林泥酢 (りんでいす)
世界にペンネーム数あれどその発祥はサカ草原という説が近年の学会では有力である。
だが文学を拳法にまで応用したという事に置いてはこの奥義に比肩するものはないであろう。
この奥義は原稿用紙を回収に来た編集者に対しインクで目潰しをし、ペンで突きさした林泥酢という拳法家に由来する。
その後、襲い来る出版社の刺客から逃れるために作家が名を変えたのがペンネームの由来である。
それを最初に行った林泥酢はペンや用紙、インク等を戦いに応用し、それらは強大な奥義として恐れられた。
星君主書房 世界の怪拳奇拳 より抜粋