遅くなりましたが節分の日ネタということで書いてみました。
ロイ=厨二病設定をお借りしました。
シグルド「みんな、今日は節分の日だ。……ということで落花生を沢山買ってきたぞ~」
エリンシア「お兄様、お酒は程々になさってくださいね…」
シグルド「…いや~、エリンシア鋭い!兄さん困っちゃうな~(てへぺろ)」
セリカ「そういうの兄さんみたいな大の大人がやるリアクションじゃないから。ぶっちゃけキモいわよ」
シグルド「orz」
セリス「じゃあ節分って事だし…」
アイク「今年も豆撒きといくか」
ロイ「ほら、リーフ兄さん。フォデスお面つけて」
リーフ「なんで僕が毎年毎年鬼なんだぁぁぁ!アイク兄さんに蜂の巣にされるのはもう嫌だぁぁぁ!!」
ロイ「…だからこそバルキリーっていう便利な杖が。って…あれ?ここは毎年マルス兄さんが突っ込むとこでしょ!?」
マルス「……」
ロイ「…マルス兄さん…?」
マルス「僕、思ったんだけどさ。毎年鬼役にリーフを抜擢するのはおかしいと思うんだよね。大体それじゃあリーフが可哀想だよ」
「!?」
兄弟家一の腹黒、マルスの意外過ぎる一言に兄弟家一同の時が、一瞬だけ止まった。
リーフ「マルス兄さん…!?」
ロイ「(あ、あのマルス兄さんがリーフ兄さんの身を案じているなんて…!チェイニーさんが変身してる…訳ないよね…)」
マルス「…そんな訳でさ、僕は考えた訳よ。鬼役のリーフ一人だけを皆でコノヒトデナシにするよかはうちは頭数多いし豆撒き自体をチーム対抗戦形式にしたらどうかな、なんてさ」
「チーム対抗戦!?」
如何にも斬新なテーマの豆撒きだが、
毎年蜂の巣状にフルボッコされるリーフにも皆が見飽きていた(エリウッドだけは今年こそそんな地獄絵図を見ずに済むのだとほっと胸を撫で下ろした)ので
特に異を唱える者もいなかった。
みんなノった、とばかりに司会進行役に務め出すマルス。
マルス「…それじゃあ、早速チーム分けといこうか。
この箱の中にコインが入ってますので各自取り出して下さい。
一つは無地のコイン。そしてもう一つは裏側に黒マジックで★が塗ってありますから」
リン「ちょっと、私が取り出す時にだけつまんない細工してるなんてオチじゃないでしょうね!」
マルス「リン姉さんも人が悪いなぁ。たまには信じて下さいよ」
ロイ「エリウッド兄さんどっちだった?」
エリウッド「僕は……何も書かれてないね。無地の方かな」
ロイ「そっかぁ」
セリス「え?それじゃあエリウッド兄さん僕やリーフと一緒だね!やったぁ!」
リーフ「(寄りによって兄弟一貧弱筆頭のエリウッド兄さんとセリスが同じチームなんて…チーム対抗戦以前に試合が見えてるも同然…)」
ヘクトル「クロムの兄貴はよぉ、どっちだったんだ?」
クロム「俺は無地だ、お前達は?」
ヘクトル「俺は★付きだったぜ。とにかく、エフラムの野郎とは出来れば分かれたいもんだな」
アルム「セリカぁぁぁ!」
セリカ「アルムぅぅぅ!」
シグルド「はっはは♪今日は珍しく上機嫌だ。エリウッドでいえば蝶サイコーと言ったところか」
マルス「…という事で結局チーム分けはこんな感じになりました」
~赤チーム~
アイク
シグルド
エリンシア
ヘクトル
エフラム
セリカ
ロイ
~青チーム~
クロム
エリウッド
エイリーク
リン
リーフ
セリス
アルム
──────────────
ヘクトル「ちっ…!ロリコンが一緒かよ。お前、エリウッドかエイリークと代わってこい」
エフラム「それはこっちの台詞だデブ。お前こそエイリークかリンと代われ!俺とアイク兄さんがいれば十分だ!」
アイク「やるからには全力を尽くさんとな」
ロイ「(なんかエリウッド兄さん達が気の毒だなぁ)」
リーフ「…脳筋3人が相手な時点で勝てる気がしない…どうしてこうなった…」
エリウッド「(まさか自分が蜂の巣にされることになろうとは…考えただけで胃が痛い)」
リン「二人共、何諦めムード全開にしてんのよ!大丈夫よ、私やクロム兄さんがいるんだもん!ね、クロム兄さん」
クロム「うおっ!?そ、その通りだ。俺達は負けん!」
エイリーク「そうですよ、みんなで力を合わせて頑張りましょう?」
セリス「みんな、円陣組もう!」
「兄弟家、ファイアー!!(この人でなしー!・蝶サイコー!)」
アルム「うわぁぁぁん、円陣に加えて貰えなかったよセリカぁぁぁぁ!」
セリカ「シグルド兄さんと一緒なんて嫌よアルムぅぅぅ!うわぁぁぁん!」
シグルド「さぁセリカ。KINSHINばかりしないでたまには兄さんと会話でもしよう、な?」
エリンシア「…そういえばお姉様とマルスちゃんは…?」
マルス「僕は司会進行役ですし…」
ミカヤ「私が入ったら人数余りになっちゃうじゃない。それに私おばあちゃんなんだからちょっとはいたわって頂戴よね」
タイトル忘れてました。ひとまずここで区切り。
もう少し続きます。