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Last-modified: 2022-06-22 (水) 22:46:54

【紋章町のとある公園】
レティシア(ふふ、ずっと気になっていたのよね、あのキッチンカー。ただのお昼にしては割高だけど、たまにはいいわよね)
レティシア(この後会議だし、気力充填しないとだしね…あの第三営業部のセクハラ部長とも顔合わせるし。次懲りずにセクハラしてきたら今度は痔が悪化する呪詛送ってやるわ)
ファ「わ~い、こっちこっち!!」
サラ「はいはい、ファは相変わらず元気ねぇ」
レティシア(……はあ、子供は元気ね。あのくらいの歳の頃はこんなOLをやっているなんて思いもしなかったわ。あの頃の夢、なんだったかしらね)
レティシア(にしても…大きい方の子はヴェロニカと同じくらいの年頃かしら、あの娘もいつまで引きこm)
ファ「ほらほら早く早く~!」
ヴェロニカ「ひぃ…ひぃ……ちょ、ちょっと待って……」
レティシア「……ってヴェロニカぁっ!!!??」
ヴェロニカ「えっ……あ、レティシアお姉様!お久しぶりです!」
サラ「あら、ヴェロニカの知り合いかしら」
ヴェロニカ「ええ、異母姉のレティシアお姉様よ。独り立ちして、うちの系列の会社でこの歳でもう管理職に就いてらっしゃるの」
ファ「わ~、はじめまして!」
レティシア「は、はじめまして。ええと、ヴェロニカのお友達…でもいいのかしら?」
サラ「間違いではないけれど、もっとふさわしい言葉があるわね」
エフラム「おーい、待たせてすまん………おや、その方は?」
ヴェロニカ「かくかくしかじかよ」
レティシア(え、この人テレビで見た事あるわよ!?なぜヴェロニカとあんなに親しく話しているのよ!?)
エフラム「成る程!はじめまして、ヴェロニカの夫のエフラムと申します」
レティシア「ご、ご丁寧にどうも、レティシアで……………………夫?」
サラ「ヴェロニカを含めて、私たちみんな彼の婦人なのよ」
レティシア「………………えーと、その娘も?」
ファ「はーい!」
エフラム「つまり貴女は俺の義姉にあたる訳だな!」
レティシア「………………………………………………………」
レティシア「……成る程、そうだったのね。ごめんなさいねヴェロニカ、何もお祝い出来なくて」
ヴェロニカ「そんな………お姉様も忙しいんだから気にしないで」
レティシア「にしても、あのヴェロニカが引きこもり脱却してお嫁さんだなんて………頑張ってね」
レティシア「エフラムさんも、不祥の妹ですが、よろしくお願いしますわ」
エフラム「ああ、旦那として、ヴェロニカは生涯守り抜こう!」
ヴェロニカ「………ありがとう、お姉様///」
レティシア「ふふふ…」ニコリ

 

【その夜、レティシアさんの住んでるタワマン】
レティシア「ヴェロニカぁぁぁ!!ヴェロニカヴェロニカヴェロニカヴェロニカぁぁぁぁぁぁぁ!!!///」
レティシア「私が厳しく教育されている横でグータラ引きこもり生活してただけの癖に、私より先に結婚とか……どれだけ私をコケにすれば気が済むのよぉぉぉ!!??///」
レティシア「ゴクッ……ゴクッ……ゴクッ………あ゛あ゛あ゛ーーーーっ!!!/////」つス○ゼロ
レティシア「……………はぁ、流石に結婚の話で10近く歳下の妹を恨むのは、みっともないし虚しいわ///」
レティシア「でも私だって、仕事さえ忙しくなければ……///」
レティシア「ああ、出会い欲しい……… ゴクッ……ゴクッ……ゴクッ……」つスト○ロ