ラナ&ユリア ●◎-○○ 3.5倍
紫9 9 謎のユングヴィ城 エーディン&ミデェール ◎▲-◎△ 3.4倍
ノイン 「紋章町の有名人たる世界ひろし、世紀末覇者ラナオウ、ユングヴィの女帝エーディンの
3強激突の様相を呈しております!」
セーラ 「あら? ラナオウが3番人気ってのは意外ね」
ドロシー「と言っても、1番2番とは紙一重の差ですけど」
エルフ 「スレ補正と作者補正により、ラナ選手は全選手中でもトップクラスの実力を誇りますが、
ユリア選手とのチームワークと、何かやらかすであろう不安感が倍率を下げていると思いますわね」
ドロシー「あの二人、チームワーク悪いのかな?」
セーラ 「かも知れないわね。ユリウスをボコる時のチームワークは抜群だけど」
エルフ 「ですが、1番人気のひろしチームはともかく、2番人気のエーディンチームはどちらかと言えば
人気先行ですから、真の本命はやはりラナ&ユリアペアではないでしょうか? ただ……」
セーラ 「ただ?」
エルフ 「この3チーム以外のチームは、このスレでの登場機会…もとい、紋章町での知名度が
それほど高くないが故の低オッズですし、実力のある選手は揃っていますから、
必ずしもこのオッズが実力を示す指標とは言い難いですね」
セーラ 「なるほどね。それで、エルフは今回のレース、どう見てるの?」
ドロシー「セーラさん、情報を聞き出すつもりですね…」
エルフ 「そうですわね…これはあくまでわたくしの予想ですが、今回は何らかの要因(妨害)によって
リタイアするチームが続出すると思います。ですから実力云々よりも、
生き残りそうなチームを予想して、その中で勝ちそうなチームに投票するといいと思いますわ」
セーラ 「つまり…どのチームがラナオウに潰されないかってとこかしら?」
ドロシー「でも、そのラナさんも殆どのチームにマークされているでしょうから、
案外目立たないチームが残るかも知れませんよ」
セーラ 「それも考えられるわね……うぁ~、誰に賭けよう?(スタスタ)」
ドロシー「あまり考えすぎない方が良さそうですね。(スタスタ)」
ノイン 「考え杉の戸を開けてぞ今朝は別れゆく! パドックの紹介を前に、セーラさんとドロシーさんが
実況席に別れを告げて、車券に夢を託しに行きます!」
エルフ 「今回のレースは特に荒れそうですから、当てるのは難しいと思いますよ」
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ノイン 「それでは第3レース。パドックの紹介をして参りましょう」
エルフ 「服装について何も言われてない方はTシャツやジャージ等、
運動向けの格好をしていると思って下さい」
ノイン 「1枠、レジェンド・オブ・影、影の伝説を創り出す男は、忍者の姿をした弓闘士、
爆裂スナイパー・ファバル選手っ! 影があるからこそ、光は輝く! 頑張れ、影の伝説!」
ファバル 「ふっ、滅私奉公こそ我らが務め、我ら忍びに目的などござらんっ!
闇に生き、闇に死す、それが忍びの掟!」
エルフ 「すっかり成りきってますわね」
ノイン 「そのファバル選手と伝説を創りあげるのは、このスレ内において兄弟家のアルムさんと並ぶ影の薄さ、
紋章町最強クラスのステルス性能を誇る女、ジャンヌ選手っ!! ……って、あれ? いない」
エルフ 「えっと…どちらにいらっしゃるのでしょうか?」
ジャンヌ 「ちゃんとファバルさんの後ろに乗ってますっ!」
トリスタン「そうだ、しかもだんだん重くなっていくんだぞ」
ジャンヌ 「何か違う物になってるわよっ!? というか、兄さん、セリカさんのとこにいてって言ったでしょ!」
トリスタン「ちぇっ……お兄ちゃんはいつでものけ者だ……お兄ちゃん寂しんぼだよ……」
ラドネイ 「はいはい、分かったから妹の邪魔だけはしてやんな。あんたが出てくると話がややこしくなるんだよ」
ノイン 「兄トリスタン選手が相方に連行され……あっ、ジャンヌ選手、確かに後部座席に座っております」
エルフ 「私も見えました。衣装の方は……くノ一ですわね。やはり、網タイツは外せませんか」
ジャンヌ 「『くノ一なら網タイツぐらい穿かぬか!』と、男性陣に一喝されたので…」
ノイン・エルフ「「何ゆえ……?」」
アルム 「ジャンヌ、応援してるよ~!!」
セリカ 「あの女、これを機にファバルって人とくっついちゃえばいいのに…」
ノイン 「お次は2枠、一号と二号はどこ行った? 海に生きる荒くれ達の海賊船、緑三号の舵を取るのは
ユングヴィ家の長女にしてオーガヒルの海賊頭、ブリギッドの姐御です!!
