「……ふう」
アイクは自室のベッドに腰かけ、シグルーンが入れてくれた紅茶を飲みながら一息ついていた。
「大分かかりましたね……あの量では仕方ないでしょうけど」
「せっかくの好意を無下にはできないからな……」
二人の視線の先には大量の包み紙と空の箱があった。
アイクはバレンタインデーの際に各方面から大量のチョコを頂いたのだが当然一日で食べきれる量ではなく、数日に分けて食べることにしたのだがそれでも
かなりの時間がかかってしまっていた。
「皆様からの好意とはいえ、大変でしたわね」
「そうでもないさ、どれも美味かったしな。大変といえば、シグルーンこそ普段から大変じゃないのか? やることも色々あるだろうに」
シグルーンは主であるサナキの秘書と警護の隊長を担っている。それだけでも十分忙しいはずなのだが、仕事が終われば家事や皆への気配りも忘れないと
傍から見れば十分多忙と言える生活を送っているはずなのだが。
「ふふ、ご心配なく。私も休めるときには休んでいますから。それに……癒されることもありますし」
そう言うとシグルーンはアイクの隣に座り、肩を寄せる。
「…………」
「あ……ん……ぅ」
アイクは無言でシグルーンを抱き寄せ唇を奪い、胸に触れる。
強引とも取れるアイクの行動だが、二人になったときからのシグルーンの何かを期待する視線や、薄着かつ胸元の開いた格好を見ればまあ、そういうことである。
「はぁ……ん」
深い口付けを続けながらも、アイクはシグルーンの胸を揉みしだく。
シグルーンの胸は豊満である。人より大きめのアイクの掌にも収まりきらず、膝枕の際に上を見ると視界が塞がれるほどの凶悪なサイズだ。
「っ……あ……」
シグルーンの上を脱がし、ブラを外す。
胸が揺れる際の擬音はどのようなものを想像するだろうか。ぽよん、ゆさっ、というようなものが思い浮かぶかもしれない。
戒めから解放されたシグルーンのそれは、ぶるん! どぷるん! というような重量感を感じさせる擬音がふさわしいものだった。
「っあ……んぅ……」
アイクは解放されてなお重力に逆らっているかのような張りを保つそれを、先端から全体まで、手だけでなく唇と舌も使い丹念に解していく。
柔らかいだけでなく適度な弾力をも感じさせるそれは、何度触れても飽きとは無縁であるだろうと思えた。
「……あ……アイク様……」
「……どうした?」
「私にも……ご奉仕させて下さいませ」
「それからは朝まで……」
「……そうか」
「私もアイク様のために色々磨いているわけでして」
「……そうか」
「前から揉まれたり吸われながらするのも最高ですけど、後ろから意識が飛びそうになるくらい激しくされるのも」
「だからなぜそれを私にいちいち言うのじゃ!?」