45-360

Last-modified: 2014-02-12 (水) 17:57:46

むしろもう卒業してて教師になって転任してくる可能性は考えなかったのか?
補習と称していくらでも好きなことできるじゃないか

サラ「エフラム、これちょっとマズいどころじゃすまないんだけど」
エフラム「そうか?赤点10点越えなんて結構がんばった方だと思うぞ。ピザは3点越えしかできなかったと言ってたしな」
サラ「えっと保健体育と家庭科はまだ良いとしてあとの全部は壊滅的じゃない!国語、数学、物理、経済、音楽にそれに」
エフラム「ふっこれくらいで驚くなサラ。この間書道でテスト中危うく落第しそうになったからな」
サラ「書道で!?字書いてれば終わるじゃない!」
エフラム「硬筆は順調だったんだが、毛筆のとき思わずリフ先生に前髪生やさせてしまってな」
サラ「よくそれで落ちなかったわね」
エフラム「理事長のリオンと特待生のエイリークの根回しに助けられた。あの2人には感謝しても足りん」
サラ「マンツーマンでいろいろ楽しいことできるかと思ってたのに。とんだ災難だわ」

 

サラ「なるほど、確かに教師になれば学校でも堂々と一緒にいられるし、色々できそうね……」
エフラム「なれるのか……? まあお前の頭がいいのは知ってるが」
サラ「……あ、そうだ。勉強と言えば、ちょっと分からないところがあるから兄様に教えてもらいたいんだけど」
エフラム「いいぞ、何だ? でも俺がお前に教えられることがあったかな」
サラ「保健の……」
エフラム「ちょっと待ってくれ」

 

サラ「…なんでそういう反応になるの?」
エフラム「い、いや、俺はてっきり…」
サラ「『保健なら俺が実践で教えてやる』とか言って私に乱暴する気だったんでしょう?エロ同人みたいに!」
エフラム「…なんで俺のベッドに上りながら言うんだよ」

 

サラ『……ちょっと緊張する』
エフラム『……とりあえず力を抜け、大丈夫だから俺に任せろ』
サラ『うん……兄様』

サラ「……みたいになるのかしら、兄様の性格的に」
エフラム「何がだよ……」
サラ「それともやっぱり乱暴に襲われちゃうとか……力だと兄様に敵わないし」
エフラム「何を言ってるのか分からんが、お前はリワープが使えるじゃないか」
サラ「……気分で使わない場合もある」
エフラム「……どういう場合だよ、あといつまで人のベッドを占拠してるんだ」