妹エーディン選手のシスター服が意外とよく似合う! 流石は少女漫画を読んで泣く女!」
ブリギッド「言ったらシメるっつったろ、こぶし飛ばして、意識っから飛ばしてやろうかっ!!」
ノイン 「私が私が大ピンチであります。今回はイチイバルを持っていませんので姐御モードでの出場です!」
エルフ 「イチイバル装備時のお嬢様モードとのギャップで意外にファンが多いんですよね」
ノイン 「そのお嬢様モードでありますが、皆さんに拝見してもらおうと思いますので、
特例としてユングヴィ家からイチイバルをお借りしました! ツヴェルフ、イチイバル、ゴーッ!!」
ツヴェルフ「りょうか~いっ! てぃやぁあああああっ!! ……ちょす」
ブリギッド「(ギュッ!!)!!」←イチイバル装備
ブリギッド嬢「しょ、少女漫画の一つや二つ位、いいじゃないですか……私だって、女の子ですのよ?
その……可愛い物にだって興味はあります」
ノイン 「こっ……これはっ!?」
エルフ 「く、口調ばかりではなく仕草まで、その……何だか可愛らしいですわね」
ブリギッド嬢「……どうして皆さん、そんな不思議そうな顔をなさるのですか?
私、そんなに可笑しい事をしているのでしょうか……?」
ツヴェルフ「そんな事ないよっ!! ボクだって、不当な目的で女の子の使用済みの服とか水着とか下着とか
歯ブラシとかを裏ルートで……」
エルフ 「(#^ω^)ビキビキ ……ツヴェルフさん、通報しますよ?」
ツヴェルフ「サーセン……それじゃ、イチイバルは持ってくよ。姐さん、こんな弾圧に屈しちゃダメだよっ!
自分のやりたい事もできない世の中に未来なんてあるものかっ!!」(バッ!!)←イチイバル盗む
ブリギッド嬢「あっ……」(シュッ!!)←イチイバル盗られる
ブリギッド「……ん? どうしたんだい、あたしの顔に何かついてるってのかい?」
ルーテ 「……これは研究材料になりますね」
エルフ 「何かこう、鬱屈があるのでしょうね……本人も意識していないアニマとアニムスが……」
ノイン 「わたくし、庶民に生まれて良かったです」
ファバル 「ちなみに、俺の場合は何も変わらねえぞ」
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ノイン 「さあ、気を取り直して参りましょう。この姐御がパートナーに選んだのは意外や意外、
FEシリーズ伝統の赤と緑のソシアルナイト、その緑を担当する男、アレク選手!!
姐御の為にソシアルナイトから海賊へと兵種変更しました!」
アレク 「ふっ、今日の俺はパイレーツ・キングだ!」
エルフ 「GBAシリーズの海賊ですわね。それにしても、随分スマートな海賊になりましたね」
ブリギッド「でも、意外ってのは心外だねぇ。あたしゃアレクとは結構付き合い長いんだよ」
アレク 「一応、恋人会話があるしな。ダメ元で誘ってみたらOKしてくれたぜ」
マリータ 「う~ん、あの姐御さん。何や、ものごっつうおかんそっくりやわ」
ガルザス 「……他人の空似だろう」
ノイン 「3枠、未だかつてこれ程シンプルな名前をつけたチームがあったでしょうか! いや、無いっ!!
