とある泉
アクア「〜♪」
エフラム「アクア、ここに居たのか」
アクア「エフラム? どうしたの、こんな所まで来て」
エフラム「また、手合わせを頼みたくてな。忙しいのであれば、無理は言わない」
アクア「そう、いいわ。折角だから、今ここでやりましょう」
エフラム「……わかった、先手は譲る。では、――――いくぞ」
アクア「ええ、――――声を聴かせて」
エフラム「……ふう、何とか勝てたな」
アクア「流石ね、手合わせする度に強くなっている……わ」
エフラム「……? どうしたんだ、様子がおかしいぞ。……もしかして、具合が悪いんじゃ」
アクア「具合が悪い、というのも、あながち間違いじゃないわね。……ねえ、エフラム」
エフラム「ん?」
アクア「この際、はっきりと言っておくわね。貴方のことは異性として好きよ、エフラム」
エフラム「……!? エイプリルフールは昨日だぞ」
アクア「私の柄じゃないと思うけど、こんな事冗談で言ったりしないわ。
これまで何度も手合わせしたけど、その度に立ち上がる貴方の姿に、いつの間にか惹かれていたの。
それに、貴方の事情を分かった上で告白したのよ」
エフラム「そうか……なら、本気で受け止めなければな。俺も、アクアのことが好きだ。
さっきはすまなかった。アクアさえ良ければ、これからの人生を共に歩んでほしい」
アクア「……よかった。ふふっ……嬉しいわ。人を好きになることは、こんなにも心が暖かくなるのね。今まで、知らなかった。
これからはエフラムに、私の全てを――愛してほしい」
エフラム「ああ、約束する」
アクア「早速、お母様に報告しないと。誰かさんの掌の上だったけど、この結果は……悪くないわ」
シェンメイ「――――! アクアが悪い狼に誑かされた気がするわ」
果たしてエフラムは、シェンメイさんから認めてもらえるのか?
次回『エフラム大勝利! 希望の未来にレディーゴー!』
つづかない おわり