ドーン バラバラバラバラ
ロイ「たーまやー!」
セリス「かーぎやー!」
エイリーク「夏の風物詩といえばやっぱり花火大会ですね」
ミカヤ「FETV主催っていうから、どんなひどいことになるかと思ったら案外普通ねー」
セリス「キャラクター花火に最後は100連発もあるんだって!楽しみだなあ」
ドロシー「というわけで、結構好評みたいですよ」
マーク♀「スポンサーもいっぱいついたし、話題性も抜群です!さっすがマークちゃんですね」
セーラ「ほんっと、うちの社長より優秀よね……」
ドロシー「でもあれだけの予算でこれだけ沢山の花火を用意出来たのは社長ならではですよ」
セーラ「でも、大体ねぎりスキルのせいじゃない」
ドロシー「まあそうですけど」
イリオス「でも、なんで花火の打ち上げは俺らがやってるんだ?普通こういうのって業者を雇うもんじゃね?
火薬なんだしどう考えても危険な作業だろこれ……」
ロラン「予算削減のためですから仕方ありませんよ……」
マーク♀「さあ、次はディアドラえもん花火ですよー!角度が違うとお客さんから見えなくなるから気をつけてくださいね!」
イリオス「素人に無茶な注文するなよな……新人も来たし今年こそこんな会社辞めてやる!」
ロラン「人のことを勝手に新人にしないで下さい。僕はマークの補佐であってですね……」
シャナム「おーい、差し入れ買ってきたぞー!」
セーラ「珍しく気が利くわね」
ロラン「でもラインナップが謎ですね。暑いのにカレーにラーメン……」
イリオス「おいっ!打ち上げを俺に押しつけるな!」
ドロシー「それにこれなんですか?肉クレープ……?」
シャナム「あー、その辺の出店で適当に買ってきただけだからな。文句はテキ屋に言ってくれ」
セーラ「もう!もっと食べやすいもの買ってきなさいよねー(がさごそ)やだっ!蛾!蛾!」
ロラン「気がつくと変なところに入り込んでますよね、蛾って」
ドロシー「入る隙間がないはず照明のカバーの中で良く死んでるんですよね」
セーラ「なんであんたたちってばそんなに冷静なのよ!だれか取って、取ってぇぇ!」
マーク♀「こういう時はマークちゃんにおまかせです!セーラさんっ、そこ動かないでくださいねー!」
ロラン「ちょっと待って下さいマーク!今ファイアーの魔法はまず
ドーンドドドドドドドドドドババババババ
セリス「あっ、100連発が始まったよ!」
ロイ「さすが、すごい迫力だね!」
ミカヤ「でも随分早くない?終了予定は9時って書いてあったわよね?」
エイリーク「初めての花火大会ですからただ単純に時間配分を間違っただけではないでしょうか?」
ミカヤ「ならいいんだけど……」
セリス「ねぇ、姉さんたちも庭に出て見ようよ!こんなすごい花火見たことないよ!」
ロイ「さすがはTV局の花火だよね。たーまやー!」
セリス「かーぎやー!」
リアルでもこんな事あったよね
ttp://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0709&f=column_0709_003.shtml
シャナム「今回の損害は打ち上げ担当に払って貰うから」
マーク「妥当ですね」
イリオス「ちょっとまてこれは労災だぞ!?治療費を要求する!」
セーラ「ライブしてやったじゃん」
イリオス「くそ…くそっ給料半年分が…」