熱く燃える赤きマシンの名は、何と『お』!! 『お』は『漢(おとこ)』の『お』だそうです!」
エルフ 「シンプルにも程がありますわ」
ノイン 「1番手の漢はヴェルダンの頼れるアニキ、相手が死ぬまで撃ち続ける漢、ジャムカ選手!!
身に付けている物は僅か一枚の布、黒のブーメランパンツ一丁で世の女性達を魅了しますっ!!」
ジャムカ 「俺の放つ矢は、『とある兄貴の漢の衝撃(メンズビーム)』とも言われている!!」
エルフ 「絶対食らいたくないですわね」
エリンシア「ならば、わたくしが受け止めて差し上げますわ! さあっ!!」
リリーナ 「メンズビーム……!? ぜっ、是非オスティア学園にっ!!」
ノイン 「ガチムチ好きのご婦人方が大ハッスルしております! そのマッスラー超兄貴・ジャムカの相棒には
10000Gの漢、あの世界ひろしと肩を並べたこともある腕利きの傭兵、ベオウルフ選手!
ジャムカ選手とお揃いの黒のブーメランパンツ一丁の姿が何とも潔いっ!」
ベオウルフ「ふっ、ふっ、ふっ! 見よ、この腹筋!」
エルフ 「パンツ一丁で腰を振らないで下さい」
リリーナ 「いいえっ、振り続けてっ!! もっと速く、亜高速に達するまでっ!!」
エリンシア「( ゚∀゚)o彡° KINNIKU、KINNIーーーKUッ!!」
エルフ 「わたくし、思うのですが……どうして毎レース、裸の男達が出てくるのでしょうか?」
ノイン 「もちろん読者サービスです! これぞアレス選手やスカサハ選手とは違う『大人』のKINNIKUっ!
わたくし、その美しさに目が眩んで何も見えませんっ!! さあ、お通りください」
エルフ 「ワセリンを身体中に塗りたくって、体がテカってますから、その影響でしょう」
ノイン 「テカった体でライトニングも夢ではありません!
いつか光魔道士がKINNIKUとハゲ頭の集団になる日が来そうで怖いです」
エルフ 「アナタ光魔道士を何だと思っているのですか?」
エリンシア「ああ……アーチャー系KINNIKUにナイト系KINNIKU。
2人ともそれぞれの分野で素晴らしいKINNIKUをお持ちですわね」
リリーナ 「素晴らしいKINNIKUには同意しますが、アーマー系KINNIKUとZEINIKUのハーモニーこそ至高ですっ!」
ジョフレ (ナイト系KINNIKU? 一体どういう物だ? しかし、それを鍛えればエリンシア様も…)
ノイン 「そして4枠、赤と青の炎を纏った不死鳥、フェニックスアローの背中に陣取るのは、
あの世紀末覇者ラナオウの兄、レスター選手だぁっ!!」
レスター 「兄より優れた妹など存在しない、このレースでそれを証明してみせる!」
エルフ 「金髪揃いのユングヴィ家において、何故か青髪という異端児ですわね」
ノイン 「その容姿故にシグルドorレックスの子供と勘違いしたプレイヤーも多かったのではないでしょうか?
作者は最初に見た時、ガチでレックスの子だと思っていました!」
エルフ 「シグルド&エーディン不倫説も少々頭をよぎりましたけどね」
シグルド 「そんな事実は一切無いっ!!」
レックス 「俺の恋人はアゼルだけだっ!!」
アゼル 「レックス……焼き加減はウェルダンでいいよね?」つ【☆100ボルガノン】
ドッゴォォォォォォンッ!! ゴオオオオオオ……
レックス 「アーッ、コノヒトデナシーッ!! でもアゼルだから許すっ!!」
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ノイン 「レックス選手が観客席で爆発・炎上して大惨事になりつつ、パドックの方に戻って参りましょう。
レスター選手、妹ラナオウの元ネタである北○の拳を意識しているのか?
