マーク♀「暇ですねー。何か面白い事ないかな」
サザ「今日も漆黒に負けたんよ…これじゃミカヤを守れないんよ」
マーク♀「はい聞きました!聞きましたよ!私が助けてあげます!」
サザ「確かミカヤの弟の親友の娘だったんよな?」
マーク♀「その通り!困っている人にニコニコ這い寄るマークちゃんですよ!」
サザ「それで助けるってどういう事なんよ」
マーク♀「漆黒さんに勝ちたいんですよね?私がコーチします!」
サザ「なるほどなんよ。でも鍛えたぐらいで勝てるなら苦労しないんよ」
マーク♀「ご安心下さい!天才軍師の娘たるこの私にかかればその程度朝飯前!」
サザ(正直良い噂を聞かんけど、まあやってみてもいいんよ)
サザ「それじゃよろしく頼むんよ」
マーク♀「まずはですね、現状分析です」
サザ(意外とまともなんよ)
マーク♀「己を知り敵を知れば百戦危うからず…まあでも正直戦力差がありすぎますが」
サザ「それぐらい分かっとるんよ」
マーク♀「女神の加護を考えたら勝負にならないので除外して考えます…が、それでもバゼラードを装備したところで精々一桁ダメージですね。反撃で即KOです」
サザ「かわせばいいんよ」
マーク♀「どうせ何回も攻撃するうちに確率で負けますよ。そもそも盗賊のくせに速さが伸びなさすぎなんです」
サザ「しゅんころすればいいんよ」
マーク♀「見切り乙」
サザ「ショボーン」
マーク♀「というわけで現状勝つ手段はありません」
サザ「じゃあどうすればいいんよ」
マーク♀「そこで取り出したはチェンジプルフ!」
サザ「転職するんよ?」
マーク♀「はい!スキルが駄目なら漆黒さんのもう一つの弱点!アーマー特効です!」
サザ「……?」
マーク♀「ようするに盗賊止めましょう。あなたむいてません、成長率的な意味で」
サザ「…まあ仕方ないんよ。ここは我慢するんよ。しかし何になるんよ?」
マーク♀「バーサーカーです。漆黒さんに勝つ最適解は攻撃させずにハンマーで一撃です!サザさんには見切り無いですし覚醒式の特訓なので手に入りません。モタモタしてると月光で終わりますから」
サザ「メタなんよ。すると能力値に頼るんよ?少し不安なんよ」
マーク♀「そこも抜かりはありません!攻撃や防御のスキルは無効化されますが、それ以外のスキルなら使えますからね。斧の達人と全能力+2、その他諸々の能力補正スキルで底上げを計ります!
もちろんそれだけじゃありません!色んな職業を経由して攻撃能力をフルカンさせます!」
サザ「凄いんよ!いけそうなんよ!」
マーク♀「ですが厳しいですよ?」
サザ「覚悟のうちなんよ!師匠!ついていきます!」
マーク♀「よーし!まずはランニング100キロメートルからスペシャル筋トレメニューです!」
サザ「やってやるんよ!」
三日後
マーク♀(メガホンと自転車装備)「どうしたー!タイム落ちてきてるぞー!」
サザ「24時間ランニングはキツいんよ…」
マーク♀「弱音吐くなぁ!この程度じゃ漆黒さんには勝てないわよ!」
五日後
マーク♀「今日は私が作ったトラップハウスです!ここまでたどり着いてください!」
サザ「大型地雷と落石と混乱の罠のコンボはえぐすぎるんよ…」
マーク♀「全国の○レンゲーマー達の苦労はこんなもんじゃありませんよ!」
二週間後
マーク♀「今日はラグドゥ遺跡で特訓です!」
サザ「待つんよ。ここは最近アイクさんすら苦戦する化け物女が出るって噂なんよ。流石に避けるんよ」
マーク♀「だからこそです!あのアイクさんが苦戦する相手に勝てたらそれだけ漆黒さんに近づけます!」
サザ「おお!その通りなんよ!さっそく行くんよ!」
セルジュ「あらあら、マークちゃん。あんまりお痛をしてはいけないわよ?」
サザ「すさまじい覇気なんよ…だけど諦めんよ!マーク♀!行くんよ!」
マーク♀「あ、私用事思い出したんで帰ります」
サザ「この薄情者ォォォォォォォォォォ!」
セルジュ「さあ、ミネルヴァちゃんに食べられるか私に脳天かち割られるか、好きな方を選びなさい」
三週間後
マーク♀「今日は対集団です!量産型リムステラさんに協力してもらいますよ!」
量産型リムステラ「………」
サザ「なんか皆キレ気味なんよ…どういう事なんよ」
