セリス「ユリウス・カエサルはローマ時代の政治家である。『ブルータス、お前もか』等の名言で有名…それにしても暑いなぁ…」
ミカヤ「あらセリス、お勉強?」
セリス「そうなんだ。夏休みが終わったらすぐに試験だから今のうちにやっておこうと思って。次の世界史のテストはローマ史がメインらしいんだ」」
ミカヤ「偉いわねえ」
セリス「でも何だかしっくりこなくて…はぁ…」
ミカヤ「歴史は覚えることが多いものねえ。気分転換に外の空気でも吸ってくるのはどう?」
セリス「そうするよ。ありがとうミカヤ姉さん」
外
セリス「ローマの歴史かぁ…ローマの人に教えてもらえれば早いんだけどなぁ」
ピコーン!
セリス「そうだ!作ればいいんだ!」
結果
サナキ「どうして」
ユリウス「僕達が」
サナキ「こんな狭いところに」
ユリウス「縄で縛って」
サナキ「入れられておるんじゃ」
セリス「ただいまより悪魔合体の儀式を開始する!」
ユリウス「待てセリス!血迷ったか!」
サナキ「私は社長なんじゃぞ!お前の兄の会社とだって取引しておるのじゃぞ!」
セリス「ユリウスとカエサル(サナキ)を同じ鍋の中で火にかければ合体してユリウス・カエサルが生まれるはずなんだ…!」
ユリウス「生まれるわけないだろ目え覚ませ!!」
セリス「点火ぁ!」
サナキ「ただでさえ暑いのに熱湯風呂なんぞ私は嫌じゃ!!!」
セリス「ヘっへっへ。ねればねるほど、色が変わって……」
ロイ「うわぁ…悲鳴が聞こえるから来てみれば…」
マルス「セリスが何だか大変なことになってる…」
セリス「あ、マルス兄さんにロイ!ちょうどよかった!鍋をかき回すのを手伝っておくれよ!」
マルス「一体君は何を作ろうとしているんだいセリス」
セリス「ローマだよ!僕はローマを作ろうとしているんだ!」
ロイ「え?」
セリス「ユリウス・カエサルを作ってみようと思ってね!二人に協力してもらっていたんだ!」
ユリウス「助けてくれ!このままじゃ釜茹でだ!」
サナキ「まだ死にたくないんじゃ!」
ロイ「(協力…?)」
マルス「う~ん…でもセリス。そのやりかたは間違っていると思うよ」
ユリウス「だろ!?そう思うよな!?」
サナキ「そうじゃそうじゃ!もっと言ってやれ!」
セリス「そうなの…?材料はこれで合っていると思ったんだけど…」
ユリウス「材料呼ばわりかよ!」
マルス「確かにその二人は合ってるんだけど、材料が足りないんだよ」
マルス「ありがとうジェイガン。二人を連れてきてくれて」
ジェイガン「何のこれしき。それでは私はこれで」
ジュリアン「一体何の用なんだ?」
シーザ「せっかく夏期休暇だったのに…」
マルス「よしセリス。この二人も鍋に入れるんだ」
セリス「わかった!」
ドボン
二人『AッChiッ!』
セリス「でも何でこの二人を?」
マルス「ユリウス・カエサルの別の読み方はジュリアス・シーザーだろ?ジュリアンとシーザで少しだけ近くなるじゃない」
ロイ「いやそのりくつはおかしい」
セリス「なるほど!やっぱりマルス兄さんは何でも知ってるなぁ」
マルス「あとはこのあと四時間くらい煮こむだけじゃないかな」
セリス「早く出来ないかなぁ」
サナキ「シグルーン!シグルーンはおらぬかぁ!」
ユリウス「ユリアー!!!何とかしてくれえ!」
ジュリアン「レナさん…」
シーザ「ラディくらいしか呼べる奴がおらん…」
~翌日~
マンフロイ「今日の朝刊は…何々『紋章町で新手の子供狩りか?子供から大人まで四時間の釜茹での怪奇!』じゃと。はー。物騒な時代じゃのう」
おわれ