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Last-modified: 2019-06-26 (水) 22:31:23

フィヨルム「お邪魔しまーす!」
ファリナ「はいいらっしゃい!…あれ、今日は上のお姉さん居ないの?」
フリーズ「スリーズなら、リリーナさんからお誘いを受けてロイさん達と一緒に海に行ったよ」
ヘクトル「ヘ~、アイツらと仲良かったんだな」
フィヨルム「スリーズ姉様、ロイさんに惚れてまして。それならば私に話を通せってな感じで、そのままあれよあれよと親交を深めまして」
ユルグ「姉様のムチムチがいー感じに私好みって、リリーナお姉ちゃん言ってたよ!」
フロリーナ「ゆ、ユルグちゃん、それ、お姉さんに言わないであげてね(汗)」

 
 

スリーズ(皆さま御機嫌よう、スリーズです。今回はリリーナ様の厚意で、リゾートホテルへの旅行に同行させて頂く事になりました)
スリーズ(一応私は彼女の恋敵になるのですが、曰く「折角だからロイと親交を深めなさいな、私も譲らないけど!」との事で…)
スリーズ(正妻の余裕…と言うより元々のリリーナ様の人柄なのでしょう。実際問題、私とロイ様は余りフラグが立ってませんし、折角の水着を活かして距離を縮めましよう!)
スリーズ(…と、思ったのですが)

 

リリーナ「ねえロイ、カップル専用トロピカルジュースですって!」
ロイ「いいね、折角だしやってみようか!」

 

物陰のウェンディ「…」ジ-
物陰のゴンザレス「…」ジ-
物陰のボールス・バース「「…」」ジ-
スリーズ(なんか着いた瞬間に物陰引っ張られてしまったのですが…何なんでしょう、この状況)
スリーズ「…あの、何をやっているんです?」
ウェンディ「何って、リリーナ様を見守っているに決まってるじゃないですか」
スリーズ「いや、折角みんなで来たのですから、みんなで楽しめば…」
ボールス「まあ、そうしたいと思わなくもないですが…」
ゴンザレス「うが…ロイのヤツ、コレが終わったらまた海の向こうみたいだから…」
バース「ただでさえ最近すれ違い気味だったし、一緒に居られる時間を大事にしてほしいんだ」
スリーズ「…前々から思っていたのですが、どうして皆様はそんな風に真っ直ぐにあのお二人の仲を応援出来るのですか?貴方方からすればロイ様は恋敵じゃないですか」
ウェンディ「あはは、全然気にしませんよ。それこそリリーナ様が女王様になる前から、ロイさんに懸想しているお姿を見ていましたから」
バース「幾らアプローチ仕掛けても全く気付いて貰えず、周りの恋敵が耐え切れずに別の相手見つけても、ずーっと一途に…うん一途に頑張ってきたからな」
ボールス「むしろ、我らとそー言う仲になっているという事実の方が意外というか、何と言うか…」
ゴンザレス「でも、そーいう仲になってなくても、オレ達はこーしてリリーナを応援してた…と、思う」
スリーズ「…リリーナ様、愛されているんですね」
ボールス「何をおっしゃる、今や貴方もリリーナ様を愛する者の一員ではないですか」
スリーズ「…え。いやいやいや私が好きなのはロイ様ですから!?何でそんな事になっているんですか!?」
ウェンディ「だってリリーナ様がスリーズさんの体を抱いてムチムチの良さが解ったとかおっしゃってたので、てっきりもうそう言う仲になったと…」
スリーズ「抱いたは文字通りの意味ですから!?//あとあれは普段の緑魔の私じゃ絶対に勝てないから仕方なくですね…」
ゴンザレス「リリーナはイヤって言えば…ちゃんとやめる」
スリーズ「うぐ、それは…(ハグされた時の優しい手つきとか、女王のフェロモン的ないい匂いとかが病みつきになった…とか今更言えないですよ!?//)」
ガレット「はいはい、新入りをあんまいじめんじゃねーぞ。レストランの予約取ってきたぜ」
ウェンディ「あ、ガレットさんありがとうございます」
スリーズ「で、ですから私は」
ガレット「あ、そうそう新入り、さっき俺たち不自然にハケたのに、ロイもリリーナもさっぱり気づかねーって妙じゃねーか?」
スリーズ「…まあ確かに、お二人とも聡明ですのに」
ガレット「ぶっちゃけ、アイツら普通に気付いてるぜ。俺たちの意を汲んで気にせずに楽しんでるがな」
ガレット「ロイはリリーナとの時間を作れない事を気にしてるし、それを俺たちが心配してるのも気づいてる。リリーナだって俺たちの気持ちが分かんねー訳がねえ。だから一旦俺たちの事頭から取っ払って、二人きりで楽しんでるのさ」
スリーズ「……」
ガレット「まあ何が言いてーかっつーと、お前さんの言う通りアイツらは聡明だ。お前さんの気持ちだって無下にしねえさ」
スリーズ「…だから逆に申し訳ないんですよ」ボソッ

