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Last-modified: 2022-12-12 (月) 00:12:56

スラシル(エンブラ)「よっと…憑依完了…さぁて…今日はどうしてやろうかぁ…」
エフラム「ん…そこにいたか、あの様子だと…なあ、少しいいか?」
スラシル(エンブラ)「なに?お誘い…?全く仕方ない奴…まあこの体で存分…でふふふ」
サラ「…今心の声聞いたわ、やっぱりスラシルじゃないわね」
ヴェロニカ「…やっぱりうちの神様じゃないの」
エフラム「予想通りだったか…」
スラシル(エンブラ)「でふっ!?なんでバレた!?今までバレなかったのにぃ…」
サラ「夜はみんなテンション上がってるから多少普段と違っててもそこまで気にしなかったけど…」
ヴェロニカ「昨日のおやつのケーキ食べたの大人の私が覚えてなかったから、意識を乗っ取られてる可能性があると思った」
スラシル(エンブラ)「く…まさかおやつでバレるとは…でも憑依の主導権は私にあるぅ…この体は私の好きに…」
エフラム「いや、そんなことをする必要はないから、普通に自分の体で来ればいいだろう」
スラシル(エンブラ)「…は?」
エフラム「ヴェロニカ達の体を勝手に使うのをやめてほしいだけで、遊びに来るなら歓迎するぞ」
スラシル(エンブラ)「…そ、そういうことじゃなくて…私は別の体で安全に好き放題したいだけ…」
サラ「ヴェロニカの体でそういうことするのを野放しにはできないの、止めるならうちの空き部屋を神殿の出張所みたいにして好きに寝泊まりしていいから」
スラシル(エンブラ)「こ、この私が人間の提案に簡単に乗るとでもぉ…」
エフラム「勝手に憑依しないなら食事やおやつくらい出すぞ、ヴェロニカのところの神なんだろう?」
ヴェロニカ「あとメイドに言えば掃除とか洗濯とかやってくれるし、好きなだけ寝ればいいし、wifiも使っていいけど」
スラシル(エンブラ)「………」

 

エンブラ「あー…今日のおやつは駅前のスイーツショップの限定のケーキがいい…それまで寝るぅ…」
スラシル「はあ…もう勝手に体使われる心配はないのね…私もおやつの時間まで寝るわ」
ヴェロニカ「やっと一安心ね…私はソシャゲのデイリーでも消化しとこ…」
ベルナデッタ「問題解決してよかったね、ベルはそろそろ漫画の入稿ががが…こ、これは徹夜しないと…」
エフラム「とりあえず、丸く収まった…のか?」
サラ「でも…解決するためとはいえこれで引きこもりが4人になったわね…」

 

大人チキ「私も寝るから…夜になるかエフラムが私を抱きたくなったら起こして…」
ナーガ「私も同じ条件で…お休みなさい…」
アメリア「これは…引きこもりのライン越えてるのかな…」
エマ「ギリギリかなあ…」