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Last-modified: 2022-06-22 (水) 22:52:23

エンブラ「Zzzzzzzzzzzzz」
エンブラ「…………はっ………まぁた寝すぎちゃったわぁ……」
エンブラ「だるぅ………」
エンブラ「神の寄り合い…ン百年サボったっけぇ……あ、メールきてるぅ…げ」
エンブラ「顔出せ顔出せ仕事しろって……クソ真面目なアスクも眷族もうぜぇぇ……」
エンブラ「掲示板掲示板……」
エンブラ「うはぁwwwwwアスクの悪口バラマキサイコぉぉwwwwwでふふふふふふwwww」
エンブラ「…コピペ爆撃めんどくなってきたぁ……」
エンブラ「そおだしぃ、私の血ぃわけた一族がいたっけぇ……あいつらに憑いて手伝わせよぉ……」
エンブラ「どこにいんの? あ……感じたぁ……」
エンブラ「私のぉ、精神を飛ばしてぇ…それぇ憑依ぃぃ……」

 

にゅるぅ

 

エンブラ(……でふふふふふ、この身体を使ってぇ、悪口拡散…私本体は寝てられるしぃ」
?????「もご、もごご?」
エンブラ?(な、なにぃ……?口の中にぃ、熱くって固くって生臭い……え?)
ファ「ヴェロニカおねーちゃん、お口でご奉仕してる時におしゃべりしちゃいけないんだよー」
エフラム「………っヴェロニカ……っ」
ヴェロニカ(エンブラ憑き)「へぶっ、げほげほげほっ!?」
エフラム「すまん、大丈夫か?」
ノノ「あーあ、もったいなーい。ゴックンしないで吐いちゃった」
エンブラ(でふはぁぁぁぁぁぁぁぁ!?く、口ん中に!?アレの香りが!?感触が!?生臭っ!?雄くさっ!?何してるん、私の血持ちぃぃぃ!?)
エンブラ(た、た、たまらなっ!?うげぇふっ!?た、退散んんんんぅ!)ぬるぅ

 

ヴェロニカ「あ、あっれ…今何か意識が飛んで……体に何か入ってきて、そして抜けてったような……」
サクラ「具合でも悪いです?回復します?」
ミタマ「夜伽は私たちに任せてお休みになったほうが」
ヴェロニカ「え、いや、特に……あ。あれ?」
ナーガ(なんだか知った者の気配を感じましたが…もう退散したようですね…)

 

エンブラ「むうぅ…この前は妙なことになったけどぉ…自由に憑ける体はいるし…もう一回…今度は大丈夫でしょ…」

 

ヴェロニカ「あ…ああ…!すごい…また…来る…ぅ…!」
エフラム「…っ…俺も…」
ヴェロニカ「ん…一緒に…え?ちょ…なに…!?あ…!な…なにこれぇ…!?…っ!んうぅ…っ!?あ…は…ぁ…はぁ…お…くに…あついのがぁ…」

 

エンブラ「はぁ…はぁ…な…なにがなんだか…凄かったとしか分からなかったぁ…と、とりあえず…着替え多めに買っとこぉ…次からに備えて…」

 

ヴェロニカ「さいきんエフラムに抱かれてるときに意識がおかしくなる気がする…」
サラ「単に体力切れで意識飛んでるだけでしょ、もっと運動して体力つけたら?」
ヴェロニカ「そういうのとは何かちがう気が…」

 

エンブラ「ひぃ…はあ…あの連中…私が憑く度にあんなに激しく…憑きっぱなしだと私がもたないぃ…で…でも次はどんな…」
ユンヌ「はーい、来てやったわよ」
エンブラ「はあ!?呼んでねーしぃ!?つか勝手に入って来んなぁ…!」
ナーガ「しかし散らかってる部屋ですね、掃除はしないのですか?」
エンブラ「あんたも来てたの…いいんだよ信徒どもに掃除させっからぁ…」
ユンヌ「そんなことより顔くらい見せなさいよ、電話にもメールにもチャットにも反応ないから様子見に来ることになっちゃったじゃない」
エンブラ「うぜー…いいから帰れぇ…私は忙しいぃ…」
ナーガ「血族の娘に憑依して夜の営みの感覚を体験することにですか!?」
エンブラ「でふっ!?ななな何のことぉ…?」
ナーガ「とぼけても無駄ですよ、何度も気配を感知すれば確信もできます。同じ夫を持つ身としてあの子の様子の違いも気にかかりましたし」
ユンヌ「今のところ知ってるのは私達のみだけど、言っとくけど私の口は細身の剣より軽いからね」
ナーガ「皆に顔を見せてくれますね?」
エンブラ「ぐ…でも面倒すぎぃ…」
ユンヌ「『エンブラ、血族に憑依して夜の快楽体験にハマり中』とチャットに書き込…」
エンブラ「行きゃいいんだろぉ!?」