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Last-modified: 2018-11-18 (日) 16:29:05

ロイはより戻しや恋愛はまだしないと思うかも

 

「…はぁ、眠れないな」
ロイは先日、女性といけない夢を見たせいで眠れずにいた
目が覚めると、ため息を一つ
(…愛か)
そうつぶやくと、かつて一緒に登下校や会話をしてた女性達(嫁候補達)を思い出した
彼女達は自分が気になってたというのは、気づいていた
しかし自分が気づかなかったせいで離れ離れにさせてしまった
その原因を作ったのも自分だ
彼女達はそれぞれ新しい道を選んだため、必然にそうなってしまったのだ
そしてロイは今独りだ
(…ホント、情けないな)
情けなかった自分は、新しい道を作るために資格を取り始めた
そこには自分の知らなかったものがあった、何もかもが真新しかった
自分の身に学や業、知識が身についた
新たな出会いが生まれた、新しい女性の友達もできた
彼女達から信頼が生まれた
その人たちも自分がやってたことで気になっていったのはつい最近だった
しかしロイは臆病だった、かつて女性達を泣かせてしまったからだ
人を泣かせてはならないというのは人としてやってはいけないこと、それをやってしまったのだ
そしてまた自分はその人たちも泣かせるのではないかと、考えていった
今のロイは物事に関しては前に出れるが、恋愛に関してはからっきしになったいた
そして資格や趣味に傾倒を置くようになってから
周りからは『資格が恋人』『対物性愛者』と変なあだ名がつけられるようになった

 

(過去に戻れたらと思ってたけど…無理だよね
 人を愛する事はとっても大事なものだ。けど今の自分はそれを語る資格はない
 今の自分は間違っている道を進んでいるのもわかっている
 それでも…今はただ自分が自信を着くようにならないと、始まらない
 そう今は…)
そう思いながら資格の本を再び読んでいく
すべては、自分が誇れる自分でありたい自分に成るために