 

《ホテルのバー》
スリーズ「……はぁぁああ///」つジョッキ
マスター「どうしたんですか、そんなに深酒して。よければ、お話聞きますよ?」
スリーズ「…実は私、某女王様のハーレムの一人に恋をしまして、そこの女王様からもよければウチに来ないかってお誘いを受けているんです」
????「それなら、その誘いに乗ってしまえばいいんじゃ…」
スリーズ「確かに女王様もハーレムの皆様も素敵な方々なんですが…それだけに、その中に私みたいな異物が混ざっていいのかって思ってしまって」
スリーズ「ぶっちゃけ私が彼に惹かれた一番最初の理由が、婚期に焦った中で見た目がどストライクだったからですし、その後に昏睡レ××未遂とかしちゃいましたし…そんなのが硬い絆のあるあの方々に混ざるなんて…と」
??「ああ、あの時は大変だったなぁ。主に土下座するミカヤ姉さん宥めるのが」
スリーズ「……………へ!!!??」ガバッ!
ロイ「はは、どーも」
リリーナ「私も居るわよ!」
スリーズ「なっななななななな!!!??///」
リリーナ「このホテル夏によく来てるのよ、だからさっきのマスター顔見知りでね。連れが泥酔してるって連絡くれたのよ」
リリーナ「…で、スリーズさん」
スリーズ「!!??」ビクッ!
リリーナ「…実は私、一時期ヘクトルさんに走ってた事があるのよね。みんな一途とか言ってくれてるけど」
ロイ「僕なんて、現在進行形でリリーナに寂しい思いをさせてますし。あとこんな体たらくなのにリリーナがヘクトル兄さんに惹かれてた時は嫉妬して、割と本気でヘクトル兄さん消そうとしてたんですね」
スリーズ「え、えっと……?」
リリーナ「そんな感じでさ、私たちの事を大分高く買ってくれてるみたいだけど、私たちだって人間だしダメな所だってあるわ。だからスリーズさんも、そんなに深刻に考えなくていいのよ」
ロイ「あの件とかこの件とかはちゃんと謝ってもらったから、もう気にしてません。それに…」
\手をギュッ!!!/
スリーズ「!!??///」ビビクンッ!
ロイ「僕はもう、僕に向けてくれる気持ちを無碍にしたくないんです」
リリーナ「そんなわけで、私たちは貴女が来てくれるなら、喜んで迎え入れるけど…どうかしら?」
スリーズ「え、えっと…その…えっと/////」

 

「ふ…不束者ですが、よろしくお願いします/////」

 
 

《翌日、朝食ブュッフェ》
リリーナ「君の本当の本当の本当の~♪」
ウェンディ「リリーナ様、随分御機嫌ですね?」
リリーナ「あらウェンディ、やっぱりわかるかしら♪」
ウェンディ「…もしかして、スリーズさんですか?」
リリーナ「大正かーい!ふふ、仲良くしてあげてね♪」
ウェンディ「了解です。それで、そのスリーズさんは…」
リリーナ「あー、えっと…実はスリーズさんから告白受けた後、調子に乗ってロイと二人で部屋に連れ込んじゃって」
ウェンディ「うわぁ……」

 

ー結局、この後スリーズさんは、女王と若獅子とKINNIKU軍団に揉まれ、地獄のような天国のような数日間を過ごしたそうです。