その姿は友情に命を懸ける宿星『義星』を背負った男そのものであります!」
エルフ 「水鳥拳ですわね。外伝では蒼黒の餓狼という二つ名が加えられていますわ」
レスター 「てめえらの血は何色だぁあああーーーっ!!」
ノイン 「赤です。しかし、目を惹くのはそのコスプレではありません。この奇っ怪な自転車を何と表現したら
良いでしょう? 背もたれ付きの仰向けに近い形で座るドライバーズシート、
前輪タイヤの上部に位置するペダル、このような超変形マシン、見た事がありません!」
エルフ 「あれはリカンベント自転車と言う物ですわ」
ノイン 「知っているのか、解説のエルフさん!?」
エルフ 「空気抵抗の少なさ、スピード維持の楽さにおいて、この自転車の右に出る物はいません。
2人乗りに強引に改造したのはグランベル大学自転車部の面目躍如でしょう」
ノイン 「なるほど! 未知数のマシンスペックに期待して参りましょうっ。
そして、その改造ナビシートに座るのは、リーゼントが眩しいカリスマ総長、デルムッド選手!!
こちらは『将星』の男の姿であります。ノディオンの聖帝様にあるのはただ制圧前進のみ!!」
エルフ 「レスター選手とデルムッド選手、2人とも今の見た目は非常識ですが、
それぞれの家では数少ない良識派だそうです」
デルムッド「聖帝とか帝王とか、俺の柄じゃないんだけどな……でも、せっかくだから楽しませてもらうとするか。
……退かぬ! 媚びぬ!! 省みぬ!!! 帝王に逃走はないのだぁあああーーーッ!!!!」
ノイン 「逃げ切りは無いそうです」
エルフ 「かと言って追い込みはキツイと思いますよ」
デルムッド「そういう意味で言ったんじゃないぞ……」
ノイン 「続いて5枠、これまた何とも珍しい迷彩色のマシン、その名もSDL551バゼラート!
紋章町防衛軍『Monsyoucyou Defence Force』、略してMDFと呼ばれる謎の団体が生み出した
最新鋭特殊戦闘用自転車であります!」
エルフ 「MDFと言っても魔法防御の事ではありませんので、注意して下さい」
ノイン 「被弾よりも衝突事故の方が甚大な被害を及ぼす謎の作りになっており、
『接触しただけで壊れる』ガラスの機体の持ち主で、MDFの永遠のアイドルとも言われています!」
エルフ 「そんな脳内設定いりませんわ」
ノイン 「そのマシンを引っさげて難関ミッションに挑むは、MDFイザーク支部アサルトチーム所属、
ロドルバン選手!! 黒いヘルメットの迷彩服でサーキットのフォーリナーを殲滅せよっ!!」
ロドルバン「サー、イエッサー!」
ノイン 「声が小さい! ふざけるな! 大声を出せっ!!」
ロドルバン「Sir! Yes thunder!!」
エルフ 「サンダー……? それはそうと、あなた『サー』じゃありませんわよ?」
ノイン 「んな事ぁどうでもいい! 突撃隊長ロドルバン選手と共に死地に赴くのは、
MDFコノート支部スナイパーチーム所属、コノートのヒットマン・アサエロ選手!!」
アサエロ 「よく考えたら、俺ってこういうネタに登場するの初めてなんじゃないか?」
ロドルバン「過去ネタの野球大会に出ていた気はするけど……妹(デイジー)は出番多いのにな」
エルフ 「でしたら、これはいい機会です。このネタで思う存分自己アピールなさって下さいね」
ノイン 「登場機会が極端に少ないが故に、その実力は未知数のアサエロ選手!
こちらは赤いヘルメットの迷彩服での出撃であります!
貴様は許可なくリタイアする事を許されない!! 豚娘は自転車を愛しているかっ!?」
アサエロ 「生涯忠誠! 命懸けて! 闘魂! 闘魂! 闘魂!!」
ノイン 「草を育てるものは!?」
アサエロ 「熱き血だ! 血だ! 血だ!!」
ノイン 「貴様の商売は何だ!?」
アサエロ 「走りだ! 走りだ! 走りだ!!」
エルフ 「よく聞こえない、繰り返せ」
アサエロ 「ここまでやらせといてそりゃねえだろ!」
ロドルバン「本部の罠だ…」
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ノイン 「お隣り6枠は、サーキットのファンタジスタ、カナリアイエローをまとっての登場は世界ひろし号、
黄色い車体を操るはもちろんこの人っ! 世界ひろしと言えどもこの俺を殺れる奴はいないっ!!
