77-272

Last-modified: 2023-02-21 (火) 22:25:05

ユリウス「焼くべ焼くべ。羊肉も牛肉もダスカーベアも。良い香りするなぁ」
フォレオ「エレオス地区解禁であちこちから人が来てるみたいですね。この焼肉屋さん」
イシュタル「家族連れも多いようです。私たちもある意味…///」
ユリア「惚気ないでください義姉様。ほら、兄様も鼻の下伸ばさないでください。両脇にお二人座らせて対面に私が座る構図はちょっと落ち着かないんですが」
ユリウス「べ、別にデレデレしてねーし。いいから追加頼むぞ」
ユリア(ほんと、いつフォレオさんが男だって気がつくんでしょう……?セリス様の時も男と理解しつつも可愛すぎていろんな意味で目覚めかけてましたが)

 

ロサード「はーい、牛肉追加お持ちしましたぁ~~~♪」
ユリウス「おう、ありがとう」
ロサード「はっ!?」
フォレオ「あっ!?」
ロサード(こ、この子……とてもすごく可愛いぃぃぃぃ!?)
フォレオ(な、なんてこと……ぼ、僕より可愛いだなんて!?こんな敗北感はセリス君と知り合って以来です!?)
ロサード(ま、負けられない!俺の可愛さより上をいくなんて…いや、俺の方が可愛いって事を示して見せる!)
フォレオ(可愛さに全振りした僕として…負けられない相手に出会った予感が…!)
ユリウス「あ、あのー……どうかしたのお前ら?なんで無言でにらみ合ってんの?知り合いなの?」
ロサード「お客様!」
ユリウス「へ?はい?何?」
ロサード「本日、網屋開店特別サービス実施中でぇす♪可愛い俺の「はい、あーん♪」をご堪能くださぁい♪」 つ 肉
ユリウス「お、おう……はむ……んめぇ……/////」(あっれ、この店員さん。よく見るとすげー美少女じゃん……)
ロサード ニヤ
フォレオ「!?ゆ、ユリウス君!こっちも美味しいですよ!どおぞ。はい、あーん♪」
ユリウス「あ、うん。もぐ……んまぁぁぁい//////」(フォレオも相変わらず可愛いなぁ。モテ期来てる?俺…にふふふ)
ロサード(くっ、負けないし!俺の方が可愛いって事をこの可愛いヤツに見せる!たぶん彼氏っぽいのを落して!)
フォレオ(負けませんよ!僕の方が可愛いんです!ユリウス君は渡しませんから!)

 

イシュタル ニコニコ
ユリア「あの…義姉様。なんかバトルっぽい張り合いが始まってるんですが……」
イシュタル「そうですねえ。さすがユリウス様。よくモテられます」
ユリア「よろしんですか?ああ、あんなにデレデレして。まったく…」
イシュタル「よろしいのですよ。これもユリウス様の魅力でしょうしそれに…」
ユリア「それに?」
イシュタル小声「どちらも男の子ですし」
ユリア「…セリス様で慣れてますけど…それでもちょっとびっくりです。よくわかりましたね?」
イシュタル「あ、もう少し小さな声で。ええ……華奢ですけど体つきや声で、ね」
ユリア「ユリウス兄様は……まったく気がついてませんね……あんな幸せそうな顔して」
イシュタル「フォレオ君とも付き合ってけっこうたちますけど未だに気がついてませんからね」

 

ユリウス「いやー美味かった美味かった。また来るねーロサードちゃん♪」
ロサード「ふふふっ、お待ちしてまぁす♪」 ウインク
ユリウス「/////」
フォレオ「ゆ、ユリウス君!いきましょう!」腕組
ユリウス「う、うん。ふふふー////」

 

イシュタル「ああ、ますますどんどん沼にはまってしまわれて、ユリア様。内緒ですよ?」
ユリア「え、ええ……ご本人同士が明かすまでは…ですけど…」

 

ユリシーズ「焼肉屋である男が言ってましたたな…『焼かれてこそ価値がある』と」
アスク「だが焼きすぎて燃えカスになったら何の意味もないけどな」