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Last-modified: 2017-09-20 (水) 23:33:39

ネフェニー「今日はイドゥンさんとか大きい方のチキさんとか、大人の人らぁはおらんのじゃねえ?」
エフラム 「ああ。その2人は、竜王家の会合があるそうだ。他の皆も、それぞれ用事があるらしくてな」
サラ   「そして残るは幼女ばかり、と。いわゆる初期メンバーってところかしら?」
ンン   「最近だと、このメンバーで何かするというのは、逆に新鮮な気がしますですね」
ミルラ  「そうですね……そして、人が増えれば増えるほど、ますますわたしは先を越されるように……」
チキ   「ストップストップ! なんか、まがまがしいオーラ出てる!」
エリーゼ 「毎回のことと言えば毎回のことだけど、また何かあった?」
アメリア 「こないだ、師匠とお出かけ中、ヴェロニカの召喚が……」
サクラ  「まるで狙っているかのように、ミルラさんといたしている時や、でーとの時ばかりですね……」
ミルラ  「うう……本当に、わたしに何か恨みでもあるんですか……。わたしの方は、いくつか恨みがありますけど……!」
ファ   「ミルラおねーちゃん、げんきだしてー?」
サラ   「もうしばらくしたら身内になる(する)んだから、ある程度は水に流しなさい」
ノノ   「夜な夜なおにいちゃんのこと妄想しているみたいだし、あとは本編のストーリー次第かなー?」
ンン   「不穏な発言とメタい発言はやめるのです」

 

ネフェニー「ほんとに賑やかじゃねえ」
エフラム 「すまんな。いつもこんな調子だ」
ファ   「エフラムおにーちゃん! ネフェニーおねーちゃん! ファも槍のおけいこしたーい!」
チキ   「あ、ちょっとファ! いきなりそんなこと言っても困らせちゃうよ!」
ネフェニー「んー、ファちゃんも、槍が使えるようになりたいんかのお?」
ファ   「うん! おにーちゃんやおねーちゃんみたいに、シュバババババーってするの!」
ネフェニー「そっかー。でも、最初は構え方とか素振とかじゃけえ、あんまり面白くないかもしれんよお?」
ファ   「ノノおねーちゃんたちがやってたのだよね! だいじょうぶだよ! 基本こそが奥義、だもん! ちゃんとやるよ!」
ネフェニー「ファちゃんは難しい言葉を知っとるのお」
ファ   「まえに訓練のとき、おにーちゃんがいってた!」
ネフェニー「ほぉー、それをちゃんと覚えとったんかあ。ファちゃんは賢い子じゃねえ」
ファ   「えへへー」
チキ   「おー……無邪気パワーで暴走しがちなファを、あんなにあっさり……!」
エフラム 「その評価はどうなんだ……。それにしても、ネフェニー殿の対応は随分と慣れているな」
ネフェニー「実家には、遊び盛りの妹2人と弟3人がおるけえ、昔から面倒見とったんよお」
エフラム 「そうか。確かに、幼い子供たちを守ることは、極めて重要だからな」
ネフェニー「幼女の守護者、じゃったかのお。奥さんもろうても変わらんなあ、エフラムさんは」
エフラム 「当然だ。俺は生涯、妹と幼女を守り続ける」
ネフェニー「うんうん。それでこそエフラムさんじゃわあ」

 

サラ   「面倒見良し、槍の腕前良し、兄様の妹幼女語りに引かないメンタル。
      パーフェクトだわ。逃がす手はないわね」
ンン   「こっちはこっちで黒いオーラを出していますです」
エリーゼ 「いかにも何か企んでいそうな笑みといい、ミルラよりまがまがしいかも」
ミルラ  「えっ!? わたし、アレと比較される状態だったんですか?」
サラ   「あら、明るい未来計画を描いていただけなのに、ひどいわね」
サクラ  「明るい未来計画に、『逃がす手はない』なんて発言は出ないと思いますよ?」
ノノ   「まあ、サラだし。何も企んでなかったら、熱でもあるんじゃないかって、心配しちゃうよ」
ンン   「間違いないですね」
エリーゼ 「サラだもんね」
サクラ  「サラさんですから」
ミルラ  「サラはサラです」
サラ   「……あなたたち、ちょっとお話、しましょうか」

 

ヴェロニカ(PCでどっかのスレを荒らし中)
ミルラ(柱の陰からジト目でその背中を見ている)
ヴェロニカ(飽きたのでソシャゲを始めた)
ミルラ(柱の陰から刺すような視線を射込んでる)
ヴェロニカ(やがてそれも飽きて…ベッドに転がりもぞもぞと噛み殺したような声で自家発電中)
ミルラ(……赤面して視線を外したもののエフラムの名前が出たのを聞いてしまって複雑な表情をした.。
    みんなと槍のおけいこしてモヤモヤを発散しようと決意)