世界ひろし、通称ヴォルツ選手!!」
ヴォルツ 「ふっ、俺より速い奴はいねぇよ。この世界ひろしと言えどもな…」
ノイン・エルフ「「ひろしキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!」」
ヴォルツ 「うるせえよ!」
ノイン 「その世界ひろしが相棒に選んだのは何と、七三軍団末弟、リデール選手だっ!
高い能力値+指揮官☆4+勇者の剣+パワーリング+追撃・必殺で
犠牲者を出したプレイヤーは数知れず! 雑魚だとなめてかかると痛い目を見るぞっ!!」
リデール 「久々にまともな戦ができそうだ、礼を言うぞ」
ノイン 「ひろし効果か七三の実力か、オッズは何と1番人気っ!
やはり世界ひろしと言えども、このチームほど人気の出るチームはいなかったっ!!
早くも観客スタンドの応援が怒号となって響いております! シャルル怒号空港!」
エルフ 「ひろしコールとリデールコールが交互に発せられていますね」
ザイン 「リデール! 我らの代表である事を、誇りに思え!」
パピヨン 「こんな大舞台で七三軍団の名を紋章町に知らしめる事ができようとはな。
蝶サイコーな気分だ……蝶サイコーーーーーッッッ!!」
マゴーネ 「我らの目に灯るは烈火の炎! 我らの心に吹きすさぶは灼熱の疾風!
我らの心に咲き乱れるは、情熱に染まりし真紅のバラ!!」
ハロルド 「まずは最初が大事と知れ、始まりは大胆にアプローチ!
このまま終わりにすると言うのは、これ以上ない、悪だ!」
コルータ 「我々は悪に染まりはしない! 今こそ、我らの正義を実践する時!」
ムーサー 「七三軍団に栄光あれ! 伝説はお前自身が創りだすもの! さあ、行け、リデール!!」
リデール 「ありがとう、兄上達……」
ノイン 「お、同じ顔が7つ……」
エルフ 「人類の神秘ですわね……」
ノイン 「7枠、ロシア語で王女様っ! 純白の怪盗プリンツェーッサを名乗って
本選への切符を華麗に奪おうと目論んでいるのは、デュー選手とパティ選手の盗賊コンビだぁっ!!」
エルフ 「この二人、大沢版では親子なんですよね。このネタでは違いますが」
ノイン 「ファーストドライバーはラケシス、エーディン、ブリギッドと、あらゆる姫君のハートを
盗んでいった夢盗っ人、純白のタキシードとシルクハットを身に付けたデュー選手っ!!」
デュー 「そう、おいらこそ聖戦を代表するドリームハンター・D・E・W!」
エルフ 「怪盗1412号に似ていますわね。ですが、こういう格好で行くなら、大沢版の子世代で出てきた
シャナン選手もビックリの8頭身イケメン・デューさんの方が良かったですわ」
パティ 「そうよ、何で大沢版の8頭身イケメンの姿じゃなくて、原作の姿なのよっ!?」
デュー 「おいらに言われても知らないよ! それに、これでも君よりずっと年上なんだから!」
フィン 「確か、私やオイフェ殿と同じぐらいだったはずだ」
オイフェ 「うむ、中学生ぐらいから外見が全く変わってない」
ノイン・エルフ・パティ「「「マジでぇっ!?」」」
デュー 「皆そういう反応するんだよなぁ」
ノイン 「…あー、えーっと、デュー選手の背中を守るのは、艶やかなピンクのレオタードに身を包んだ
パティ選手っ! まるで、猫目石の名を冠する謎の女盗賊を思わせる姿でありますっ!」
エルフ 「喫茶店を営んでいる三姉妹ですわね。もしくは、空飛ぶお尻でしょうか?」
パティ 「シャナン様~! 撮って撮って~!!」
シャナン 「うむ……」(カシャッ!! カシャッ!!)
(ムハ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! レースには負けたが、天は私を見捨ててはいなかった!