マーク♀「皆さんには昨日サザさんがロイさんをカツアゲしたので退治してほしいと言っています」
サザ「殺されるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
量産型リムステラ「ロイさんをこらしめたものを殲滅する…」
一か月後
マーク♀「これで最後です!今回は一番きつい人達に来てもらいました!」
サザ「や、やっと最後なんよ…でもこの一か月で相当実力がついたんよ」
マーク♀「最後は豪華ですよー…でも流石に私も今回は勝てとは言いません。3時間生き延びれば合格です」
サザ「それはどういう意味なん…」
メディウス@ルナ★5「………」
ギムレー@ルナ+「………」
アシュナード@女神の加護「………」
デギンハンザー「………」
ユリウス@ロプトウス「いや、流石に僕じゃ威厳は足りないけどさ。ナーガとヘルとバサーク相手じゃなきゃほぼ無敵なんだよ、一応」
サザ「おいコラなんよ」
マーク♀「だから生き延びたらいいって言ったじゃないですか!それじゃ私はこれで!」
サザ「ち、ちくしょう!こうなりゃ意地でも生き残ってやるんよ!」
ユリウス「なんだろう、すごい共感できる」
マーク♀「いやー!すごいですね!まさか本当にのりきるとは!正直途中でバルキリーしないといけないと思ってました!」
サザ「酷すぎるんよ。しかしこれで漆黒に勝てるんよ」
マーク♀「ぬかりはありません!ミカヤさんも呼びましたよ」
ミカヤ「え?何々?サザが決闘するとか聞いて来たんだけど…」
サザ「その通りなんよ!ミカヤ、お前のために絶対勝ってやるんよ!」
漆黒の騎士「身の程をわきまえよ。まだこりないのか」
サザ「来たな!今日の俺は一味違うんよ!」
漆黒の騎士「バーサーカーの上、錬成ハンマー装備だと!?なるほど、どうやら本気のようだな」
サザ「行くぞ!」
漆黒の騎士「いいだろう。私もすこし本気を見せてやろう!」
ミカヤ「騎士様の動きがいつもよりも更に鋭い!?」
サザ「なっ…今までは本気じゃなかったんよ!?」
漆黒の騎士「そうだとも。お前程度本気を出すまでもない」
サザ「ぐっ…そんな…やっぱり俺じゃ無理なんよ…」
マーク♀「諦めるな!」
サザ「!?」
マーク♀「サザさんのしてきた修行はそんなものだったんですか!あの血のにじむ努力を忘れたんですか!
諦めたらそこで試合終了です!諦めなければチャンスは必ず来るんです!」
サザ「…マーク♀の言うとおりなんよ。俺はあきらめないんよ!」
漆黒の騎士「ならばその心ごと斬ってやろう!月光!」
ミカヤ「そ、そんな!」
サザ「いや!まだだ!」
ブン!miss!
漆黒の騎士「何!?」
サザ「覚醒のシステムではスキルは躱せるんよ!そして喰らえ!必殺ハンマー!」
漆黒の騎士「グフッ…」
サザ「勝った!勝ったんよ!」
マーク♀「やりましたねサザさん!師匠として誇らしいですよ!」
サザ「ああ!どうだ!ミカヤ!俺かっこよかったんよ!」
ミカヤ「ええ、とっても凄いわ!まさか騎士様に勝っちゃうなんて!」
サザ(決まった!完璧なんよ!これでミカヤと俺はラブラブなんよ!)
ミカヤ「…サザ…ごめん、私今まであなたの気持ちに気づいてなかった」
サザ(キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!)
ミカヤ「あなたは………本当は斧使いになりたかったのね!」
サザ「へ?」
ミカヤ「慣れ親しんだナイフを捨てて斧を使って…ごめんね、私がもっと速く気づいてあげてたらヘクトルやアイクを貸してレッスンしてあげたのに」
サザ「あ、いや、ミカヤ…」
ミカヤ「うちには誰もナイフを使う人なんていないから助けてあげられなかったけど…これからならアドバイス出来ると思うわ!いつでも来てね!あ、そろそろ家に帰らなきゃ。それじゃ!」
サザ「……………」
マーク♀「まあ、あのアイクさんのお姉さんですからねー、これくらいのフラクラ能力は当たり前です」
サザ「分かってたんなら最初に言うんよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
<続くかもしれない>