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Last-modified: 2021-11-30 (火) 23:58:30

クロード「目安箱ん中、思った以上に溜まってんなー」
ディミトリ「なら、早速開封していくか」
エーデルガルト「まずは…早速濃い内容ね」
『下半身を露出した変態に遭遇しました。ブザーを鳴らして事なきを得ましたが、対策を求めます』
ディミトリ「対策…か。クロード、防犯グッズでも作ったらどうなんだ」
クロード「既に作って出品中。結構ウケ良いぜ?」
エーデルガルト「その辺は流石と言うべきかしら?私が相談者の立場ならその汚いモノを叩き切ってるけど」
クロード「えげつねえな…。まあ防犯グッズは勿論、俺にかかりゃ学校などの建物を要塞にする事だって出来るね。
まあ、それは置いといてと。ウチの女子達の対応例を幾つか挙げてみる」
『動物は強い子孫を残すために、強い相手を探しますけど…そんな(ピーーーー)では見向きもされないのは当然ですね』
クロード「ひでぇ…。これ言われたら殆どの男連中は立ち直れんと思うわ…」
ディミトリ「やめてやってくれ…自業自得とは言え流石に哀れすぎる…」
エーデルガルト「ちなみにこの対応法を取ったのは金鹿の女生徒よ。相手は神のお告げを良いように利用して、嫌らしいことをしようとした悪徳神父だし良いんじゃない?」
クロード「ウチの学級の女子でそんな丁寧な言葉遣いをするといったら…」
ディミトリ「まさか…」
クロード「…ヒルダ達の影響だろうな。恐ろし過ぎるわ」
ディミトリ「…一緒にいる時間、もう少し増やせるかスケジュール調整してみるかな。心配でもあるし」
エーデルガルト「そうしなさい。ちなみに被害者の悪徳神父は大泣きしながら去っていったみたい(まあずっと守られっぱなしなのは嫌だって彼女自身も言ってたけどね)」

 

クロード「…えーと、その他の対応は」
『ゴム手袋を着用して(ピーーーー)を握りつぶしました。千切った方が良かったでしょうか』
エーデルガルト「ちなみにこれはトラキア中の女子ね」
ディミトリ「その系統の攻撃はどんな恨みを買っていても絶対にやられたくない…」
クロード「…その女子達にガードとか防犯グッズいらなくね?前者の場合は変質者の心が死んでるし、後者に至ったらよ、もう一生使える機会ないじゃん」
ディミトリ「聞いてる俺達も恐ろしいんだが」
クロード「ホントに笑えねえ」
エーデルガルト「そこまで痛いものなの?」
クロード「女性にあの痛みは一生分からん」
ディミトリ「冗談抜きに大半の人間はうずくまるし泣くのも珍しくない」
エーデルガルト「そ、そこまでのモノなのね…。こないだ葉っぱがキラーアクスの必殺貰ってたけどすぐに立ち直ってたから大丈夫かなって」
ディミトリ「エーデルガルト、葉っぱの場合は去勢されてもまた生えてくるだろうから問題はない。だが、紋章町の大半の男子を代表して俺達から言わせてもらう」
ディミ・クロ「「どんなに恨みがあってもそういう系統のマネは辞めてくれ。ホントにシャレにならんから」」
エーデルガルト「しないわよ…。切実なのは分かるし、本当に意図的な変態行為でも取られない限りはそんな真似はしないわ」
クロード「ていうかこの街の女性達パワフル過ぎるだろ。なんで心を粉砕するか物理的にアレを潰すんよ…」
ディミトリ「ブザーとかあるんだし、もう少し平和な解決は出来んのか…」
エーデルガルト「他はともかく、ベルクローゼンや大賢者みたいな連中にそんな遠慮はいらないと思うけど?」

 

ディミトリ「他の対応としては…む、これも校外か」
『KINNIKUをペロってアヘ顔にしてしまいました』
エーデルガルト「な、なんですって…」
ディミトリ「お、恐ろしい…。変質者でも凄まじいKINNIKUを持っていたらこんな目に合うのか…!」
クロード「予想上回りすぎwwwKINNIKU淑女ヤバすぎんだろwww」
エーデルガルト「…そういえば最近では西方三島の賊がかなり減ったとか。何かオスティアに改心した賊達が向かったって…」
クロード「ペロられて改心ってどないなっとんねん…。現実に理解が追いつかんのだが」
ディミトリ「そういえばシルヴァンの兄も最近では改心してオスティアに行ったって噂が…」
エーデルガルト「KINNIKU淑女には警察でも手を焼く賊を改心させる力があるの!?」
クロード「ガチムチに限るとはいえどセラピーに入んのかね、コレ。だとすりゃある意味発見だよ、発見」
ディミトリ「嫌なセラピーだな…」
クロード「そのセラピーをやらずに改心させたいならウチで相談に乗ることも…」
エーデルガルト「改造は最後の手段に取っておきなさい」
クロード「なんっつーか対応法が濃すぎんだろ。また集まったら開こうぜ」
ディミトリ「もう一枚は…どれどれ」
エーデルガルト「これで最後にしましょう」
『カミュと私の愛のメモリアルが消えてしまいました…。どうしたら元に戻るのでしょう…』
クロード「無理!却下!諦めろ!以上!!俺らにどないせいっちゅーねん…。ドロドロに干渉するのは嫌だぜ?」
ディミトリ「正直アカネイアの上層部が悪いよな…。大半は離婚した主人について行ったみたいだし」
エーデルガルト「まあここまでにしましょう。ちなみにハーディンさんは妖精も側にいるからか、凄く伸び伸びと仕事してるみたいよ」

 

終わり

 

リリーナ「デュフフフwwwぺーろぺろぺろハァハァハァハァ……」
山賊A「おひょっ、く、くちゅぐったい…アヘェ!」
山賊B「ああ……いままで疎まれ拗ねてグレて生きてきたけど……こんなに求められたことがあっただろうか…」
山賊C「癒されていく……グレきった心が……」キラキラキラ