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Last-modified: 2017-09-30 (土) 00:03:06

ほんわか(?)しつつ、今回は夜編です

 

何度(規制を)繰り返しても、書きたいもの(グレーゾーン)が、あるから……!

 
 

「髪、で……です、か……?」
「ええそうよ。ソフィーヤ姉様。
 そのままだと、兄様の槍も姉様の髪も傷んでしまうから、教団で開発させたこれを、やる前に塗って滑りを良く……。
 ああ、大丈夫よ、髪に優しい成分でできてるから。むしろ、今よりもっと艶々になるかも」
「……よく……分かりません、けど……分かり、ました……」
「ありがと。姉様のそういう素直なところ好きよ」

 

 というやり取りが夕食後にあった日の夜。

 

「っく……ぅ……!」
「……えっと……痛くは……ない、ですか……?」
「あ、ああ。問題ない。続けてくれ」
 エフラムの剛槍にソフィーヤの髪が巻き付けられ、その上から、気遣わしげに両手で握られ擦られる。
 彼女の特徴である長く美しい髪を汚しているような、征服しているかのような、禁忌的な倒錯感。
 初めての行為に、たどたどしく、しかし懸命に取り組む彼女の健気さ。
 髪の感触、手の感触、潤滑する粘液、髪に覆われていない穂先へ不規則に訪れる、唇と舌の感触。
 視覚的にも、触覚的にも、今までにない快感は、エフラムの理性を削ぎ、本能を昂らせる。
「……すまんソフィーヤ。限界だ。……良いか?」
「はい……いつでも……エフラムさん……」
 シーツの海に髪を広がらせ、仰向けに押し倒されたソフィーヤが、エフラムを受け入れる。

 
 

「盛り上がっていますですねー」
「ええ。兄様も姉様も盛っているわね」
「オブラート投げ捨てるんじゃありませんですよ」
「この寝室でオブラートも何もないでしょ。
 それより、ソフィーヤ姉様の新技、なかなか効果的ね」
「あの髪の毛でするのですか……」
「次は、イドゥン姉様も一緒にしてもらいましょう。
 2色の髪と互いの舌を絡ませ合う2人の姿に、兄様もケダモノ化待ったなしよ」
「そして私たちは全員気絶させられる、と。懲りませんですね」
「望むところだもの。
 わたし、ソフィーヤ姉様、ダークマージの素質を遺伝したンン、マリッジプルフ使用のif組で一斉にリザイアすれば、きっと兄様にも勝てるわ。
 ヴェロニカもリザイアが使えれば、体力の無さを補えるんだけど……」
「光と闇のリザイアが合わさり最強に……いえなんでもありませんです。
 というか、ダークマージ衣裳なんて私は着ませんですよ」
「あら? そんなこと言って、どうせ仕方なさそうに着ておいて最後には兄様を魅了して独占するつもりでしょう?」
「誰がそんなことしますですか!?」

 
 

 後日、売れると判断したのか、教団からEドリンク開発室へ、コンディショナー・□ーションのデータが提供された。

 

アクア(私もしてあげようかしら…でもうっかりエフラムのがかかったりしたら次の日アニメの爆発オチみたいな頭になる気が…)

 

ネフェニー「農作業やら訓練やらで傷んじょるけえ……ソフィーヤちゃんやイドゥンさんみたいにゃできんじゃろうけど……」
サラ   「トリートメント使う? ネフェニー姉様」

 

アクア  「…………」←翌朝の寝癖に影響がないか思案中

 

サラ「大丈夫、零さなきゃいいのよ」
ノノ「そうだよ」
ベロア「そうです」
サクラ「ですね」
大人チキ「そうね」
ミタマ「そうですわ」
ヴェロニカ「……当たり前」

 

セルジュ「教えたとおりにすれば大丈夫よ」
シグルーン「愛があれば自然と出来るようになりますわ」
イレース「……むしろ……吸い尽くすつもりで……」

 

サラ「私もやろうと思えばできるのよね」
エリーゼ「あたしもできる……と思うよ!」
大人チキ「髪を下せば私もいけるかしら……」
ヴェロニカ「……伸びてる分は活用するべきかも……知識としては知ってたし」
サラ「ンンも、三つ編みを解けばできるわね」
ンン「私まで巻き込むつもりなのです!?」
ノノ「髪の毛でしちゃうと、お兄ちゃんのを頬張れなくなっちゃうからなー。
   いくらノノでも、自分の髪まで一緒にはムリだし」
サラ「それもそうね。ンンもそっち派、と」
ンン「違いますですよ! お母さんと同じに分類するのはやめるのです!」
サラ「そう。じゃあ、ンンの分も潤滑液を発注しておくわ」