この日の為に大枚叩いて買った新型デジタル一眼が火を吹くぞっ! パティタン(*´Д`)ハァハァ)
ノイン 「シャナン選手のいやらしい視線に晒されながらも健気に手を振っております、
魅惑の怪盗・パティ選手! いやらシグルドさん!!」
シグルド 「関係無いだろ、私はっ!!」
シャナン 「い、いやらしい視線など、送ってません!!」
アイラ 「嘘をつくな、顔がにやけているぞ」
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ノイン 「原作での話になりますが、世が世ならユングヴィのお姫様であったパティ選手。
プリンツェーッサ……つまり、プリンセスを名乗ったのはその名残でありましょうか?
空飛ぶお尻、ケツがぷりぷりプリンケツ!」
エルフ 「不適切な表現がありました事をお詫びしますわ」
ノイン 「白きドリームハンターと怪盗プリンセスはいかなる手段を用いて勝利を奪い取るのでしょうか?
私の宝石のようなピュア・ハートならいつでも奪っていっていいのに……
お願い、誰か私のハートを奪って☆」
エルフ 「廃家電リサイクル業じゃないんですから、そんな物引き取ってくれませんよ?」
ノイン 「リサイクル料出してもいい。500Gまでなら……誰のクリスタル・ハートが廃家電よっ!?」
ノイン 「エルフさんの厳しいお言葉にも負けません、竜王家使用人、背番号9番、ソードマスター・ノイン!
8枠、漆黒の覇王、黒王号の背中に身を預けるのは、ナース服に身を包んだ紋章町超ド級危険人物の1人
ユングヴィが生んだ最強にして最凶の世紀末覇者、ラナオウ……もとい、ラナ選手っ!!」
ラナ 「うぬは命がいらんようだな…」(ゴゴゴゴゴゴゴ……)
ノイン 「物凄い闘気です、私何かまずい事言いましたでしょうか? しかし、それでも私は喋り続けます。
紋章町の拳王として様々な方面で大活躍のラナ選手、
威風堂々の世紀末覇者は、期待通り並み居る強豪を一蹴するのかっ!?」
ラナ 「愚問ね、この私が目指すのは天! つまり優勝よ! 邪魔者はすべて排除するわ!」
レスター 「それはどうかな? お前、後ろに乗るのがユリアだって事忘れてるんじゃないのか?」
ユリア 「レスター様、それはどういう意味ですかっ!?」
デルムッド「何かやらかすって事だろ? お前達が組んで何かが起こらないはずがないからな」
ノイン 「デルムッド選手の言う通り、絶対一筋縄で行く訳がないでしょう。
世紀末覇者ラナオウの相棒を務めるのは、反則的な強さを誇るFE歴代最強クラスのチート武器、
ナーガの使い手、ユリア選手!! 今回は普段、私達が着用しているメイド服でのお忍びレースです」
エルフ 「ラナ選手とユリア選手……世の中には組み合わせてはいけない物がありますわね」
ユリア 「お兄様がっ! お兄様がセリス様と組まなければこんな事にはっ!!」
ラナ 「それはこっちのセリフよ! 何であなたと組まなければならないのよ!?」
ユリウス 「セリスに言われてチーム組んだんだろ? 僕は別に…」
ユリア・ラナ「「問答無用っ!!」」
ユリウス 「(ドッゴオォォン!!)チキショーーーっ!!」
ノイン 「…またやってますね」
エルフ 「ユリア選手がリザイアを使っているのが、せめてもの救いでしょうか」
ノイン 「神器禁止で本当に良かったです。しかし、ユリア選手、普段はナーガに頼りきっているせいか、
素の能力ではドライバー、ナビゲート能力共にがっかりな低バランスを誇りますっ!」
ユリア 「ノイン……それ以上言うと減俸するわよ!」
ラナ 「事実じゃないの」
ノイン 「ですが、彼女自身が持つ豊富な妨害系必殺技は他チームにとっては驚異的っ!!
