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Last-modified: 2014-05-28 (水) 23:41:29

セティ「二日遅れたけど…キスの日か…」
今日は久しぶりの休日だったりする。
もっとも午後から休日出勤だけれど…orz
ああ…ティニーの顔が見たい。
彼女とキスしてみたいというのは贅沢な願いだろうか?
…決して仲が悪いわけではないと思うけれど…進展させる機会があるかというと…orz
おそらく私の愚兄なら「機会?無いなら作るんだよ。勝手にできるのを待ってたらあっという間にじいさんだぜ?」
…とでもいうのだろう。
私が多忙なのって誰のせいでしたかね。
セティ「ふぅ……」
ため息が零れた。ちなみにその愚兄はフュリーさんとマーニャさんの家に昨日から遊びに行って帰ってきてない。
また朝帰りなのだろう。弟が言うのもなんだがなんであんなに不実な男がモテるんだろう…
と、疑問に思って同級生のアレスにそれとなく聞いてみた事がある。
そしたら彼はこう言っていた。
アレス「付き合ってて楽しいからじゃねぇの?」
確かに兄は社交的だし話題も豊富だ。友達も多いらしい。
しかしアレス…普通にリーンを連れて腕組んでるのはなんでなんでしょうね?
アレス「聖戦は恋人作るゲームだぜ?そして俺たちはカプ可能相手の中でお互いどう見てもフラグが一番濃い…つまり…そういう事だ…」
リーン「過去ネタ見てもさ。誰とでも可能と言ってもみんな大体一番作内で推されてるフラグ濃い相手と…っていうのが多いもんね。作者の皆さんの印象がそれだけ強いのよ」
セティ「た…確かに……ラナはセリス、ラクチェやパティはシャナン、ナンナはリーフ…うちの妹はアーサー相手にラブコメしてるネタがほとんどだ…」
アレス「つまり…だ…言いにくいが…登場も後半でカプりにくく…イベントも…終章の会話くらいしかないお前は…ご愁傷様…」
リーン「で、でもでも、それはティニーもそうだったりするのよ?あの娘も特に推されてる相手がいない分、逆に誰にでもチャンスがあるし…終章での会話しかないセティさんやリーフ君にフラグありとされてるわけだしね。チャンスはあるんじゃない?」
フォローしてくれるのは嬉しいけど…目の前で腕組んでるカップルにフォローされても微妙な気持ちになるのはなんでだろう…

…と、いけないいけない。
昨日の事を思い出してちょっと気持ちが沈んでしまった。
久々に涙目グリーンの皆で集まろうかと思ったけど…
あそこにいるとネガティブに拍車がかかるんだよね…
ん、そうだ。
フィーに借りてた本があるんだった。返しておこう。
そう思って妹の部屋の扉を開けると……
私の視界に映ったものは…妹とキスしてるアーサーの姿だった。
フィー「ん……ファッ!?おおお、おにいちゃん!ノックくらいしてよバカー!」
アーサー「よ、友よ。ちょっと野暮なんじゃない?」
セティ「……………」
アーサー「いや、そんな渋い顔しないでよってば。俺らが清い交際なのは知ってるっしょ」
ああ知ってるとも。
今日も妹の原稿のアシしに来たこともね。
私の周りには当たり前のごとく彼女いる連中ばかりなのに…ってモヤモヤしてしまうのは私がまだ人間ができていないからだろうか。

しかしキスの日か…
家に居ても妹たちの甘酸っぱい光景を見せつけられて気が滅入ると思ったので散歩に出てみれば…
そこかしこでカップルが腕組んで歩いている。
イード砂漠で砂遊びしてるのはあれはキュアンさんとエスリンさんか。
アフアの雫でお茶して大賢者をやきもきさせてるのはパントさんにルイーズさん。
あっちの教会で揃ってマチスを説得してるジュリアンにレナ。
馬とペガサスでツーリングしつつ、背後の物陰から嫉妬に籠った視線をくらってるのはアベルにエストにパオラ…と。
向こうではニーナさんが仮面の人の馬の背に乗ってゆられてる。旦那はどうした。

 

恋愛フリー作品でフラグが薄いより、相手が決まってる人間関係固定の作品の人々のなんて羨ましいことか…
何回ロードしても決してあぶれる事が無いんだから。
フリー作品ならいくらでもチャンスがあると言われてもね…
覚醒くらいフラグが平等だったらいいんだけど聖戦は明らかに推し相手が強くて格差がある…
もっともフラグがああ平等だと固定の相手が決めにくいから誰彼つかずでカプネタはあまり書かれない気もするんだけどさ…ふぅ。
ああでも…決まりきった相手がいるはずなのにあぶれ気味になってる不思議な人もこの世にはいて。
セティ「こんにちはシグルドさん」
シグルド「やあ…セティ君…君も今日この日…一人なのかい?」
セティ「ええまあ…ディアドラさんは?」
シグルド「アルヴィスに先を越された…orz」

私はこの人に激しく親近感を感じる。
なんだろうねこの気持ちは。

シグルド「なぜだ!?君にキスできない運命なんて認めない!という名台詞を持つ私が今だにファーストキスすらまだで三十路を迎えるなんて!」
その台詞を聞くとシグルドさんがもの凄い喪男に聞こえてしまう。
弟妹たちに次々と先を越されるって複雑だよね。ちなみに私も妹に先を越されました…orz
シグルド「>>227の表を見るかぎり兄より先に6人の弟妹が大人の階段を先に上がってしまったよ…ははははは…」
セティ「ああ、セリス様もやっぱり経験済でしたか…あれだけ可愛いんだから彼氏がいない方がおかしいですよね…」
ユリウスも幸せだろうな。彼はしょっちゅうスカサハとかデルムッドとかあぶれ組の男たちから嫉妬されてるし。
あれだけの美少女だから無理もない。中にはラナはユリアみたいにセリス様の魅力で百合に目覚めた娘すらいるほどだ。

…ん、あれ?
何か違和感が…気のせいか?
まぁ気のせいだろうな。

イシュタル「……orz」

と、そんな話をシグルドさんとしていたら、あそこで凹んでいるのはフリージ家のイシュタルさんだ。
ティニーの従姉さんだね。
イシュタル「今ならわかる…寝取られの辛さが…」
シグルド「……うちの妹が…迷惑をかけてすまない…あれ?」
シグルドさんも何か違和感を感じたらしい。なんだろうねほんと。

セリス「ひっくしゅ!?」
ユリウス「なんだよ。風邪か?」
セリス「わかんないや…誰かが噂してるのかなあ」
ユリウス「ほら、ティッシュやるから鼻かめ」
セリス「ありがとう、ユリウスは優しいね」
ユリウス「よ、よせ!その笑顔で見上げるな!」
セリス「えーっなんでさ?僕たち親友でしょ?」
ユリウス「か、かお近いっ近いから////////」