ラナ選手と共に全ての敵をなぎ倒して勝利を狙うかっ!?」
セリス 「あっ、いたいた。ユリウス、一緒にラナとユリアを応援しよ…って、どうしたの、その傷っ!?」
ユリウス 「……リア充だから爆発した」
セリス 「???」
イシュタル(またセリス君に先を越された……)
ユリア (セリス様!? ……とりあえず、レースが終わったらお兄様に必殺ナーガ)
ラナ (あくまでセリス様の隣を陣取るつもりね。後でユングヴィ神拳の真髄を教えて差し上げるわ)
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ノイン 「大外9枠! セクシーヴァイオレットの謎のユングヴィ城は、これまたメイド姿が可愛い、
ユングヴィ家に仕える執事さん、ミデェール選手が鞍上だっ!!」
ミデェール「着せられたんですっ、無理矢理!」
ノイン 「そそりますね」
エルフ 「そそりますか」
エーディン「ミデェール、可愛いですわよ」
ブリギッド「あれっ? ミデェールって、女だったっけ?」
ノイン 「さあ、そして謎のユングヴィ城のナビシート、謎のメイド執事さんにエスコートされて現れたるは、
あらゆる男達を惑わした聖戦のかぐや姫、全ては彼女の誘拐から始まった!
ラナオウが唯一恐れる女、ユングヴィの女帝、エーディン選手ッ!!」
エルフ 「ヒロインかと思ったら違いましたね。あと、一部で有名な恋人宝物発言ですが、
実は彼女も似たような事を言っていますわ」
ノイン 「聖戦4章ですね。その時のセリフがこれであります。
『アゼル、私は幸せです。あなたは誰よりも優しい人、私の宝だもの…』
いたいけな少年を誑かしおって、この魔性の女め! 羨ましくなんかないぞっ!!」
エーディン「うふふ、魔性の女とはよく言われますね。
ですが、本来ならば聖戦のヒロインも恋人宝物発言も私のはずなのにっ!」
エルフ 「ディアドラさんとセティ&ホークさんに見事に奪われましたね」
ディアドラ「ごめんなさいね。そんなつもりはなかったのですけど」
セティ 「知らなかった…あの発言は私とホークだけだと思っていたのだが」
ホーク 「リンダは可愛いな、私の宝物だ…」
リンダ 「/////…ホーク様ったら、そんな事を言われては困ってしまいます」
ノイン 「そこっ、イチャつくな! ……コホン。エーディン選手、ヴィクトリア調もかくやと言わんばかりの
凄い豪華なドレスでの登場ですっ! 溢れ出る気品が何とも憎いッ!!」
エーディン「ありがとうございますわ」
ノイン 「流石本物、モノホン王女、煌びやかなオーラが大舞台で一際輝いております!
王者の風格に観客も魅了されっぱなしでありますっ!!
メイドとお姫様のコンビがサーキットにいかなる混沌をもたらすのかっ!?」
エルフ 「このネタは夏真っ盛りなんですが、この炎天下にドレスとか…暑くないんでしょうかね?」
エーディン「暑いですわよ!」
ミデェール「メイド服も暑いですよ!」
ノイン 「以上、この9チームが第3レースで勝敗を争っていく訳ですが、
解説のエルフさんはどのチームに注目を?」
エルフ 「エーディン&ミデェールマシンでしょうか」
ノイン 「ほほう、敢えてマシンと言うからには、
その機体に秘められたポテンシャルが他のチームとは異なると?」
エルフ 「そうですわね……噂によると7つの必殺武器があるとか」
ノイン 「人の噂も75武器!!
何と、75の武器を搭載した殺人マシンがエルフ解説員を皆殺し! 37564、皆殺し!!」
エルフ 「一緒に死んで下さいね」
セーラ・ドロシー「「ただいま~」」
エルフ 「おかえりなさい」
ノイン 「無理心中か曽根崎心中、紋章町に甦る近松門左衛門達が、スターティンググリッドに収まります!」
ゲストのお二人も戻って来て、実況席に収まります!」
エルフ 「門左衛門関係ないですわ」
ノイン 「さあ、いよいよユグドラル地区の命運を賭けた大一番、そのスターティングランプが赤く染まるぞ!
赤い赤いっ、赤い仮面はローローではなくツタンカーメンっ!!」
エルフ 「奴は金色ですわ」
ノイン 「金のメダルを目指して、銀輪を輝かせ、赤銅色の肌を持つ18人の聖戦士達が、
今や遅しと赤のサインが青に変わる様を見つめます!!」
セーラ 「…ので、第3レース、次回スタートで~す!」
ドロシー 「今回も普通のレースにはならないでしょうね」
続く